5.会話、グランドマスター
昨日の昼投稿しようとしてたのですが、日付を間違えてました………。
『そんなスキルを持つ俺に何か言いたい事はあるか?』
驚きで固まった俺に対して、セルディマが問う。
さて、色々バレてるっぽい相手にどうするか………。
ちなみに、現在のステータスはこんな感じだ。
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名前:レイ
Lv:109
種族:精霊竜
年齢:11歳
性別:男
職業:精霊王
HP:227/227
MP:428/428
STR:A
VIT:C
INT:A
MID:C
DEX:B
AGI:C
LUK:S
《称号》
【女群集の王】【真祖妖精族の友】【王の系譜】【神狼の兄】【剣豪の弟子】【黄泉還】【母の愛】【精霊の王】【竜殺し】
《スキル》
・物理系
【剣術Lv.2】
・魔法系
【魔力弾】【浮遊剣】【噴火】【二重噴火】【金魔光砲】【魔力爆散】【勇士の飛蹴】【竜の息吹】
・強化系
【王覇】【二重詠唱】【連撃】【竜装】【咆哮】【閃手】
・移動系
【縮地】【魔翼】【空天】【高速飛行】
・操作系
【魔力操作】
・耐性系
【魔法耐性Lv.5】
・生産系
【料理Lv.1】
・回復系
【回復魔法Lv.4】【継続回復】
・探知系
【魔力探知】【精霊眼】
・妨害系
【魔力遮断】
・特殊系
【念話】【血の眷属】【眷属念話】【精霊念話】【従属】【召喚】
《借用スキル》
【転移】【空間収納】【充填】
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さて、ガーベラを倒して変わったところを見て行こう。
まずレベルだが、ドラゴン一体を倒しただけで15以上も上がった。流石ドラゴン。目標の母さんまでもう少しだ。
そして種族が『精霊竜』という、人ですらなくなったせい?おかげ?で、HPが50以上も跳ね上がった。これに関しては母さんを超える事が出来た。
MP?
使い切り戦法が出来なくなるくらい増えたはずなのに、未だに緩やかに増えているんですよねぇ………。
そしてステータスだが、STRが遂にAになった。
やったぁ!
脳筋気味なワタクシとしては物凄く嬉しいでございますよ。
他のステータスは表示上は変わっていない。
今更だけど【魔法耐性Lv.5】持ってて、MID:Cという矛盾。
どうやら俺は巣の防御力はそんなに高くないらしい。それでも普通より上だけどな!
スキルについては、ガーベラ戦で覚えたものばっかりだ。
【咆哮】は、初めに叫んだアレだ。
効果は、精神高揚と共にステータスが上がるという、【感情爆発】を自分で切り替えするようなスキルだ。
これからは全力で行く時は叫んでいく所存。
【魔翼】もその名の通りアレ。
魔力を外で構築し、羽にするというものだ。
どうやらあれは、【精霊憑依】の効果ではなくこのスキルの効果だったらしい。
【閃手】は、聖剣を拾う時に使った【閃光張手】が俺専用のスキルになったようだ。
使った瞬間に右手に雷光が走り一瞬だけ高速で動かせる、と言う効果だった。
「俺のターン!」とか言いながら、全力で横スイングはリアルでやってみたかった。
【回天】も、あのぐるっと横回転して腕を避けたアレだ。
右腕か左腕から【噴火】を噴出して、任意の方向に立体的に避ける事が出来る。
【高速飛行】も同様に、【噴火】を使って一方向に移動するスキルだ。
回避系スキルが増えたが使いこなせる気がしないんですよねぇ………。
クリス先生とシロと特訓する予定だ。
【竜装】は前説明した通り、ガーベラの鱗を纏うスキルだ。
【竜の息吹】は、ガーベラが使ったあのブレスだ。
魔力を霧状に噴射するスキルだが、威力はあんまり高くないし、魔力効率はかなり悪いという使い勝手の悪いスキルだ。俺じゃなきゃ諦めちゃうねぇ。
だがメイン効果は、当たった部分の魔力を消し飛ばす事が出来るという中々癖のある効果だ。攻撃範囲がある程度広いので、集団では味方ごと巻き込んでしまうのが難点か。使いどころが難しいなぁ。
自分のステータスを振り返って思う。
スキル数、凄いおかしいなぁ………。
この世界で十以上スキルを持っていると多い方に含まれる。
それに比べ、何だ俺のスキル数は!多すぎるわ!自分で把握しきれてない物すらあるこの現状。【料理Lv.1】とか、いつ取ったよ………。
とまぁ長くなったが要約すると、こんな感じの俺のステータスなど見られたら困る物しかない。
それが全て見られているとなると………………本当どうしようか?
「さて、僕はどうしたらいいでしょうかね?」
もうどうすればいいかわかんなくなったので、本人に聞いてみようと思う。
『ここで丸投げって、アホなのか余裕の表れなのか………』
「コイツはアホで間違いないよ」
俺の返答はセルディマの予想外だったようだ。
そして、さりげなくオルがひどい。
「だって、僕のステータス見たからって中身がわかっただけで、僕の実際の見た目分かんないでしょう?」
何のためのガスマスクとフード、口調の変化かと。
まぁ、スキル構成と職業知られたのは致命傷なんですがね。こういうのを『致命傷で済んだ』と言うべきか。
『まぁ正直な話、お前さんの言うとおりだぜ。俺も通り過ぎる人全員に【鑑定】掛けるほど暇じゃねぇしな』
水晶ごしに肩を竦めて見せるセルディマ。
『それに正直な話、お前さんと勝負なんて事になったら周辺諸共ぶっ壊しながらの戦闘になりそうだしな。俺はやりたくねぇな』
「僕のスキルを見てそのセリフを言う自信があるのなら、僕も戦いたくはありませんね」
俺のこのスキルを見て、尚戦えると言ってるセルディマはガチで強いんだろう。伊達に『人類最強』じゃないな。
「まぁ、アタイの孫に手を出そうものなら、アタイが黙ってないけどね」
『………何ィ?』
そう言って、オルが俺の肩を組んでくる。
てか、ちょっ、おい!それ言っちゃってよかったのかよ!
オルの方を振り返ってしまった俺とオルの目が合う。
「別に構わないだろ?それが分かったからって特定される訳でも無いだろ?アタイは自分の孫を自慢したいくてしょうがないんだよ」
「いや、そうだけども………」
俺は思わず右手で自分の頭をおさえる。
なんでそんな嬉しそうに俺の事を紹介するんですかねぇ………。何も言えないじゃないか………。
『なぁもしかしてなんだけども、冗談だと思って流してた情報なんだが』
「ん?なんだい?」
『この前の飛竜撃退の際にな、氷の鎧を纏って、氷の剣と盾を装備して、氷の羽で空を飛んでたフードの魔術師の情報が入ってるんだが、まさかな?』
セルディマは、凄い疑わしそうな眼をしながらこっちを見ている。
あちゃー、やっぱり目立ってたか。
どうしようもなくて、SOSを出してしまった俺の落ち度だな………。
「あぁ、偶然だろうよ」
何の躊躇いも無く白を切るオル。すげー、全く表情を変えずに言いやがった。
『常人には不可能なほどの氷の槍を連射しながら【槍連砲】と唱えていたそうだが?』
セルディマ、確信してるじゃねぇかよ!
「あぁ、偶然だろうよ」
再度何の躊躇いも無く白を切るオル。すげー、また全く表情を変えずに言いやがった。
っていうかもしかして、これ以外にセリフが思いつかないだけなんじゃ………?
『はぁ………』
ほら、向こうも頭を押さえてるよ。
「そうなりますよね………」
『お前も分かるか………』
「なんだい、二人して?」
セルディマと何か繋がりが出来た気がする。
『やっぱお前いい奴だわ。そんなお前に良い事を教えてやろう』
「ん?何でしょう?」
いい事?
『俺の【健康】が無効化するのはは、只の状態異常だけじゃないんだよ』
「ほう」
『呪いや病、称号も効かないんだ』
「………お?」
『つまりな、お前の称号の効果は俺に効かねぇんだわ』
「是非お友達になりましょうッ!」
思わず水晶に顔を寄せてしまう。
『うぉ!?すっげぇ食い気味だな………』
俺への嫌悪感が無い男なんて、希少すぎるんだよ!




