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プロローグ

 本格的な戦闘が始まるのは6話目くらいからなので、最初の方は設定や主人公の人間関係等をお楽しみ下さい。

 投稿ペースは毎日2話分投稿するつもりです。

 短い連載小説ですが、よろしくお願いします。

 世界が統一され『人類統一連邦政府』が樹立して二十年が経った頃の話だ。

 それまで平和だった世界は、突如として地獄のどん底へ叩き落とされるのであった。

 『フリークス』を名乗る“反人類統一連邦政府組織”によって、瞬く間にヨーロッパと北アメリカ大陸が蹂躙され支配下に置かれてしまった。

 勿論、何者かによる侵略を想定していた『人類統一連邦政府軍』は、必死に抵抗をした。が、『フリークス』は『不死人(アンデッド)』という化け物を擁して、世界侵略に踏み出したのだ。

 『不死人』とは“ゾンビ”や“グール”等の死体を再生させて作った化け物や、“ゴブリン”や“オーク”といった意思を持った化け物の総称であり、その名の通り頑強で銃弾などものともせず進軍する死の軍隊である。弱点である頭か心臓を撃ち抜かなければ、殺しきれない厄介な存在であった。

 そんな化け物に襲われたアメリカやヨーロッパは、僅かな足止めしか行う事が出来ずに敗走してしまった。

 しかし、人類側はその僅かな足止め期間の内に、『不死人』に対抗する新たな兵器の開発に至った。

 先ずは『対不死人弾』である。

 これは『不死人』の体に毛細血管のように張り巡らされた『不死人(アンデッド)因子』を破壊する銃弾である。これにより、『不死人』の不死性を緩和する事に成功した。

 次に『適性銃器』と『ガンスリンガー』である。

 『適性銃器』は人類の持てる科学と神秘の粋を集めて造られた銃器で、決して動作不良も故障もしないという夢のような兵器である。これを人間の体に埋め込む事により、いつでも何処でも召喚し装備できるという画期的な銃器であった。

 この『適性銃器』を体に埋め込んだ兵士の事を、『ガンスリンガー』と呼んだ。

 『ガンスリンガー』になると基礎体力や反射神経が活性化し、驚異的な力を発揮する事が出来るようになる。更に特筆すべきは、自分の『適性銃器』に合った銃弾なら、どんな弾種でもマガジンごと呼び出せるという、決して弾切れを起こさないという特徴があった。ただし欠点があり、『適性銃器』と適合するのは十代から二十代前半の若者に限るという点であった。

 それでもこれらの新兵器を駆使して、『人類統一連邦政府軍』は、大反攻作戦を展開し、見事勝利をもぎ取った。

 それから更に二十年が経った。

 今でも『不死人』は存在し、人類を脅かしている。

 そんな中、人類は新たな進化を遂げ『ハイヒューマン』と呼ばれる存在が生まれ始めた。

 果たして人類は『不死人』の脅威を振り切る事が出きるのだろうか。

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