帰り道と星空
『夢』で星空をよく見ると書いたら、星空が出てくる夢を見た。
私の見る星空はいつも満天。
星座も分かることがあるし、それが徐々に動いているさまも見える。
そんな私。
どこかからの帰り道。まだ夕方に差し掛かったところ。
夕焼けも見えない。
自転車で家族とどこかへ出かけていて、自宅へ向かって帰っていくところ。
どこかでお祭りがあるらしく、交通規制がされていて、裏道を通らなくてはならなくなった。
裏道のことを家族はよく知っていて、ずんずん進んでいく。
要領が悪くて方向音痴の私は、なぜかその家族に置いていかれてしまった。
いや、なぜか。
人集りに自転車を止めてしまったから。
それでも進んでいくのだが、なかなか進めない。
いつのまにか、弟を追い越していたらしい。
私は自転車から降りて、その弟を待っていた。
合流して、何か喋ったあと、
私はなぜかストレッチャーに乗せられていた。この頃は、夕焼けの時刻。当たりは橙色に染まってきていた。
どこが悪いのかは分からない。だけど、ストレッチャーに乗せられて、そばには弟。
一応続きの夢らしい。
ストレッチャーが向かう場所は、やっぱり自宅。
自宅に帰ると、私は自らそのストレッチャーから降りて、弟と別れる。
空を見上げると、満天の星が降り注いでいた。
星座を探すが、星座はない。
だけど、この嬉しさを伝えたくて近所の方と母に星空の存在を伝えている。
母がカメラを持ってきて、星空を写真に収めようとしているが、手ぶれして綺麗に撮れない。
私が代わってカメラを向けるが、カメラの使い方が分からずグズグズしていた。
シャッターが押せた。
それなのに、今度は雲に邪魔をされる。
しかし、帰ってきた方向を眺めると、また星空が満天だった。
カメラは諦め、その星空を眺める。
満天の星空に流れ星が幾つも流れる。
そんな夢を見た。














