お祝いなのかな?
今、私は週に一度実家の仕事の手伝いで運転をしている。
そんなこともあってか、運転の夢を見た。
軽トラックに乗って運転しているのはいつものこと。
それなのに、椅子をずっと後ろに下げていて、ブレーキに足が踏み込めない。
そのために周りすら見えない状態。
それなのに、運転をしているのだ。
隣には父が乗っていて、普通ならそれを指摘しそうなものなのに、目的地の道を間違った時だけ「なんで曲がらんかった?」と言うだけ。
だって、見えないんだもの。直前までその道が。
しかも、すぐ横に他の自動車が来ない限り、それも見えていない。
ルームミラーを触ってみるが、あまり変わらないようだ。
なんとか事故を起こさないように、踏み込めないブレーキを踏みながら、運転しているだけなのだもの。
いつもは通らない道。
自動車専用道路に入り、そのまま大きな事故もなく降りていく。
気付けばお腹も減ってきた。お昼時なのだ。
父がお昼を提案する。確かこの辺りに食べるところがあったからと。
付いた先は、うどん屋さん。
ちゃんとバックで駐車して、店に入る。私の入った方は、今から思えば巨人用。上がり框が私の背の半分くらいある場所だった。
飛び上がろうとするけれど、あとわずかで足は引っかからず、そのまま地面に戻ってしまう。
やっと上ったけれど、もう一段。これで失敗したら、全部落下?と考えるだけで怖い高さだ。
そのもう一段上がった向こうから、職場の友達の声がしたので、覗いてみると別の入り口から入ってくる姿が見えた。
あっちにも玄関があるんだ……。
そのころは、父の存在が消えていたのだけど、私はまったく気にしていない。
別の入り口にたどり着き、気にすることは靴のこと。
靴はさっきの巨人の靴箱にあるのだ。
だけど、お腹が減っている。だから、お店の人に通されるまま、奥へと進んでいったら、私を労うテーブルがあった。
小さなホールケーキには誕生日プレート。
文字が何か書いてあるが、誕生日祝いの言葉じゃなかったことだけは覚えているが、何が書いてあったのかは覚えていない。
メニューを開くと、うどんとそば。そして、スイーツが。クレープやケーキ。果物を包んだようなスイーツの写真があった。
うどんとそば、そして、スイーツで有名な店らしい。
集まってきたみんなにご苦労様と言われている私。
そんな夢を見た。
結局何にも食べていないから、満腹にはなってないの……。
お腹減ってたのかなぁ?














