表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

81/110

女神やってまーす


「それでは皆さん!注目!

こちらに視線を釘付けして!」


リリスは薄紫の裸体を晒して、手を振り振りしている。


皆は一旦露天風呂から上がって、小休止している。

シロエとクロエが岩を魔法で造形して

10mもある長いテーブルと椅子を作った。

テーブルと椅子の下まで温泉が引いてあり、くるぶしまでの深さしかないけど足湯が出来るようになっている。


椅子も長椅子で、人が通れるように三等分に分けてある。

そこへ一糸纏わぬ姿のみんなが、思い思いに座って勢揃いしている。


グレイとシェリルにマレーヌ。

シロエとクロエとイチ。

デモスにリーダ。

ラミアとサミア。


そしてテーブルの端っこにリリス。


今はお茶の時間だ。


そしてそこにもう一人裸の女が増えている。

赤いショートカットの髪で赤い瞳の少女。


リリスは隣に佇む少女に手をかざして


「皆サーンご注目!

このかわいこちゃんの名前はアズラ!

今日から皆様のお世話係として呼び寄せました。

こう見えてボクの妹で女神やってまーす!

ちなみに本体は別の場所にいて、この娘は分身になりまーす!

ですから色々スペックが抑えられているので、基本戦わないでメイドとして同行しまーす!

もちろん嫁候補でーす!

何かご質問は?」


「あの。宜しいですか?」


マレーヌが手を上げる


「ではマレーヌさん!どうぞ!」


マレーヌはビッグマシュマロをポインポインと揺らしながら立ち上がる


「聞き間違いでなければ、アズラさん。

女神と聞きましたが……」


アズラが答える


「はい。女神です。ですがわたしは分身になるので、気にしないで仲間として扱ってください。

それとわたしは分身ですが、やり取りは全て本体は把握しています。

フェル……グレイの嫁の一席に連なるのが条件で、メイド契約を結びました」


「もうひとつ宜しいですか?」

「どうぞ」


アズラは同意する


「わたくしとグレイさんの結婚指輪を作られたお方の名前がアズラさんと聞きましたが、その御本人様でしょうか?」


マレーヌの問いに頷き


「はい。私が作りました。ルルワ姉様が付与した効果、つまりはどんなに離れていてもグレイと1分間だけこ言葉を交わせる魔法が付与してあります。それだけではありません。もしそこのシェリルさんの指輪が近くにあれば合わせて2分の所、続けてなら3分間会話が出来ます。

そして二人の言葉はグレイさんに聞こえます。

つまり三人で仲良く会話できるのです。

他にも秘密がありますが、それはまだ秘密のままです」

「本当に!凄いですね。有り難うございます。大切に致します」


マレーは頭を下げた


「では次の質問は?」

「はい!」


「ではシェリルさん」


シェリルは立ち上がった。

年齢にしてはよくお育ちになったナイスバディーを見せつける


「あの。何だか今日だけでグレイさんの嫁候補さんが三人も加わったのですが、これからもこの調子で増えるのでしょうか?」


シェリルにとっては気が気でない。

新婚そうそう嫁が増殖しそうなので、戸惑っている。

シロエちゃんやクロエちゃんは幼いから成人するまで、恋人&新婚気分を楽しめると思ったけどそうも言ってられない。

何だか蛇の下半身の幻を見てしまったラミアさんも、いつの間にか増えていた双子の妹のサミアさんも、どちらも御貴族様のように品があって絶世の美女。

それにグレイさんとはもう知り合いみたいで、もしかして許嫁か何かだったのかしら?

でも双子揃ってということはあり得ない。


それに突然現れた透き通るような美少女のアズラちゃん。シェリルと近い16歳だけど、何か落ち着いていてこちらも気品がある。

それに胸はそんなに大きくないけど、均整がとれた完璧なプロポーション。

というかルルワが15歳なのに妹が16歳って何?

そんな年齢設定だから気にするなと言われた。

妹だけど、対外的には〈赤の他人〉設定で通すという。


─もうどうでもよいですわ


シェリルは思考を放棄した。

なぜにこんなに美女や美少女がグレイさんの周りに集まっちゃうの?


リリスはそんなシェリルの心配事に答えた。


「えーっと。次の目的地でも一人は増えるでしょうね。

もう一人は状況次第でしょうが、まず間違いなく増えると思うよ。

つまり止まる事を知らない!」


「はあ。そうですか?

そうなんですか?

そうなりますか?

増えますか?

増えまくりますよね?

これから少なくとも五人も増えるのでしょう?

もうどうにでもなれです。

早くグレイさんの子供がほしいです!」


シェリルがプルプル震わせて無理くり納得している。

ついでに胸のプルプルも凄いことになっている。

『グレイさんのフニャフニャが治ったら子供を沢山作って、育てよう!』

もはやそこに逃げ道を見いだすシェリルであった。


それから色々な質問があり、アズラが答えた。


兎に角アズラは、この増えすぎたパーティーメンバーと更に増殖するであろう嫁達の管理をするという。

資金の管理やティータイムの準備、ホテルや宿屋の手配。その他の細々としたことを万事任せろと息巻いている


「私は万能メイドです。

基本的に皆様のお役にたちますが、対外的にはグレイ専用専門メイド兼お嫁さんとしての立ち位置になります。

私の壊れっぷりチート機能が有りますから、下手に能力が知られると私は狙われます。

だからグレイ限定メイドで有ることを他人には徹底してください。

女神の本体はひとつですが、アチコチに分身を同時発生する事が出来ます。ここにも……」


というな否や、五人の裸の美少女アズラが出現した。

そしてそれぞれが茶菓子を用意したり、紅茶を注いだりして瞬く間にティータイムの準備を終える。

そして一人に戻った


「このように同時に複数分身を出現させて、物事を進行させることも出来るのです。

それから夜のお相手も……あんなことをしながら、こんなこともしてあげられるのです。

つきましては今夜から御奉仕したく、直ぐにでも結婚してくださいませんか?

指輪はもう用意してあります」


何もない空間から指輪を二つ取り出す。

そしてグレイに指輪を一つ渡した


「今ここで結婚しましょう。私指輪交換だけでいいですよ」


「はい!異議ありまくり!です!!」


シェリルがビシッと手を上げた!









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ