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ちょっとお風呂回!はじける子馬


グレイ一行はクロエにあんなことがあったのに、今は何事も無かったように宿の【跳ねる子馬亭】で夕食を楽しんでいた。


外はもう闇だ。


グレイ達の他に、客はまばらだ。

ワンテーブルを囲んで、肉料理で舌鼓みをうっている。

前払いだから、儲けようと思えば手抜き料理でも出せるのだが、女将のマレーヌは手を抜かずキチンと熱々の料理を出してくれる。


そんなところにも、好感がもてる。

明日土産に肉でも狩ってこよう。


「マーレ殿!妾に葡萄酒たもう~」


は~い♪という返事と共に、ウェイトレスの格好のシェリルが木の樽に似たジョッキに葡萄酒を持ってきた


「おい。ルルワ。飲み過ぎだ!

それ三杯目だぞ!」

「いいんですよ。グレイさん。サービスサービス!」


カウンターの向こうからマレーヌがにこやかに声をかける


「ほれ(あるじ)よ。マーレもそう言っておる。

妾は良い気分じゃ!無下にぶち壊すでない。

それに……今宵は酔った妾を弄ぶのじゃろ?」


艶っぽい色気でグレイを誘う。

そんなルルワにシェリルの方が顔を赤らめ、ジョッキを置いて慌てて離れる


「おいルルワ。お前が変なこと言ったから、誤解されただろうが!」

「誤解も何も本心じゃ。

もう封印が解かれてから幾日たつ?

もう妾の体は爆発寸前じゃ。

いい加減に抱いてくれろ」


「よし!」


グレイは立ち上がるとルルワをハグし、速攻で離れた


「これでいいだろ?」

「いいわけあるか!

ちゃんと抱けや!お互い何もかも脱ぎ去って、はだ……」


「だ・ま・れ」


奴隷ルルワは命令されて口を押さえてアワアワしている


「あまりシェリルをからかわないで下さいな。

あの子あれですごい純真なのよルルワちゃん」

「からかってなぞおらんぞ。

妾は主にご奉仕するために生きておる。

なんせ我らは主に身も心も捧げた奴隷だからの」


さーーー何だか波が引いたような感じで、マレーヌの血の気が引く。

グレイに向ける目付きがヤバい


「しろえ。ますたと。いっしょに。ねてる」

「クロエ。いつも。おふろ。いっしょに。ハイル」


二人が純真無垢なひとことふたことで、さらにグレイの立場を追い詰める


「シェリルは……シェリルはダメですからね。

そんな……人にはいろいろなご趣味があるのは理解致しますが……その……やっぱりシェリルはダメです!」


なんかマレーヌさん。すごく誤解している


「あの。マーレさん……」


間髪入れずルルワが願望剥き出しに喚く


「今宵。(あるじ)は妾を抱くのじゃ!

妾は責めでも受けでもどちらもいけるぞよ!

じゃが……どちらかといえば責める方が得意かの!

じゃが今宵は主に可愛がって貰おうかの!

存分に妾の体を堪能してくれろ!」


しゃべればしゃべるほど、ぐだぐだになっていく。

ルルワはこれしか頭にない。

めんどくさがりのグレイは説明を放棄した。

奴隷三人が口々にのたまう言葉に、マレーヌのグレイに向ける眼差しは氷点下を下回った


「ところでマーレさん」


グレイは空気を読まずに普通に質問する


「なんでしょうグレイさん。

シェリルならもう自室に下がらせました。

もう眠ったと思います。

近づかないようにお願いいたします」

「いや、そのつもりはない。

昨日も今日も客が少ないようだが、いつもこんなかんじか?」


えっ?とした表情のマーレさん。

シェリルのこと食いつかれると思っていたので、少し面食らっている


「あ、はい。何でもここから三日ほど離れた街で、大規模な山狩りがあるそうです。

モンスターを根こそぎ退治すると、御領主様が壮年の村人を全員徴収したのです。

冒険者も結構いい報酬で、ギルドに貼り出されていました。随分と多く参加したみたいで、その分ここは閑古鳥が鳴いております。

素材は狩った者に権利がついて、更に報酬が出る。

わたしの旦那もそちらへ向かったそうです。

先日伝言がありまして……」


「そうか……それで少ないのか。ありがとう。

後、二十分ほどでオレたちは上がる。

風呂に入りたいが、借りてもいいか?

風呂は沸かさなくてもいい」


マレーヌは頷き


「ええどうぞ。でも、ホントにお湯を沸かさなくてもよろしいので?

なんなら今からシェリルに言い付けて、お風呂を沸かさせますが……あっ、でもその間はグレイさんにはここに居てもらいます!」


よほど信用がないらしい。

グレイは苦笑し


「シェリル寝てるのだろ?起こすの可愛そうだろ?

俺たち入ったらお湯張り直すから後からマーレさんも疲れを取るといい。

魔法でお湯が作れるから大丈夫だ。心配してくれてありがとな」



そしてグレイたちはしばらくして夕食を終え、一時間後にはお風呂に入っていた。







何故か裸のシェリルが目の前にいる。

流石マレーヌの遺伝子を受け継ぐ娘。

顔はまだ幼いが、そこそこ胸もあり……というかルルワより大きい。

身体はいっぱしの女になっている。

一切手で裸体を隠しも恥ずかしがりもせず、羨ましそうに見ている。

お風呂に一緒に入りたいらしい


「シェリル!マーレさんに怒こられる。

さっさとここから出て服を着ろ!」

「お母さんが一緒に入ってもいいって。

グレイさんなら大丈夫だろうって……。

でも変な事されたら叫びなさいって言われた。

いつもわたし一人でお風呂入っていたから、一度みんなで仲良く入ってみたくて……あの……ダメですか?」


裸でモジモジされると何ともだから


「しょうがない。いいぞ。

だが湯船は三人でいっぱいだから、オレはあがる。

お子様三人で入ればいいだろ」


グレイはいつもの格好。

シロエとクロエの両手に花で、お股おっぴろげで、片足づつシロエとクロエの足が絡まっているヤバい格好


「大丈夫ですグレイさん。そこ空いてますよね。

じゃ、お邪魔しまーす♪」


シェリルはいきなりグレイの男の急所のある空き地に鎮座ました。横っ座りでグレイに抱きついている


「なんかお尻にフニャフニャあたってますよ?」

「うるせーシェリル!なにやってる!

ケツを動かすな!オレはあがる」


「座りのいいところ探してるだけです。

それにわたしはグレイさんも含めたみんなで一緒に入りたいのです♪」


ニコニコ嬉しそうに尚更絡み付く。

初めて男に触れたであろうオッパイが、弾力かまして弾んでる。

その様子をジト目で見ているシロエとクロエ


「しぇりる。ずるい。しろえも。そこいい」

「シェリル。うらやましい。クロエモ。そこ。スワリタイ」


「じゃ。みんなで代わり番子しましょ♪」


何だか不穏な感じになってきたのでグレイは叫ぶ


「マーレ!オレがシェリルに変なことされている!

助けろ!」


「はーい!今行きますねー♪」


それから直ぐにマレーヌが現れた。

グレイは絶望した。




何故ならマレーヌも裸だったから……。











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