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ラブホテル


真っ白い空間と言っても、純白ではない。

うっすらと赤みが差していて、ほんのりとピンク掛かっている。その中央に大きな円形のベッドが置いてあった。


直径5メートルはあるだろうか?

その上の方にキラキラ光る玉のような物が浮かんでいる


「あれは何でしょうか?」

「さあ。初めて見る。

爆発はしないだろうね?」


ジュリエッタの疑問に、マーリンは一応答える。

二人同時にセトを見た


「あれはねぇ~。ミラーボールっていうのさ。

光が乱反射して綺麗だろう?」


確かにキラキラして綺麗だ。

それにしてもこの空間。何だか厭らしい気配がする。

セトは真面目腐った顔で


「君達の気持ちを高める為に、ほんのりとした媚薬がこの空間を漂っている。まあ。我を忘れるほどではないし、相手が居なければどうということもない代物だね。でも相手がいると……今よりもっと相手が好きになり、今までよりずっと相手が欲しくなる。

そんな媚薬さ……」


そのせいかしらないけど身体がポッポッと上気して、肌が赤く染まる。女二人の目線が交錯すると、頬も真っ赤になり二人同時に甘い溜め息をついた


「師匠……」

「ここではマーリンと呼んで……」


「わたし……なんだか変な気持ちです。ふわふわしている感じがします」

「わたしも……でもこれはきっと媚薬のせいよ。

あなたがいつもよりもずっとずっと可愛くて愛おしくて大好きなの……」


「わたしもマーリンのこと……いつも綺麗な人だなって……羨ましいな……そう思ってました」

「あら。嬉しい。

可愛いこと言ってくれて……抱き締めちゃう!」


マーリンはジュリエッタに抱き付いた。ジュリエッタも抱き返して、二人は熱く見詰め合う


パンッ!


セトが手を鳴らすと、二人は我に返って慌てて離れる


「まあね。君達がお互いに深く愛し合っているのは分かった。でもね。せっかくそこにベッドがある訳だから、そこで心ゆくまで求め合って欲しいね。ということで……お手伝い」


パン!


セトが軽く両手を合わせると、二人は一瞬でベッドの上に移動した。二人は中腰で向かい合っている


「マーリン……とお呼びしても良いですか?」

「ええ。ジュリエッタ……」


「なんだか気のせいかもしれないけど、このベッド……回転しているような気がするのですが?」

「ホントね。ゆっくりと回っているわね。

ねぇ。セト。このベッドの仕様。あなたが考えたの?」


マーリンはベッドの上でジュリエッタとまた抱き合いながら聞いた


「いいや。何でもカップル限定のホテルがあってね。

巷ではラブホテルなんて言われていたけど、まあ、キメラ素材の冒険者の記憶を覗いたら、見れた訳よ。

それをアレンジして再現したみたのさ。

ホントはベッドの周りに大きな姿見があるのだけどね」

「姿見って鏡よね。

なぜそんなのが必要なの?」


セトはククッと笑い


「お互いの恥ずかしい姿態を眺めるのさ。

特に男女の場合、繋がってるのを眺めて喜んでいるね。いろんな体位を鏡に映して楽しんでいるのさ」

「セト様……そんなの見て、世間の男女は楽しいのですか?」


「おや?ジュリエッタ。興味あるかい?

まあ。楽しいのだろうね。ボクには分からないけど。

ここに鏡が無いのは、あると気になって恥じらって自分を抑えてしまうでしょ?

気になるなら、好きな人とラブホに行けば良いと思うね。

ということで!お話はお仕舞い。

ボクがいると気が散るだろうから、ボクは姿を消すよ。ただ。見られていることはお忘れなく。では。思う存分。快楽を貪ってください」


そう言葉を残してセトは跡形もなく消えた。

だがここはセトの作り出した亜空間。消えたのは姿だけで、本体はここに有るのだろう。


でも……あからさまな男の姿が消えたら、気持ちが高ぶるから不思議……。

ジュリエッタとマーリンは互いの両手を合わせて


「マーリン……。

これから……どうするの?」

「どうしてほしい?

ジュリーの要望通りにするよ」


「わたしは……全然経験がないので、お任せします。

でも……優しくして頂けると……嬉しいです」


ジュリエッタは恥ずかしそうに俯く


「恋人が久しぶりに逢えたら、どうすると思う?」

「それは……抱き合って……口付けでしょうか?」


「正解……さあ。どうして欲しい?」

「口付け……してほ……?!」


マーリンはジュリエッタの唇を塞いだ。

ジュリエッタは初め目を見開いて驚いていたが、直ぐに目を閉じ、マーリンの背中に手を回し抱き寄せた


「はぁ……どうだい?初めての女性との口付けは?」

「柔らかくて……いい香りがします」


「では次の口付けは……」

「ひゃ!くびなんて……くすぐっ……はぁん……」


ジュリエッタは甘い声をあげる。

マーリンはそのまま押し倒し……



三十分後……


ベッドに力なくうつ伏せになっているジュリエッタ。

身体中至る処をキスされて……今は背中を責められている


「ジュリー。背中は結構敏感なのだね。

こうして」

「ひぃあ~~~~」


「背中を指先で撫でただけで、ジュリーの可愛いおしりは震えるから……それに……」


マーリンは視線をお尻と足の間に向ける


「ここから随分良い香りがするね。

さあ。おしりを持ち上げてごらん……」


ジュリエッタは抵抗することなく……お尻をあげる


「もっと高くあげて……そう……とても綺麗ね……では……味見といこうか……」


マーリンは初めてジュリエッタのチョメチョメに口付けをした……。






チョメチョメって何だろう?


ちっとも分かりません( ̄^ ̄)

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