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あなたの乙女は守ってあげる


シルクのような滑らかな白い肌。

黄金に輝く頭髪。

瞳はサファイアのよう。


そしてほんのりと薄桜色の胸の先端


「うん!やっぱり君は美しい!

僕は美しい物も大好きだ。

君のその形の良い胸の奥に隠された心臓も、きっと美しいに違いない。

試験管の中で永遠の時を脈打たせてあげたい」


そして裸のジュリエッタをゆっくり周りながら、鑑賞する


「うん。やっぱりあの時とは違うね。

あの頃はまだ少女臭さが抜けきっていなかったけど、今は立派な大人の女性だ。このお尻も順調に完璧に生育している。触れないのが残念だよ」


一回りして胸の先端を間近で見詰め


「まだ男慣れしていないね。

あのぼくの最新のペットの……ビオラちゃんだっけか?あの娘はずいぶんココは弄ばれていたようだけどね。

君はあまりに経験が少な過ぎる。いや……皆無かな?」


そのまま屈み、ジュリエッタの股の前でクンクンしてる


「乙女の匂いがするね。しかもほとんど弄っていないだろう?

人によってはね。乙女のままで、ココを開発している者も多いのよね。少し脚を開いて」


ジュリエッタは肩幅で立つ。セトは真面目な顔で覗き込み


「お姫様の乙女の象徴は、あの頃と殆んど変わらず。綺麗なものだね。

マーリン」

「なにかしら?」


「君も裸に成って並んでくれない?」

「いいわ」


マーリンは躊躇なくローブを脱ぎ捨てると、ジュリエッタの横に並び立つ。


女神の彫像のように完璧に均整の取れた美しい裸体。

ほどよく形の良い張りのある胸。

引き締まった腰まわり。

そして綺麗に整えられた逆三角形の青いモハモハ。

スラリと伸びた足。


その脚を肩幅より大きく拡げ


「どうぞ。御覧になって下さいな。

なんなら座って大股をひろげましょうか?」


セトは呆れた顔で


「マーリン。君は恥じらいというものがないのか?」

「今さら?わたしの裸なんて見慣れているでしょう?

散々わたしを実験材料にしたくせに……」


「まあ。君が美しくて完璧だったからね」

「お陰でキメラになる前に助け出されたわ。

まあ……昔話はさておき……。

裸の美女を二人並べて鑑賞して、気は済んだかしら?」


「済むわけないよ」


セトは片眼鏡(モノクル)をクイッとあげて


「なにかね。そこの世間知らずの深窓のお嬢様が、女の快楽に目覚める顔を見たいのよ。

ああ。もちろん僕は手を出さないよ。

僕は男女の交接行為は姉に仕込まれて嫌というほど経験したからね、神なのにトラウマになっているからね」

「ルルワのことか?」


マーリンの問いに頷き


「そう。ルルワ。成体で生まれたばかりの世間知らずの僕を、散々弄び慰み者にした。食べなくても寝なくても、そして死ねない事を良いことに、僕と何年も交わり快楽の限りを尽くしていたからね。あの無尽蔵の性欲はある意味称賛ものだね。

アズラに助けられなければ、僕はずっとルルワの愛玩動物のままだった」


セトは立ち上がりジュリエッタの顔をマジマジと覗き込み


「君のその綺麗な顔が、快楽に溺れるのを見たい。

もちろん。僕は手を出さない。君の乙女も保証する。

もし了承してくれたら、何故君の思い人が君達の前から消えたかを見せてあげよう。

あーその時。君ではない君が、初夜を迎える姿も見ることになると思うけど……どう?」


どう?と聞かれても、ジュリエッタには意味不明な事が多すぎる。

それでも、何故想い人……レイハルトがあの結婚式で消え去ったのかを知りたい。

それに……『見せる』とはどういうことだろう?


わたしは隣の裸のマーリンの顔を見る。マーリンが察して


「セト。ジュリエッタが快楽なんて……どうするつもり?またあの強烈な媚薬で自慰行為をさせたいの?

でもあれで乙女を守るのは至難の業よ」

「はは!君のお陰であの媚薬の効能は知れたからね。

君は日がな一日大きな試験管の中で自慰行為に明け暮れていたからね。僕を舐めるような目でみてさ。もし試験管を開放したら、僕が君の初めてに成った自信はあるよ。

そう言えば、まだ君は男はフェルしか知らないかい?」


「知らないわ。これからもフェルだけがわたしの唯一の男よ」

「一途というか……なんというか。

いい男なんて腐るほどいるのにさ。

で。提案」


セトはチラリとジュリエッタを見て


「初めての女の子は、そこのお姫様なんてどう?」

「セト。それはどういう意味かしら?」


マーリンが目を細める


「どうもこうも文字通りさ。

女同士で快楽を体現して欲しいのさ。

マーリンも散々自分の身体で快楽を味わってきたから、女を喜ばす術は一つや二つあるだろう?

まあ。僕はどっちでもいいけど。

手掛かりだけ話して、君らにはここから出て行って貰う。三日貰えば、僕もここから痕跡を消して退散……という流れで推移するだけだから。

で?どうする?」


マーリンとジュリエッタは顔を見合わせる


「師匠。どうぞわたしに快楽も教えてください。

わたしは何故レイハルト様がわたしの元から消えたのか、それが知りたいのです」

「はぁ。仕方ありませんね。

でもわたしも百合っ毛はないから、あなたを快楽へ導くことは出来ないかもしれないわ。でもあなたの乙女は守ってあげる。それでも良いかしら?」


「はい。わたしの……女の方との初めては、マーリン師匠に捧げます。どうぞ御指導宜しくお願い致します」


パンッ!


セトは両手を打ち鳴らした


「どうやら方針は決まったようだ。

でもこんな雑然としたところでやり合っても、気持ちが乗らないでしょう?

っってことで」


パン!


手を叩くと真っ白い空間が現れた。


そこにはセトと、裸のマーリンとジュリエッタだけが存在していた。






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