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日ノ御子戦記〜うさうた〜  作者: おはよう太郎
PR16 奈須ノ城瑠璃
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PR16


「…ぅあ!…なんか出よった…」

 

 御子の名門鴨宮家のあずきでも、奈須ノ城瑠璃(なすのしろ るり)の結界透視スキルを目の当たりにするのは初めてだった。


 瑠璃の足下に浮き上がる蒼く大きな魔法陣。さらに、祭壇の上には映画館のスクリーンのような巨大な額縁(フレーム)が出現した。

 その中に膨大な数の扉が扇状に広がり、ドミノのように奥へ奥へと連なっていて。まるでテーマパークの3D映像アトラクションを観ているようだ。


「…くっ…!」…なんて数…

 予想はしていたが、これほどとは。


 結界の根源に辿り着くには、その無数にも見える扉を選択しながら一つ一つ紐解いていかなければならない。

 瑠璃はいまだかつて、これほど複雑で強力な結界を知らない。


 でも…やるしかない…

 これはもう地元栃木だけの問題じゃない。


 この大空洞に鎮座する箱型鬼魔衆(きまのす)の軍勢。ざっと見渡しても1000鬼はいる。

 その封印が解けるとどうなるか、火を見るよりも明らかだ。ヤツらは新たなゲートを抜け、間違いなく日本全土を蹂躙する。これだけの数に一度に襲撃されたら、いくら50の御子が立ち向かおうと太刀打ちできない。

 すれば、日本列島はモンスターパークと変わり果ててしまうだろう。


 笑えない…


 この結界を紐解くことは、すなわちそれを防ぐ何らかのヒントにつながる…はず。

 瑠璃はとうに気づいていた。

 ここの結界が綻びかけていることに、だから残された時間があまりないことも。


 さて…

 急がないと…


 それを見守っていた御子たちは、初めて見る不思議な光景に息を呑んだ。


「…何あれ?…いったい何なの?」

 彗月は唖然とする。


「あれはきっと瑠璃ちゃんが神ノ起環杖(かむのき)の力で具象化した結界の姿(かたち)…」

 紫兎は無数に並ぶ扉を見て理解した。

 これはある意味、何重ものファイヤーウォールを張り巡らされたコンピューターサーバーをハッキングするような感覚に近い。


「結界?…扉が?…まさかあれ全部開ける…とか?」


「たぶんそうたい」

「うん、彗月にしては鋭い」


 つっこむのも忘れて彗月は魅入る。


 瑠璃は神ノ起環杖(かむのき)をトンと目の前に立て、祈るように両手で結んだ印の形を変化させながら紐解いた扉を次々と開け、進んで行く。

「…す…すごい……」

 解錠された扉が光塵(こうじん)となって続々と消えていく。そのスピードたるや凄まじく、静観していた御子たちから思わず感嘆が()れる。


 時折、複数の扉を見比べながら悩む仕草を見せ、ふと動きを止める。


「…どーしたのかな?」と彗月。


「道を選んでいるみたいやな…」

 あずきの見立ては的を得ていた。


 そうして選んだ正しい扉を開け、再び進んで行く。

 そんな仕草を何度か繰り返した後、もう100以上の扉を越えただろうか…突然、瑠璃の動きがピタリと止まる。


 立ち並ぶ複数の扉をジッ…と見据えたまま動かない。

 はぁ…はぁ…と、魔力の消耗からくる呼吸の乱れを整えながら。これまでになく躊躇(ちゅうちょ)しているようにも見える。


「…道を間違えたらどーなるの?」と彗月。


「さあ…でも、あれが結界の迷宮と考えれば、いったん元に戻るしかないんとちゃう?」


「あるいは(トラップ)…」

 倉式桃渼(くらしき とうみ)の、その読みは正しかった。


 結界を紐解きながら不意に現れる分岐点。

 瑠璃は、その先にある『(トラップ)』を避け、『正解』を選んでいかなくてはならなかった。

 それは奥に進めば進むほど、より巧妙で複雑になっていく。


 この(トラップ)は、ある意味で、結界の安全装置でもある。

 もし悪意を持ってその封印を破ろうとする者が侵入した場合に、それを防ぐため。

 ただ、その術者が悪意を持つ者か、善意なる者なのかを結界は判断してくれない。


 では、その(トラップ)を踏むとどうなるか…


 踏んでみないと分からないが、侵入術者にとって良くないことが起こるのがお約束。


 くッ……やはり手強い……


 並の術者であればとっくに(トラップ)に捕まってしまっていたであろう仕掛けを、瑠璃はここまで難なく突破してきたのだが…

 ここにきて焦りともとれる表情をみせる。

 ふーっ…ふーっ…

 肩で息を、額から噴き出した汗が(あご)先に(しずく)を作り、それがポタポタと祭壇に(したた)り始める。


「瑠璃ちゃん!無理はしないでっ!」

 紫兎が止めに入ろうと…


 瑠璃は扉を見据えたままさっと横に手を出し。

「…大丈夫です。これしき……」


 どれ?…どっち…?

 ジッ…と見定め数十秒。

 そして動く…


「はぁッ!!」

 手印を突き出し、その選択を抜けた直後ーー


 瑠璃は険しい表情で下唇を噛む。

「くっ…!…しまった…」


 慌てて紫兎が声を掛ける。

「…どうしたの?」


 ふーーっ…と…

 長い息を吐いてから、っ…と振り向く。


「罠にかかりました。というより、ここにきてその罠にかかっているのに気づかされました…恐ろしく巧妙です…」


「瑠璃ちゃん。ここでストップでいいです」


「…それが、もう手遅れみたいです」


「手遅れ?」


「残念ですがもう抜け出せません。ここで止めると、覗いてる術者の全てが持っていかれます」


 ーー覗いている術者、つまり奈須ノ城瑠璃


「…そ……んな…」


 至妙(しみょう)に仕掛けられた無慈悲な(トラップ)に絶句する御子たち。


「チィィッ…えげつないトラップやな」

 あずきは(いきどお)る。


「道を間違えている訳ではないので、進むしかないですね」

 にこり…と。


「…瑠璃ちゃん」


「みんな、そんな顔しないで。まだそうなると決まったわけではありません。さあ、いきますよ。奈須ノ城瑠璃の真髄はここからです」


 あえて気丈に振る舞い、結んだ手印に霊気を込め。

 今一度、瑠璃の(からだ)から魔光の粒子がブワッ…!と踊り咲く。




「穢れ反応消失、鬼魔ノ衆(キマノス)の浄化を確認しました」

「よくやった。各自、被害状況を確認してくれ」

「人的被害はありません。民家が二棟、半壊程度のようです」


「五郎さん、お疲れ様でした」

 徳島の御子、沫波(あわなみ)すだちがモニタースクリーンにひょっこり顔を出す。


「すだち。助かった」


「あの…五郎さん、元気だして下さいね。まだ諦めちゃだめですよ」


「…ああ…ありがとう…」


 五郎は疲れ切った嘆息を吐きながら、司令長官席に身を沈めた。


 ここ3日で7件か……


 ここのところ鬼魔ノ衆の出現が多発していた。

 小型から中型程度だが、こうも立て続けに出現されると寝る間もない。


 まあ、どうせ眠れないのだから問題ないが…


 五郎はついと首を回しMFC代表の空席を眺める。


 また見てるわね…

 二條いちみは、そんな五郎を見るのがつらくなってきた。

 やつれ果てた司令長官は、ああやって日に何度も紫兎の空席を振り返る。


 ゲート調査隊が消息を絶ってから、もう10日。


 そろそろ限界かも…


 いつまでもこのままでという訳にはいかない。

 さすがにこれだけの日数、神隠しにあった人間が…御子といえどもそして多少の食料を持っていたとしても、生き延びていると考える方が難しかった。

 いつかどこかでその事実を受け入れなければならない時が来る。

 そして、ソレを告げるのが副官である自分の役割だと思うと、いちみは、やはり気が滅入ってくる。



 はぁ…っ…はぁ…はぁ…

 瑠璃の荒い呼吸だけが祭壇に響く。

 無数とも思えた扉の数も、見えてるだけのあと10枚ほどに。

 

 そのひとつをパアンと開けて光塵と化し。

 そして…

「…見つけました…これで最後の扉(ラスト)です…」

 これを突破すれば『覗く』ことができるはず。


 しかし…

 無慈悲な結界はそう易々(やすやす)(ゆる)してくれないらしい。

 ……くっ…

「そんな…あと一歩なのに…」


「どうしたの?」


(ルート)が3つあります。でも、これは…ここまでと違って完全に勘に頼るしかない扉のようです」


「ただ、選べ、っていうことね…」と紫兎。


「はい…」

 最終試練はシンプルに、侵入した術者の運のみを問われている。


「ここで間違えたらどうなると?」と煉花。

「封印が解けてしまうとか?」と桃渼。


 瑠璃が答える。

「その可能性は、まずない、と考えます。そんな(トラップ)があったら結界を張っている意味そのものが失われますから…でも…」


 …ッ……と、顔を伏せる瑠璃。


 ここでの選択ミスは、間違いなく、わたしの命に関わるもの。恐らくは、取り込まれてこの結界の(いしずえ)にされる…といったところだろう…


 その確率は…3つに2つ…


「…うん。今のうちに言っておくね…みんな、今までありがとう」


 瑠璃の、その遺言めいた言葉に。


「ちょっ!ちょっと待ってよ!」

 彗月は慌てる。

「瑠璃ちゃん、何言ってんの!!…何かないの?…何か方法があるかも…ね……あずき、ほらあんたも何か考えなさいよ!」


 こればかりは他者が介入できないのを知って。

 あずきはつらそうに首を横に振るだけで。


「そんな…じゃあ、わたしが……わたしの魔力も合わせればきっと…

 彗月が進んで瑠璃の肩に触れようとすると。


「彗月ちゃん、来ちゃだめ!」

「彗月、あかん!」

 瑠璃の声とあずきの手が同時にそれを止めた。


「…どう…して……?」


「今、瑠璃ちゃんに触れたらあかん!…もし何かあったら彗月も一緒に持っていかれる」


 うん、と瑠璃も頷く。


「じゃあ…どうすればいいのよ!!このまま黙って見てろって言うの!?…そんな……そんなの……ひどい…」


 ついに彗月はボロボロと泣き出す。


「ありがとう彗月ちゃん…でも…まだ失敗すると決まったわけじゃないです。今年の御神籤(おみくじ)は大吉でしたし…」


 そう…1/3もある…


 そしてもう時間が、急がないとーー

 スーーっ…と息を、その勇気を大きく取り込む。


「…では…いきます…」


 ごくっ…と死を覚悟する。

 けど…何だろう…そういうのとは違う感じがする…

 ーー結界の(いしずえ)

 ああ、そうか…

 瑠璃にはもうわかってしまった。

 なぜ術者の痕跡がないのか…

 なぜこの大空洞にはこんなにも煌河石がーー


 ハッ…と紫兎がそれに気づく。

「待って、瑠璃ちゃん」


 紫兎はリュックに駆け寄り、煌河石のひと塊りを手に取って戻ってきた。


「…紫兎ちゃん、それ…」


「うん、この子が教えてくれるかも、だから…」

 

 紫兎の手がすっと瑠璃の肩に伸び。

 あずきが慌てる。

「あかん!紫兎ちゃん」


「あずきちゃん、大丈夫。わたしを信じて」


 躊躇なく紫兎は瑠璃の肩にポンと手を置きキュッと掴む。

 そして瑠璃が驚愕する。


「…扉が…もう1枚」

 4つ目の、隠し扉がーー


 紫兎の瞳は真紅に、握る煌河石からふわふわと光の粒子が踊る。

「ありがとう…教えてくれて…」


「紫兎ちゃん…あなたは…」

 いったい何者なの…?


「ここで瑠璃ちゃんを石になんかさせない」


 なるほど…瑠璃はくすっ…と。

 あなたもやはり、わたしたちと同じ…


「では…いきますね」

 この身、託します…


 大結界の最終試練に向き直った瑠璃は、決意を込めて神ノ起環杖(かむのき)を上段より一振り。


「畏み、畏み申す!」


 パァン…!!

 

 まるで硝子(ガラス)が粉々に砕け散るかのように、具象化されたスクリーンが弾け飛んだ。

 すると…

 祭壇の中央一帯が神々しい白き輝きに包まれ。

「うぁ!…なんや?!」

「くぅぅ…目が…っ!」

 御子たちはあまりの眩しさに目を覆った。



 ーー ここは……どこ…?

 いきなり真っ白い空間に紫兎は独りぼっちだった。


 みんなは…?と誰もいない空間を見渡す。

 わたし、死んじゃったのかな…?


 そう思えてしまうほどに、そこは白き虚無の無機質な空間だった。

 と…その時、紫兎の意識に大量の思念が流れ込み始めた。

 上も下も全方位がバーチャルスクリーンの…


 宇宙空間に浮かぶ二つの青い天体。

 大きな星と小さな星。

 小さな星に降り注ぐ数々の隕石。

 死に絶える人々。

 

 ーーこれは…何?…

 わたしは何を視てるの…?


 暗転。


 海と空…風に雲…

 額に汗をかき、稲を刈る人々…

 鬼魔ノ衆…能面の…

 逃げ惑い、血を流す人々…

 そして空を飛ぶ…――あれは…?

 御子…?

 日ノ御子(ひみこ)…卑弥呼…


 皆既日食…

 鬼魔ノ衆の軍勢……血を流す人々…

 そして日ノ御子たち…

 祭壇…結界……煌河石…


 暗転。


 暗闇の中で、ぽつり、ぽつり、と(とも)る淡い光り…

 煌河石の魔光…

 紫兎の足元で長い絨毯(じゅうたん)のような煌河石の輝きが道を示す…

 紫兎はその上をさくさくと歩き出す。


 ん?…泣き声…

 足を止める。

 赤ちゃん?…ふふっ、可愛い…女の子ね…

 フワッと何かに包まれた。

 ああ…温かい……

 誰?……泣かないでお母さん…


 …ん?……お母さん…??


 その女性の首からぶら下がる薄紫に輝く煌河石のペンダント…

 雨のように降り注いでいた思念が、その一つだけを残して消えていく。

 兎のモチーフ…

 わたしのペンダント…

 そうして…真っ白い空間が収縮していく。



 ーーハッ!!

 気の遠くなるほどの長い夢の旅から戻ってきたような感覚だった。

 一瞬、自分がどこにいるのか分からなかったほど。

 だがすぐに…

 青白く照らされている空洞の景色が、今立っている場所の記憶を呼び戻した。

 (てのひら)に瑠璃の肩の丸みと体温を感じ、たった今何をしていたのかを思い出した。


 後ろを振り返り。

 ああ、よかった。みんな、ここにいる…

 あずき、彗月、煉花、そして桃渼。

 あまりにも唖然とした顔で。

 つい可笑しくて…


「…紫兎ちゃん…大丈夫?」


「ぁ…ごめん、うん…大丈夫…」


「なんで、泣いてるん?」


 そう言われて初めて、涙を流している事に気づく。


「…ぁ…あれ?なんでかな?…でも、大丈夫よ」


「なら、ええけど…」


 拍子の抜けた彗月が騒ぎ立てる。

「ええっ!?これで終わり?」


「終わったと?」と煉花。

「終わりみたい」と桃渼。


「何なのこれ?!…パーッて光っただけで終わりなの?…わたしの覚悟を返して!」


「ウチには何も見えへんかったけど…」

「同じたい…」

「うん、わたしも何も…瑠璃ちゃんは?」


「…ちょ…ちょっと待って下さい。わたしは視えました…けど、待って情報量が多すぎて頭が混乱してて……」

 瑠璃は力尽き、腰が抜けたように祭壇にぐったりとへたり込んだ。


「紫兎ちゃんも顔色が良くないで…少し休んだらええ…」


「…うん…ありがと……」

 今のは何だったのだろう…

 夢?…幻影?…あるいは思念?記憶?

 でも…誰の?


 紫兎は大空洞を仰ぎ見る。

 淡く青く輝く煌河石に…

 ああそうか…ひょっとして、あなたたちが視せてくれたの?

 立ち尽くしたまま頭の中を整理し始める。


 でも……待って…そんなことって……


 と…その時だった。

 突然、空洞内の空気がとてつもない陰気を帯びる。


 !!…

 邪気を察知した御子たちが神ノ起具(かむのき)を具現化したのは早かった。


 ーーこれはかなりヤバイ……どこや?

 鴨宮あずきは大空洞を見渡す。


 ふらふらっ…と立ち上がった瑠璃が告げる。

「話しはあとです。すでにここの結界は(ほころ)び始めてます。今はとにかく…逃げましょう」


 遥か遠くの方で箱型鬼魔ノ衆の黒い瘴気が立ち昇り始めるのが見えた。

 一つ、二つ……四つ……

 封印が解け、鬼魔ノ衆(バケモノ)が続々と目覚め始める。


「煉花!…瑠璃ちゃんを頼む」

「了解たい」

 ダッと駆け足、煉花は肩で瑠璃を担ぎ上げる。


 まだボーッ…と立ち尽くしている紫兎に、あずきが叫ぶ。

「紫兎ちゃん!(はよ)う、ウチの背に!」


「えっ?…ぁ…っと」

 リュックに向かって走り出した紫兎は、勢い余って派手に転がった。

「きゃぁ!」


「何してんねん、大丈夫?」


「ご…ごめん…なんか足元がフワフワしてて…」


「いや、ええし。ほな、ヤツらに見つからんうちにとっとと逃げるで」


「うん、じゃ、お願い」

 リュックを背負い、紫兎はあずきの肩にギュッと掴まった。


 御子たちは、急いで大空洞の天壁の穴に向かって飛びながら、どんどん小さくなる鬼魔ノ衆の群れを見下ろす。

 弱体化した封印の鎖を解こうとしているのだろう、すでに目覚めたいくつかの個体が黒い瘴気をモクモクと纏いながらゆらゆらと不気味に横揺れている。

 そして…

 その(おぞ)ましい目玉模様が、飛ぶ御子たちを捉えたか。

 それぞれ背筋にゾクゥッ…と嫌な悪寒が走った。


 ーーやばい…見つかった!


読んで頂きましてありがとうございます。

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