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私立探偵 有馬総一  作者: ヤマカワシンジ
2/2

突然の依頼

ここは「有馬総一探偵事務所」

毎日依頼の電話が鳴り響く。といっても大半がイタズラ電話だが。


少し電話の会話を聞いてみよう。



プルルルル……ガチャッ


有馬「はい、有馬総一探偵事務所。依頼ですか、イタズラですか。」


相手「依頼ですけど」


有馬「じゃあ依頼の内容は?」


相手「あの自販機の下に落ちた10円を拾って欲しいんですよ。」


有馬「はああ?いやねえウチは探偵事務所っ‼️便利屋じゃあないんよおっちゃん。」


有馬「あ、じゃあ便利屋の電話番号教えたるわ。」


相手「ありがとうございます‼️」


有馬「はい、じゃあ今から言うからメモれよ!ここから近いのは神戸井山便利屋で電話b」


相手「ちょっと待って下さい!僕の住んでる所北海道ですよ。しかも稚内市なんですけど……。」


有馬「はあ?そんなん先に言えや!稚内なんて分からんわ!いくら探偵でも。」


有馬「後な、稚内なんて遠くならこっちで調べるよりそっちで調べた方が早いわ!タウンページで調べろ!」


有馬「ほなまた‼️」


ガチャッ。



「ハア……。俺んトコにはなんでこういうくだらん依頼しか来いひんのやろなぁ……。」

「俺はそこら辺の金取り探偵よりマシやと思うけどなあ。」



プルルルル……ガチャッ


有馬「はい、有馬総一探偵事務所。依頼ですか、イタズラですか。」


相手「依頼です。」


有馬「で、内容は。」


相手「あの--、失礼かもしれませんが、神戸駅の最寄りのホテルを教えていただけますか?」


有馬「あのな!失礼と分かってるならかけてくんなや!」


相手「あ、ちょ、ちょ、待っ」


ガチャッ。



「あーイライラするわっ!ったく!俺は観光案内所でも役所の観光課でもないんやさ!」

「もーかかってくんなよ!どーせくだらんのばっかなんから。」



プルルルル……ガチャッ



有馬「はい。有馬総一探偵事務所。依頼ですよね、ね、ね。」


相手「そうですけど……」



〜 長くなったので後半まで省く〜



有馬「なあにいいーー!メキシコに捜査に!しかも往復飛行機代も出すう?帰りはビジネスクラス?」


相手「受けて下さいますか?」


有馬「ああそりゃもう喜んで!」




〜もう続く〜












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