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劉備

作者: 長谷川 亮フェ

初作品です。 よろしく^^

明日は京城で孫権との会合。小沛から独立し、劉表からの自立を目指す朕は自分で交通費を出す。朕は節約も兼ねて比較的安価な駄馬を利用して行くことにした。


駄馬の利用は初めてだったので華南の言葉がわからず大遅刻、搭乗する時にみんなから冷ややかな目で見られてしまった。


冷ややかな視線に義勇軍時代を思い出す。「自分は皇族の血統だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。


朕が乗る駄馬の鞍は木製だ。値段で選んだのは失敗だった。堅い鞍の角に尻が痛む。


到着するまで寝ようと思ったが後ろが若い女性商人ということもあり緊張して寝られなかった。


そこで朕は小腹を満たすために駄馬を購入する前に買った干し肉を食べることにした。


ガサゴソと包装紙から大振りの干し肉を取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。


辨椒醤(ラージャオジャン)の塩気が濃かったのと気候が乾燥してるせいもあってLサイズの瓢瓠はあっという間に空になった。


腹を満たしてしばらくするとバスは建業SAで休憩についた。建業のSAにはいろんな店があり朕は時間を忘れて食べ歩きした。


再び駄馬に乗り、駄馬は目的地の京城へ向け駄馬は出発したのも束の間、朕に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。


「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」


齢四十七にもなる男の奇声が中華の広大な土地でこだました。

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