若かりし頃の思い出①
俺は品乃 ゼロ。
父は純粋な日本人。
母は純粋なアメリカ人のハーフだ。
そして、アルビノとして産まれた。
髪は白色の瞳は母の青い瞳だ。
出産ご母は死にショックで父は廃人になった。
俺は父を『神力』によってただ働く人形のようなものにした。
働き稼ぎ、養い喋り笑う。
ただ本人の意志ではないことを除けば普通の人だ。
中学2年生となり部活はサッカーで普通の成績を取り、普通の学校に普通の成績を取った。
今日も学校だ。
早く帰りたい…俺の能力により本来は万能の能力を出せるが今は切って『理』には近づけないようにしている。
制服を着て学校へ歩いて出る。
「ねーねー、イケメンじゃない?」
「うん、知ってる!彼結構有名だよね。」
女子たちが俺の通学路でひそひそと話すが聞こえないようにしている。
2年生になって早1ヶ月。
成長は遅い…
160センチになったがまだ少し小さく感じる。
「よ!ゼロ。」
それなのに、普通なはずなのに。
こいつが壊して行く。
幼馴染のイケメン十六夜 聖夜だ。
髪は少し規定に違反するかしないかくらいだがかっこいい。
黒黒の目や髪の普通に168センチで普通だが良い感じの背だ。
ま、色は違えども同じような髪型だ。
「……」
「そっか…やっぱり話さないか……」
残念そうに喋る聖夜。
無口キャラを続けている。
父のショックにより…となっている。
学校に行くと幼馴染、奈也野 楽羅だ。
可愛い子ナンバーワンの子だ。
ちなみに俺に恋をしている。
極力能力は使わないが経験でわかってしまう。
俺は絶対にノーだがな。
こいつも純粋な日本人で茶髪の髪を結んだ感じだ。
髪は短いがそれでも肩くらいまであるボブカットのようになっている。
身長は165で女子平均くらい。
「おはよ、ゼロ…くんあと聖夜君」
そして…
こいつらがいるってことは、イケメンに可愛い子と揃うのはクラスの人気者と成績上位者だ。
「よーっす。俺の……俺の名前はなんだ?!」
それでこいつがお調子者の山城 劔。
丸刈りで野球部に入っている、まぁ、下ネタとかを言うがクラスメートには好かれている。
持ち前の小ささ、155センチだがそれを生かし早さに長けているのと可愛いと女子には思われているらしい。
「バカだろ劔…クスッ」
「んだとぉー!ど忘れだよ聖夜!」
どじなところもある。
そしてクラスに一人はいる天才。
去年は成績がオール5だったらしい。
女子で図書委員長をしている、馬立谷 麗華。
髪は長く背骨半分はあるんじゃないかと思われる。
巨乳にメガネそして大人しいため楽羅の反対みたいな奴だ。
だからこそ、楽羅が好きでない男子は麗華に行く。
身長もかなり高く167と聖夜といいところだ。
こいつはたしか聖夜に惚れてるんじゃ無かったかな?
「ぉ…ごにょごにょ///」
そんな思いを膨らませながらも学校の門をくぐる。
学校には直進後に玄関があり下駄箱から自分の上靴に変える。
本校舎2階が2年1組、俺等のクラス。
本校舎の別館には小体育館などある。
そして偏差値も高く73だ。
これは俺が普通の職に受かりやすいために入った。
目立ちたく無かったのだが…な。
結局、地元をはなれたらまた同じになってしまったのだこの幼馴染達にな。
そんなここは私立山峰高中学だ。
席につくと俺は先ず勉強をやり始める。
みんなが話す中延々と…
…
…
数分がたっていた。
別に簡単すぎたのだがわざと少しずつ書いた。
(空間の歪み?)
しかし、静かだな…ん?
ここは…
何処だ?
そこにあったのは自分の机と椅子勉強用具と王冠を被った白髪白ひげのおじさんだった。