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俳句女子の「俳句ことはじめ」…道「行く道に」

作者: ゆきの

日中は暖かく、のどやかな陽の光となり、

春を感じられる季節となりましたね。




さてさて、前回の兼題は「春の花」でしたが、



今回の兼題は「道」と、提示されました。





「道かぁ、道ねぇ〜」




一瞬、悩みました、

というか、結構悩みます。





というのも、

前回の兼題は「春の花」なので、



句のどこかに、季語である「春の花」を入れれば、



それで俳句は完成します。




※俳句は五七五の中に、

必ず季語を入れねばなりません。





が、今回は、季語とはなりえない

「道」が兼題。




句に「道」という言葉を入れる他に、

もう一つ季語を入れねばなりません。




「ん〜、季語、何にしよう…」




とはいえ、まぁ、

その考え、悩みあぐねながら

作っていく過程が、

また楽しいんですけどね。








と、さてさて、すっかり前置きが

長くなりましたが、ここからが本題です。




兼題「道」で、私、ゆきのが作ったものが、こちら






行く道に 幸あれ願ふ 卒業歌



季語 卒業歌(春)





卒業が、そもそも季語で、

卒業歌、卒業期、卒業式、卒業試験、卒業証書、卒業生、

なども、俳句で詠まれることが、多いようです。





さて、私、ゆきのが作りました、



行く道に 幸あれ願ふ 卒業歌




ですが、テレビのニュースや、電車の中で、

今、学校を卒業する若い方たちを目にし、




そして自分が高校・大学の卒業の頃、

社会人となった頃と照らし合わせて作りました。





新社会人、学生時代とは違い、

世の中の厳しさ、世の中の荒波に揉まれ、

もがき苦しむこともあると思うのですが、






その道の先に希望が、

そして幸せが多からんことを、心から願う、


そんな差し出がましくも、

私のエールを詠ませていただきました。





そしてこの句にかんしては先生からも

特にお直しはなく、



「親の誰もが思う、

子供たちを思う気持ちよね」




と、おっしゃっていただきました。






そうか、私には、まだ子供はいないけど、

親になったら、尚更思うことなんだな、



と改めて思い、




自分も親に、心配かけてたんだろうな




と、ふたたび自分と重ねてみた、

そんな、道・卒業歌の句となりました。



ゆきの



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