幸せな日常だな!
隙を生じさせない二段構えというやつです。
面白かったらコメントよろよろです。
お久しぶりです。
1歳の誕生日から4年経って、私はもう5歳になりました。
「アウェリ?お金はしっかり持った?」
「はい!持ちました!好きなものも買っていいです
か?」
「しょうがないわね、ほら少しだけよ」
「ありがとうございます」
私はいつも母にお使いを頼まれています。
いわゆる、買い出し担当ですね。
実質、おうちのご飯を支配しているとも言えますね!
ご飯はいつも同じところで買います。
「おや?アウェリちゃん、今日も来てくれたのか
い?」
「はい!アウェリがお家のご飯を食べ尽くしちゃっ
た!」
「ははっ!子供はいっぱい食べて大きくなるんだよ、
これおまけしとくね」
「ありがとう!」
どうですか?
完璧な子供のフリ、誰も中身が元女子高生だなんて気づきませんね。
時代が違ったら凄腕の忍者、だったかもしれません。
詐欺師?失礼ですね。
「そういえば、最近、街の様子が少し暗くなっているのはなんでなの?」
「アウェリちゃんは賢いね、よく周りの空気を読めて
いる」
それはそうです、私は優秀ですから!
「それはね、最近この街に商人が来なかったり、何故か人が少なくなっているの」
「へぇー、そうなんだ、教えてくれてありがとう!」
それはそうと、私はこの4年間、お使いのお金を少しずつ貯めていました。
実は氷の魔法を私の腕ほどの大きさにできるようにできるようになりました。
でーすーが!はっきり言って息詰まりました。
漫画の異世界転生物とは違いますね。
神様はどこまでケチなんでしょうか?
「いらっしゃい、と言いたいとこだけどここはお嬢ち
ゃんがくるようなところじゃないよ」
「大丈夫です、お金ならあります」
「そういうことじゃないんだけどね、子供に魔法書は
はやいんじゃないかい?」
「侮られては困りますよ...」
「なにっ!?」
「私こそは生まれ変わった天才大魔導師です、ふふっ
崇めなさい、讃えなさい!」
「なんと!それはすごい!...バカやってるんじゃ
ないよ」
「えー、ノってくれてたじゃないですか」
このお婆さん結構ノリいいですね、私は元優等生ですからねこういうノリもできます。
「それで?何が欲しいんだい?」
「氷の魔法書が欲しいです、おいくらですか?」
「これはこれは...かなり珍しい属性だね。」
おや?この属性ってレアなんですね、異世界転生物では闇とか光がレアなんですがね。
貴重すぎてお金足りないかも...
「氷の魔法書は銀貨3枚だよ」
「えっ?普通は銀貨5枚じゃないですか?」
「いいよ、いいよどうせ在庫処分だからね、珍しすぎ
て買い手がつかなかったんだ」
「っ!ありがとうございます」
「...確かに足りてるね、子供のくせにどこからこ
んだけのお金を集めたんだい?」
「....企業秘密です」
両親にちくられると困りますからね。
城門前に人が多く集まっていますね?
あれは、騎士団ですかね?
「どうしたんだい?お嬢ちゃん」
ーーっ!なんだこのおっさんいきなり後ろに現れやがりましたよ。
本物の忍者が今ここに...あわわわわ
「おいどうしたんだ、団長?」
いっぱい集まってきました、どっかいってください、むさ苦しいおっさんたちが女子高生に何をするつもりですか!
「なんだこのガキは?」
誰がガキじゃ、だ・れ・が?
こちとら大人な元女子高生ですよ。
「このお嬢ちゃんが私たちを見ていてね、興味がある
のかなと思っちゃってね、それに魔法書を持ってい
る」
「本当だ!このガキ盗んだのか?」
は?こいつ元の世界ではクズでノンデリでしたね、きっとそうです。
「盗んでいません、本当かどうかはあの店のおばあち
ゃんが知っています」
「...悪かったよ、だからそんなに睨むなよ」
「今のはお前が悪いぞ、人を証拠もなしに疑うんじゃ
ない」
「団長は俺の味方じゃないんですか?」
「ええい、鬱陶しいくっついてくるな!」
「お嬢ちゃん本当にごめんな、魔法書の勉強頑張ると
いい、きっとお嬢ちゃんを助けてくれるから...
本当にすまない」
うん?どういう意味だろう?
まぁいいや早く帰りましょう、両親が待っています。
今日の夕ご飯は母が作ったシチューを食べたいです。
「こうした方が見やすい」などありましたらコメントで教えてくれると僕はHappyになります。




