焦っちゃいますね!
とりあえず、魔寄せ石を全て破壊しないといけません。
冒険者ギルドに報告しましょう。
みんなに協力してもらえれば....
「すいません!聞いて欲しいことがあるんです!」
「どうしたの?アウェリちゃん、なにかあったの?」
「事態は急を要するんです。ギルドの上の人と話すこ
とはできませんか?」
ひとまず協力を取り付けましょう。
「う〜ん、正直いって一冒険者がいきなり会わせてっ
て言っても無理なんだけど...まぁアウェリちゃ
んには色々、感謝を伝えたいとか言ってたか
ら....」
「会わせてくれるってことですか?」
「そうだね、会ってもいいよ」
「ありがとうございます」
「失礼します。「C」ランク冒険者のフィルド・アウ
ェリと言います」
「ご丁寧にありがとうございます。私はこのギルドの
管理を任せれれているギルドマスターです。名前
はドラウ・トレイターと言います」
「トレイターさん、すぐに聞いて欲しいことがあるん
です。」
「まぁまぁ、落ち着いて。紅茶でも淹れましょう」
「まずは、この街の人たちに親切にされていることに
感謝を伝えましょう。ありがとうございます。それ
で、ご用件とは?」
「用件とは、ギルドにこの街の危機を解決するお手伝
いをして欲しいんです」
「...この街の危機とは?この街には魔寄せ石が複
数個設置されています。なのでその捜索と石の破壊
を手伝って欲しいんです。またその後に来る魔物の
群れも」
「....はっはっはっ、これは一本取られました
ね。そのような妄想は心の内に留めておくものです
よ?」
ーーーっ!
「違います!本当なんです!信じてください!」
「そもそも事実であったとしてもどうやって子供がそ
の情報を得るというんです?ギルドですら知らない
情報を...」
「人魚さんとロンに教えてもらいました」
「それは本当に面白い!人魚なんてここ数十年、誰も
見ていないのですよ?それにあの厄介者であるロン
が言ったと...」
「今聞くことではないと思うんですがロンはなぜ厄介
者と?」
「それはですね、もともとこの街は人魚と共存するよ
うな街だったのですが彼が人魚との間に問題を起こ
して彼が死ぬまでは関わらないとなったからです
ね」
....何をしてくれているんでしょうか?
「その当人であるロンはもう数十年もたつというのに
まだ死んでいないといのも不思議ですね。まるで歳
をとっていないように見える」
「ひとまずそれは置いておいて、本当に協力してくれ
ないんですか?」
「どうやって、それを信じればいいのでしょうか?」
....確かにあの石の魔法陣は破壊してしまったし、証拠がありません。
ッチ、無能ですねコイツ。
「....わかりました。それでは失礼させていただ
きます」
「えぇ、あなたもロンとは関わらない方がいいです
よ。厄介な目に遭ってしまいます」
「胸の内に留めさせていただきます」
どうしましょう。
ギルドの協力がないと...
あっ!あの2人なら!
「エリス!ヴァイス!2人にお願いがあります」
「どうしたんだ?そんなに慌てて?」
「ひとまず座って落ち着いたら?」
「....ありがとうございます」
「2人にはお願いがあって来ました。でも、正直いっ
て危険な目に遭ってしまいます」
2人は受けてくれないでしょうね....
「いいぜ、仲間のお願いを断るやつがいるかよ。これ
も冒険者の鉄の掟だ!」
「そんな掟はないけど、確かに仲間のお願いは断れな
いわね。聞かせてくれる?」
「分かりました。この街の危機についてお話ししま
す」
「...これを聞いて再度聞きますね。協力してくれ
ますか?」
「あぁ、協力してやる。それならこんな重大案件をギ
ルドマスターに報告しないとな」
「もう報告しました。でもダメでした。子供の言うこ
とは信じてくれませんでした」
「まぁ、あいつは堅物だからね。しょうがないわ。私
たちの知り合いの冒険者に協力を申し出てあげるか
ら心配しないで」
「...ありがとうございます、では私はもう行きま
すね」
本当に2人にはいつも助けられますね。
急がなければ。
協力が得られない分、私が....




