ビーチだ!海だ!
今日はこれで終わりです。
僕は頑張りました!
「じゃあね、アウェリちゃん、暗いから気をつけて帰
るんだよ?」
「まぁ、アウェリなら大丈夫だろ、逆に襲ってきた方
がかわいそうだ」
むっ、失礼ですね。
「では、エリスさん、ヴァイスさんさようなら」
「ただいま帰りました」
「おかえり、アウェリ〜。酷いよこんな遅くまで僕を
放って置くなんて」
「疲れてるんです、今日はやめてください」
「じゃあ、今日じゃなかったらいいんだ!」
...はぁ、
「夕飯を作ってあげようと思ってたんですがね..」
「っ!やめてよ!謝るから、僕の夕飯を作ってよ!」
「じゃあ謝った上でせめて今日はそっとしておいてく
ださい」
「ごめん、これで許して!」
「わかりました、作ったら台所に置いておくので勝手
に食べてください」
「ありがとう!」
今日は疲れましたね。
もう、限界..です...
はっ!
いつのまにか寝ていました。
5歳児には厳しかったようです。
「アウェリ〜、僕、海に行きたいな〜。一緒に行かな
い?」
「1人で行ってきたらどうですか?」
「お願い!帰りにケーキを買ってあげるから!」
ケーキ!?
ケーキってあの?
「え?それって高すぎませんか?」
「いいんだよ、お金はあるんだし」
「じゃあツケを払いに行ってください」
「...あれはそういうもんだから」
そういうものとは?
「まぁ、そんなに言うならいいですよ」
「やった〜」
海です!
なんか泳ぎたくなってきました!
「来て良かったでしょ?」
「良かったですけど、ロンが来たかっただけじゃない
んですか?」
「それはそうだけど...」
「泳いできていいですか?」
「まぁ、いいよ。僕はちょっと用事があるから自由に
泳いでおいで」
「わかりました」
海で泳ぐなんていつぶりでしょうか?
ふぅ、
やっちゃいました。
沖の方まで来ちゃいました。
あっ!
やばい足が攣っちゃいました。
「おぼ..れる」
あれ?
ここはどこですか?
「あっ!起きた?」
「はい、助けてくれてありがとうございました..」
ーーーーっ!
人魚!?
「驚いた?人魚なんて初めて見たでしょ?」
「そっ、そうですね」
「君が溺れていたから助けたんだよ、感謝しなね?」
「ありがとうございます。ところでここは?」
「ここはね、あそこのビーチの近くにある洞門だね。
思ったよりも綺麗な場所でしょ?私のお気に入りの
場所なんだ」
「涼しくていい場所ですね」
風が気持ちいです。
っ!
「なんで、攻撃してきたんですか!」
「ごめん、ごめん!君の後ろにスライムがいたから」
...確かにスライムの死骸があります。
「えっ!ありがとうございます。勘違いしてすいませ
んでした。」
「いいよ、いいよ。どうせ君なら攻撃される前に倒せ
たでしょ?君は強そうだもん!」
....そうだったら、
「そうかもしれませんね」
「そんな強い君にお願いがあるんだ!最近その魔物が
大量に発生してね、気をつけておいて欲しいんだ!
できたら倒して欲しいんだけど...」
「わかりました。助けてもらったことですし定期的に
倒しておきましょう」
「そっか!じゃあね、また会えたら会おう!」
「そうですね、やっぱりあなたのことは秘密にしたほ
うがいいですか?」
「うん?別にいってもいいけど最近は表に出てないか
ら言わない方がいいんじゃない」
確かに厄介ごとに巻き込まれそうです。
「それでは、またいつかに会いましょう」
「そうだね、またね!」
「いや〜、探したよ〜!アウェリはすぐどっかに行っ
ちゃうんだから」
「子供扱いしないでください」
「だって子供じゃん!」
デリカシー皆無ですね。
「怒りますよ?ケーキ2倍です!」
「え〜、お金そんなに持ってきてないよ、僕の分
は?」
「ありませんし、知りません」
「それで、ロンに聞きたいことがあるんですが」
「うん、なに?ケーキを分けてくれたら答えるよ」
「それでなんですがこの街にはどれくらいいるんです
か?」
「結構長くなると思うよ、思ったより仕事というか用
事に時間がかかりそうだからね」
「そうですか」
まぁ、この年齢じゃ魔法の出力も低いですし急ぐ必要はありませんね...
「それで、ケーキは?」
「あげるって言いましたっけ?」
「酷いよ!僕が可哀想だと思わないのかい?」
「はいはい、可哀想ですね〜」
時間はあるんです。魔法の実験でもしておきましょうか。
休みの日だからって同じような量を毎回出すわけじゃありませんからね!
まぁ、平日よりは多いですが。




