冒険者としてのお仕事!2
やばい眠さが限界!
「じゃあ、ちょっとついてきてくれないか?パーティ
ーメンバーを紹介したいんだ」
「はい、わかりました」
「あら?どうしたのヴァイス、その子は?」
「あぁ、依頼で困ったから誘ってみたんだ」
「ふ〜ん、そんなことする奴だっけ?」
「そんなことするやつだ!まぁ、とりあえず自己紹介
してくれ」
「こんにちは、私はワート・エリス、エリスって呼ん
でね。これからよろしく」
「それで俺はクウェイト・ヴァイス、ヴァイスって呼
んでくれ」
エリスとヴァイスですか。
2人とも優しそうですね、安心です。
「どうもこんにちは、私はフィルド・アウェリ、アウ
ェリとお呼びください」
「よろしくねアウェリちゃん、小さいのに冒険者だな
んて偉いんだね」
「そうですか?別に私の年ほどの冒険者だなんていく
らでも....」
「街で1番若い冒険者でも8歳からだし、十分早い
よ!」
「ちなみにその若い冒険者が俺だ!」
....あぁそうですか、
「そうなんですね、では依頼についてお願いします」
「俺らは「C」ランクの冒険者だから魔物を狩ってる
んだが、まぁいわゆる副業冒険者ってやつだ」
「でも、私たちは副業冒険者だけどしっかりと実力は
あるし魔物も狩れるのよ」
案外、副業で冒険者をしている人はいるんですね。
「実力があるなら別にいいです。それで、何の魔物を
狩るんですか?」
「いつも狩っているのは「D」ランクの魔物であるホ
ーンラビットだな、「C」ランクは少なくてたまに
狩る程度だ」
「ここら辺は強い魔物も少ないしね〜」
「じゃあ今からそれを狩りに行くんですか?」
「そうだ、先輩である俺の背中をよく見ておけよ!俺
が手本を見せてやる!」
うっ、
なんか暑くなってきた気が...
「ここは?」
「アウェリちゃん、ここはね街の近くの草原でね魔物
が多くて稼ぎやすいんだ。冒険者でもあんまり知ら
ない狩場なんだよ」
「まぁ、魔物が多いところだから普通より危険だが
な、そこは謝る。代わりに守ってやるから気にする
な」
「別にいいですよ、自衛はできるつもりなので」
「....本当にしっかりしてるな」
「時々、アウェリちゃんが子供に見えなく感じるわ」
少し大人っぽいでしょうか?
まぁ前世含めたらもう大人ですからね。
「あっ!あれが魔物ですかね?」
「あぁ、そうだあれがウサギ野郎だ」
ウサギ野郎?
「ヴァイスが駆け出しの頃に酷い目にあって
ね....」
「やめろ!思い出したくもない!」
一体何が....
「アウェリはひとまず見ておくだけにしてくれ」
「わかりました」
初めて剣士を見ましたね。
...結構強いんですね。
「どう?ヴァイス強いでしょ?」
「そうですね、そこそこ強いです」
「アウェリ!どうだ?俺は結構強いだろう?」
「そうですね、強いですね〜」
「....まぁいい、次はアウェリが狩ってみる
か?」
「はい、初めての魔物との戦闘です」
「安心しろ、危なくなったら助けてやる」
突進、横への移動、角による攻撃....
足が速いですね。
でも、動く魔力の方がはやいです。
「すいませんが、足を頂かせていただきます」
よし、凍りましたね。
でも、ちょっと寒いです。
「終わりましたよ」
「お前、本当に子供か?なんだあの氷の粒は?」
「ヴァイス!あまり詮索しない!」
「あぁ、そうだったな。冒険者の鉄の掟だ」
そんなものあるんですね。
「これ、今回の依頼のやつです」
「おかえり、アウェリちゃん。魔物を倒してきたの?
偉いわね〜」
「エリスさんやヴァイスさんのおかげです」
「そんな謙遜しなくて大丈夫だ。それはお前の実力で
とってきたものだ」
「ありがとうございます」
「ふふっ、アウェリちゃん!いい仲間ができて良かっ
たね!」
「そうですね、私は幸運でした」
....幸運か、
「じゃあこれ成功報酬!依頼達成お疲れ様!」
「アウェリちゃん、今から私たちと冒険者に必要な物
を買いに行く?色々教えてあげるよ」
「それでは、お言葉に甘えて」
冒険者といったら武器屋とかですね。
私の武器を見に行きましょう!
頑張った僕を心の中だけでいいから褒めて!




