思いがけない女神との邂逅。そして一対一で約定を結ぶ意味
礼拝堂に近づくために作戦を練ります。
新学期が始まり、子供たちが神学校に通う日常が戻る。
ジャンフランコはあの礼拝堂に近づく機会を狙っているが、礼拝堂の付近は普段なら人通りのほとんどない辺りであり生徒がうろつくと目立つ。「インク転売ヤー」の捕物があった付近であり、今も教会騎士団がコッソリ監視している可能性が高い。迂闊に近づくと即要注意人物の仲間入り確定だ。
ジャンフランコにとって明るいニュースもある。一年生にも学内の図書館が開放され、放課後の利用も許されるようになった。授業が終わった後も学校に残っていたとしても疑われない理由ができたのである。
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放課後、メディギーニ商会に到着したジャンフランコとフレデリカの二人がインク魔道具を置いた部屋に入る。この頃は、この部屋がジャンフランコの私室と見做されるくらい、インクの用がなくても籠る機会が増えていた。
「『インク転売ヤー』騒動が終わって随分と経つけれど、未だにあの礼拝堂の付近の警戒が緩んでないのは何故なんだろう」
「新たな犯罪の温床になることを警戒しているのではないでしょうか。あそこは人通りも少なく、悪事を企むにはもってこいの場所だと分かりましたから」
それに「インク転売ヤー」の一味に現役の修道士が加わっていたことが教会騎士団には衝撃的だったのでしょうね、と付け加える。
「だからって、あそこまで警戒されるとやりにくくて仕方がないよ」
礼拝堂を目指すと決めたものの無策で飛び込むわけにはいかず、この部屋でのフレデリカとの密談も、話題はもっぱら礼拝堂に近づくための作戦だ。要になるのはいかに人目につかず礼拝堂に近づくか。普通なら【隠ぺい】の魔法で事足りるはずが、礼拝堂の辺りは教会騎士団の監視範囲内である。おそらく【隠ぺい】の魔法の発動そのものが監視の対象であり、発動した瞬間に検知され不審者として拘束対象となると予想される。
教会騎士団は【闇】属性の魔法の使い手は存在しない一方で、【闇】魔法への対抗手段については専門家の集団と考えて良い。手練れの【看破】使いにかかっては、生半可な【隠ぺい】の使い手ではおそらく逃れることが難しいだろう。
「最後の手段は『蠢く【魔法陣】』かなぁ」礼拝堂の裏手で常時発動しているにも関わらず教会騎士団の【看破】に見破られてないことに鑑みると、教会騎士団の検知を逃れる上で有効だと考えてよさそうだから。
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「フレデリカは、礼拝堂裏の祠を隠していた魔法を覚えているよね」
「私もジジも先を見通すことが出来なかった魔法ですね」
「実は、あの魔法を僕も使えるようになっていてね。礼拝堂に近づくには、コレが有効だと思ってる」
『【神測】【投影】【実証】...あれ?』
フレデリカに見せようと、ジャンフランコが蠢く【魔法陣】を右手に呼び出した時にそれは起こった。【魔法陣】に魔力を流すと、【魔法陣】が発動する代わりに右手から【闇】属性の魔力がモヤモヤと溢れる。予想外の事態にジャンフランコは右手を振り回して纏わりつく魔力を振りほどこうと慌てる。
「ジャンフランコ様、落ち着いてください」落ち着かせようと右手を掴んだフレデリカの右手が今度は光を放つ。フレデリカが自分の天恵が勝手に発動したのに気づくのと、モヤモヤと漂う魔力が人の形を取るのがほぼ同時だった。
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ジャンフランコとフレデリカの間に立っていたのは、人間なら三十路半ばといったところ。 熟れきった女の色香を振りまく黒目黒髪の妖艶な美女であった。
肉感的な肢体が今にも衣装から零れ出そうだ。
「ほぉ、このような形で顕現できるとはの」
自らの姿を確かめた後に嫣然と微笑む。
「そこの女童の身体を借りて顕現してもよかったが、それはそれでお互い不都合がありそうでの」
ジャンフランコとフレデリカが手を放しても、ジャンフランコの右手からは魔力が流れ続け、フレデリカの【神具】は発動したまま自分では止められない。
「妾は、其方達の言葉で『秘事の女神』と呼ばれておる」
「女神様、何故にこのような所に御出ましになられたのでしょうか」
一方的に名乗った女神に黙っているわけにもいかず、ジャンフランコがおずおずと口を開く。フレデリカは「ソフィアではない女神」の顕現に固まったままだ。
「其方が構えた『【雲隠れ】の魔法』の【魔法陣】よ。芳醇な魔力に釣られて勧請されてはみたものの、この【魔法陣】に刻まれた約定を結んだは遥か昔でな。もう既にあ奴はこの世にはおるまい?」少し寂しそうな顔をするのは、古の術者を懐かしんでいるのであろうか。
「にも関わらず、あ奴と結んだ古き約定によって妾を勧請する者がおる。この魔法は我が奥義として授けるような魔法でな。横から割り込んで我を使役しようとする横着な輩がおるのであれば顔を見て文句の一つも言ってやらねば気が済まぬというものじゃ」
『他人のアカウントを無断使用して怒られるようなものだろうか』
それで【魔法陣】で呼び出された権能を行使させる代わりに自らを顕現させることにしたのだという。
「それに其方は前にも一度【雲隠れ】の魔法を使うたであろう?その時からじゃ。其方に目をつけて見るようになったのは」
『蠢く【魔法陣】』改め【雲隠れ】の魔法を一度両親の前で発動した時があるが、それを切っ掛けに女神はジャンフランコを注視していたらしい。
「気になって見ておれば、其方、他にも妾の魔法を随分と気安く使っておるではないか」反論できまい?と勝ち誇ったような笑みを浮かべる。【隠ぺい】の魔法や【認識阻害】の魔法を頻繁に使っていたことを指して言うらしいが、これらはすべて目の前の女神の権能を勧請する魔法なのだそうだ。
「そうそう」何か思い出したらしい。「其方【雲隠れ】の魔法の他にも妾が『他の者と結んだ約定』をそのまま使って妾を呼び出しておるな。あれは、そう、隣国の化物じみた強さの女じゃったか。其方あの女の血縁か?」
確か、【防諜】の魔法はジョヴァンナのオリジナル魔法だと言っていた。
「母ジョヴァンナのことを仰言っておられるのでしたら、わたくしはその一子に御座います」
「なるほどのう、あの女も子を持ったか」
暫し間が空く。
「他人との約定と知らぬまま女神様を何度も勧請したこと、わたくしの不徳の至り。この上は...」
女神が身を乗り出す。「良いのじゃ良いのじゃ。そのような些細なこと不問に付すぞ。それより其方、妾と新たな約定を結ばぬか?」
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人と神が互いの名を交わして結んだ約定に基づいて発動するのが魔法の本来の姿であり、今のジャンフランコは【雲隠れ】の魔法も【防諜】の魔法も他人の約定に割り込んで魔法を発動している状態で、幾分か魔法の効果を損なっているらしい。
「【魔導書】から学んだ魔法であっても同じことじゃぞ。アレは納得ずくとは言え約定を知る者であれば『誰彼問わず』勧請を許すとした約定じゃからの。其方の名で約定を結び直せば、より強力な魔法となろうて」【隠ぺい】の魔法を例に挙げると、教会騎士団の手練れでも見破れなくなるくらい強化されるらしい。『汎用版とPRO版の違い、だろうか?』何でも前世のITやWeb界隈の概念に置き換えて考えてしまうのはジャンフランコの悪い癖だ。
「何故に、わたくし如き小童をそこまでお気にかけていただけるのでしょうか」
「其方が小童とな?魂の形だけを見ると其方歳経た熟練の魔法使いのようじゃぞ。確かにそのナリは小童と言えなくもないがの。正直に言うが良い。其方邪法か何かで見た目を偽っておるのかの?」
半ば笑い、半ば怪しい物を見るような目で見られる。
「いえいえ。見た目通りの小童でございますよ」
「いずれにせよ其方ただの魔法使いではあるまい?【雲隠れ】も【防諜】も、本来なら約定を結ばずには勧請はできぬ」約定を交わしての直伝ゆえ【魔導書】を残してはおらぬ、誰にでも覚えられる魔法ではないのだぞ、と付け加える。
「それは、わたくしの天恵によるもので御座います。魔法など【魔法陣】に写し取ることの出来るものであれば再現できるのです」右手に出したままになっていた【魔法陣】を見せると、女神は手を打って破顔した。「これは確かにかつて彼の者と結んだ約定の印。確かにそっくりそのまま写し取られておる」
「流石はあの化物の子よ。末恐ろしいの。よくぞそのように天恵を使いこなすものじゃ。それにその歳にしてその魔力量。気づいておるか?其方既に人外の域に踏み込んでおるぞ」それもあの女の仕込みかの?と首をかしげる女神。
「とある書物を読むためには不足があった故でございます」「アレか?アレは神と通じる者たちの言葉と今の人世との仲立ちをするための書物。人の魔力量ですべてを読み解くことなどできぬ」
「古代文字の考察」を読み解こうとしてそれに足るだけ魔力を増やしただけなのに、この歳で「既に人外」と断じられてしまった。
ジャンフランコが呆然としていると、女神がその右手を両手で掴む。
「其方程の者であれば、妾の加護を受ける資格を十二分に備えておる。その魔力量、その天恵、使いこなす力量、大いに気に入ったぞ。まこと妾の使徒となるに相応しい。其方、よもや否やとは言うまいな」
瞬間、有無を言わさず強い【闇】属性の魔力が身体に流れ込む。最初から拒否するオプションは用意されてない。問答無用どころか抵抗する間もなくジャンフランコの全身が女神の魔力で染め上げられてしまった。
母親譲りの黒髪が更に深い漆黒の色に染まり、その目は瞳に黒く濃密な闇を湛える。何も変わっていないとも言えるし、別人のようにも見える。少なくとも親しい人には変貌は明らかであろう。
「ほぉ、之はなかなかの使徒っぷりよの。ちと強引ではあったが、其方程の逸材。他の神々に横取りされては敵わぬ故にな。許せ」
「許せ」と言いつつ申し訳なさを欠片も感じない。清々しい程の唯我独尊っぷりである。ジャンフランコの意向も都合もまったく考慮の外である。
「本当は一気に眷属としてもよかったがの。其方とて人としての生に未練があろう。そこまで無茶はせん」幾分マシだとでも言いたいのだろうか。「其方の母御に使徒となるか問い掛けたら答える前にどこぞに逐電しおったからの。見込みのある者を見つけたら遠慮は無用。逡巡する間に手の内からスルリと抜け出されてしまう。其方の母御に学んだ教訓じゃ」
『母様!』
「使徒である限り、妾と約定した魔法の効果は更に高まる。妾と仲の良い他の神々にも口を利いてやってもよいぞ。うまくすれば他の神々とも縁を得て同じように約定を結ぶこともできようぞ」いざという時は女神を勧請し助力を請うこともできるという。「ただし、他の神の使徒となることは許さんがの」念を押される。
「これで良い。我が名を与え、新たに約定を結ぼうぞ。之より其方は女神グヒヤデーヴィーの使徒。以後は我が名によって我が権能を勧請するが良い」
女神がジャンフランコの右手を握ったまま神測が記録している【魔法陣】を、正確にはそこに含まれる約定の印の【魔法陣】を次々と女神の力で書き換えていく。女神グヒヤデーヴィーの名前とジャンフランコの名前も古代文字に置き換えられて【魔法陣】に上書きされる。【雲隠れ】【防諜】【隠ぺい】の他にも多数の【魔法陣】が女神グヒヤデーヴィーとの一対一の約定に書き換えられた。
「之で終いじゃ。妾を呼ぶ時はまた、その女童の天恵を使うがよいぞ」フレデリカを見つめる。「と言いたいところじゃが、伴侶でもない女童とそこまで深く縁を結ばせる訳にもいかぬな」
目線をジャンフランコの右手に移し、先ほどとは異なる細く繊細な魔力がジャンフランコの体内を動き回る。どうやら神測の能力を使って代わりができないか探っているようだ。何かを見つけたのかニンマリと笑みを浮かべる。
「其方、なかなかに興味深い天恵を有しておるではないか」
すーっと女神の姿が薄くなり消えると、今度はプロジェクターで投影されるように壁面に女神の満面の笑顔が映し出された。「うむ。之も悪くはないの」【神測】【投影Ⅱ】を勝手に発動させたらしい。この調子で好きなように顕現するつもりだろうか。「絵姿をインクで描いてもよいぞ」
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「そろそろ去のうかと思うたが、その前にその女童にも礼をせねばならぬな」壁面に映し出された女神の姿が再度フレデリカの方を向くと、再びフレデリカの天恵を勝手に使って顕現する。「妾がこのような人の姿をもって顕現する助けとなってくれた礼じゃ。そなたの天恵について教えておこう。それは武具を呼び出すだけのケチ臭いモノではないぞ。妾が姿を伴って勧請されたように、神でも魔でも魔力を以て呼び出して顕現させる事が出来るのじゃ」どのような使い道があるかは妾の使徒と相談すればよい、と言う。
「ついでじゃ。妾の【闇】の魔力をタップリと注いでおいてやろう。いずれ何かの役に立つ筈じゃ」フレデリカの身体に【闇】の魔力が満ちる。フレデリカの金髪がジャンフランコと同じ漆黒に染まる。瞳の色もまた、【闇】色に変わる。変貌の幅はジャンフランコよりも大きい。
「使徒としたわけではないがの。使徒に侍る者にふさわしい姿とさせてもろうたぞ。我に目通りを願う場合は、我が使徒を頼るがよい」
「妾は之にて去ぬ。また逢おうぞ」
女神が去った後。
そこには、途方に暮れたまま座り込むジャンフランコとフレデリカだけが残されていた。
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「それで、何が起こったのか。本当のところを話しなさい」
ここはスフォルツァ邸の一角。ジョヴァンナの執務室でジャンフランコとフレデリカは事情聴取を受けていた。メディギーニ商会のインク部屋で呆然とした状態で発見された二人は、そのままスフォルツァ邸に運び込まれた。緊急との報せを受けたロドリーゴとフローレンスも、二人とほぼ同時にスフォルツァ邸に到着している。
ようやく落ち着きを取り戻したジャンフランコは大人達を見回す。
「まずは母様に聞いていただき、誰になら話してもよいかは母様のご判断に委ねます」
内容が内容だけに情報共有の範囲は慎重に判断する必要がある。特に、まがりなりにもソフィア教会関係者であるロドリーゴとフローレンスの耳に入れてよいかは簡単には判断できない。
ジャンフランコが頑なに主張しフレデリカもコクリと頷いて同意を示す。
判断するのは当主であるジョヴァンナてあり、配偶者であるロドリーゴ、護衛騎士であるフローレンス、家臣であるメディギーニは従わざるを得ない。ジョヴァンナが頷き、三人はひとまず部屋を後にする。
ジャンフランコが【防諜】の魔法を発動すると、ジョヴァンナが片眉を上げる。
「まず、この内容を外で話せば異端審問に掛けられることは必定、とお断りしておきます」
僕達二人は必定。話を聞いた方も教会の心象によっては同罪でしょうね、と付け加えた後、少し間を置き、ジョヴァンナが続きを促すのを待つ。
「僕達二人の前に、ソフィア様ではない女神が顕現されたのです。彼女は自らを『秘事の女神』と名乗り、僕は無理矢理女神の使徒にされてしまいました。フレデリカも巻き添えで女神の御力を受けることになり、二人共に姿を変えられてしまったのです」
ソフィアではない女神、の行だけで十分想像の外であり、かつ目の前の二人の生命が自分の判断に委ねられていることを理解する。
【ソフィア教会関係者に二人の身を委ねる】、【今すぐ目の前の二人をリモーネ王国の外に逃がす】、あるいは【徹底的に事実を伏せ二人を守る】、大まかには三つの選択肢があり、彼女は三つ目を選ぶ。
「理解しました。ロドリーゴ様たちは【守秘】の魔法で口外できないよう縛ることとしましょう」ロドリーゴ、フローレンス、メディギーニが部屋に招き入れられる。
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ジョヴァンナが用意した羊皮紙とインクを使ってジャンフランコが【守秘】の魔法で用いる契約書を書き終えるのを待って、ジョヴァンナが説明する。
「ジジから話を聞いて、契約により口外を禁じるべき内容と判断しました。これは魔法による契約であり、破ろうとした時点で女神の神罰が下ります」よろしいですか、との問いを受け、ジョヴァンナの顔色に事情を察した大人三人は頷く。
ジョヴァンナが契約書を手に取り、契約書の文言の下に描かれた【魔法陣】を見つめる。それは彼女が使うものとは微妙に形が異なっており、先ほどの【防諜】の魔法と同様、ジャンフランコが『秘事の女神』と直接約定を結んだことを明かすものである。
溜息ひとつ。自身が契約書にサインすると、ロドリーゴに渡しサインを促す。
残る大人二人もサインした後に、ジャンフランコとフレデリカがサインする。最後にジャンフランコが契約書に描かれた【魔法陣】に魔力を流すと魔法による契約が成立し、契約書はサラサラとした黒く輝く粉に変わると術者であるジャンフランコの右手に吸い込まれ消える。
ジャンフランコが先ほどと同じ説明を繰り返し大人達の顔色が等しく土気色に変わって、ようやく気まぐれな女神の暴挙の後始末に目処がついた。
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母ジョヴァンナと二人きりになった時、ジャンフランコは疑問に思ったことを投げかける。
「母様。先ほどは初めて聞いたようなお顔をされてましたが、既に秘事の女神とはご面識があったのではないですか?」
「気づいていましたか。ええ。貴方がわたくしよりも強力な【防諜】の魔法を展開した時に、もしかしたらと思いましたが」ここで、ちょっと近づきたくなくなるような凄味のある笑顔に変わる。「わたくしは多くの敵兵を一時に屠るのが信条。隠行の最高神であるあの女神に捕まる訳にはいきません。貴方が加護を押し付けられたのは業腹ですが、これも何かの縁。あの女神をこき使って多くの神々から加護を得るようにしなさい」
「何より母様は化物呼ばわりをされておりましたが」
「あらあら、あの女神に化物と呼ばれるなんて光栄の極みだわ。ジジを勝手に使徒にしてくれたお礼を兼ねて、今度じっくりお話をしないとね」
ジャンフランコが神格の高い神を避けていた理由は、こんな風に勝手に神の手駒にされないためだったのですが、あっさり捕獲されちゃいました。フレデリカは完全に巻き添えです。
今回の新要素:
・ 秘事の女神グヒヤデーヴィー
・ 【雲隠れ】の魔法
・ 【守秘】の魔法
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初めての作品投稿です。
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