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和音の妄想日記⑱

「配信に来てくれてありがとうございます! 葉山ソラです!」


 私はコメントをくれる人たちに挨拶をします。


 今日行った水族館の話やカフェでクレープを食べたことをお話します。


 お兄ちゃんの事はもちろん話しません。


 前はお兄ちゃんが配信を観た時対策でしたが、今は会長のアドバイスで男の気配を出すな! を実行しているのです。


 何でも男のいる気配をオタクさんは嫌い、炎上につながるとの事です。


 お兄ちゃんならいいんじゃないかな? っと私は思っているのですが、今はまだだめとの事でした。


 水槽で泳ぐ魚のイラストの前に半裸の七緒に似せたイラストを描いていきます。


 テーマはアクアリウムカフェのドジっ子ウェイター。


 かがんだ拍子に胸のボタンがはじけ飛び、水をかぶってしまった様子をかきました。


 皆さん大喜びで、私も満足です。


 絵を描き終えた後は今後のスケジュールを話し、終わりの挨拶をして配信を終了しました。


 日記を開いて、今日の事を思い出しながら書いていきます。


 お兄ちゃんとの制服デートはとても最高でとても幸せでした。


 手渡すつもりだったクレープを私が手に持ったまま食べてきたときは、恥ずかしくて死ぬかと思いました。


 それに七緒が気を使って奥の席に案内してくれたのに七緒を呼ぶのをすぐに了承するし……。


 七緒は七緒で、お兄ちゃんからのお土産ですごく喜んで抱きつくし。


 怒りがこみ上げてきました。


 でも兄さんは兄さんで、特に気にした様子はなかったし……。


 兄さんの理想の女の子って、どんな人なんだろう?


 そもそも鈍すぎるんですよ! 周りにこんなに女の子がいるのに恋愛? みたいな空気を作らないし。


 私的にはいいんですが、彼女が欲しいとか思わないのかな?


 私はベットに行き、兄さんが買ってくれたペンギンのヌイグルミをギュッとします。


 これからも取材という名目のデートどんどんしていこうと思いながら眠りにつきました。





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