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和音の妄想日記⑭
お兄ちゃんがあんな大胆なことをしてくるなんて……。
私は顔が赤くなってくるのを感じて、枕に顔をうずめます。
たぶん、七緒あたりの入れ知恵だと分かってしまいますが……。
思い出しただけで、顔から火がでそうでベットの上でゴロゴロしてしまいます。
ダメ、ダメです!
今日はやらなくてはいけないことがあるんですから!
熱暴走してしまいそうになりながらも体を起こし、パソコンに電子ピアノをつなげます。
明日の配信のためのBGMを作らないと。
天使先輩から貰った素材をよりよくするため、気合を入れて作業を始めます。
この配信をお兄ちゃんが見たら、もっと私のイラストを好きになってくれないかな?
そう気持ちを込めて、最終確認をして早めに眠ることにします。
だけど目を閉じるとお兄ちゃんの温もりや手の感触を思い出して、なかなか眠ることができないのでした。




