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和音の妄想日記⑬
バカバカ、兄さんのバカ!
私は自室のドアを乱暴に閉めて、鍵をかけます。
そのままベットに倒れこんで枕を兄の部屋の壁に投げつけました。
どうして兄さんはあんなに無神経なんだろう……。いや、私が怒っているのはお門違いなのは分かってます。
でも昔もですが、兄さんはもう少し私を見てくれてもいいと思うんです!
今もそう漫画のアイディアの事は話すのに、普通の家族のような会話は全然ない。
漫画の話以外は七緒か会長がからんでいる時くらいだ。
それにあのアルルってフィギュア、昔もすごい勢いで見せてきたことを今でも覚えている。
その後それを床にたたきつけて壊したことも……。
どうしてこう私達は普通の兄妹みたいになれないんだろ……。




