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男友達、加害者

火の槍は熱が強く先は、触れられない。

後ろに、逃げると水の杖から、ツララを飛ばされる。

近接は、重い土の斧と風をまとった小手。


魔人自体も固く、重厚な鎧を着けていて、ダメージは通りづらい。

幸い、動きはそこまで早くないので、身体強化は二段階ですんでいるが、決め手にかける。


そう言えば、勇者として戦っていた時もこんな敵と戦った事があった。

エレメントスケルトンクラスター。

剣聖の試練で戦ったモンスターだ。

4属性の魔法武器をいくつもの腕で使ってくるコイツ。

攻略法は簡単だった。


「1つ1つ潰せばいい。」


まずは、ライトストームで視界を潰す。

次に、ファイアランスで水の杖を持つ手を攻撃する。

魔人の咆哮。

結構、痛かったようだ。

1度離れて、身体強化を1つ切る。

デストラクションアローで火の槍を持つ手も破壊。

再び身体強化を重ねがけして、ファイアストームで、炙っていく。

近接しかない魔人が、光の粒子になって消えるまで時間は、かからなかった。


魔人のドロップを回収する。

属性武器に、魔石にポーションLV7。


ルクスの方も同じ感じだったようだ。

ルクスは、何百もの鎖を使って戦っていた。

完全に過剰戦力である。


「属性魔剣2種類っていうのはかなり、幸先良いよね!」


その後、計18周して、属性魔剣4種類集めたルクスは、喜んでいた。


外は、夕方になっていた。

魔人のドロップを売って、臨時収入も入ったので、ルクスと焼き肉を食べて帰ることにした。

久しぶりに友人らしい友人との楽しい時間を過ごした俺は、家に帰って驚く。

めちゃくちゃに荒らされていた。

窓ガラスは割れて、生ゴミまで投げ入れられていた。


近くの高級車から、執事のような人が出てくる。

「九条家の使いの者です。紫龍咲さんの件で、ファンの1部が暴徒化しているようです。その件含めて、少しご相談があります。車へどうぞ。」


「あ、はい。」

としか言えなかった。



九条さんの家は、大使館かよというような大きい家だった。

俺は、客間なのだろうか。

案内され、待っていると九条さんと紫龍さんがやってきた。

「ごめんなさい…。」


「大丈夫だよ。きっと。ところで、九条さんって、学園の偉い人の関係者なの?」


「九条戒、父さんが理事長よ。」


「紫龍さんは、大丈夫?」


「今回の件は、そもそもストーカー退治を配信でやろうとした紫龍さんが悪いのよ。」


「今は、本当に悪いと思っています…。あの時は、かなりぶち切れちゃってて…。いや、言い訳はしません。」


「あの配信めちゃくちゃバズってたからね。ちょっとまずいかも…。」


「家には、戻れなそうだな。」


「しばらく、家にいていいみたいよ。部屋は余ってるし…。そのかわり、一緒に模擬戦しよう。毎日しよう。ちょっと本気で。」


「俺でいいなら、模擬戦で、厄介になります。」


紫龍さんは学校を退学になるかもしれないそうだ。

それは、嫌だなと、思ったので九条さんにやめてね。

と言っておいた。

しかし、こればかりはどうしようもなかった。

紫龍さんは、次の日、自主退学した。

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