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60 アメリカ対インド

レイジは飽和を解き、ディアナに身を委ねた。

暫くすると気持ち良くなり、体内のアルコールが無くなった。


ジョニー【大丈夫か?じゃあオレから行くぜ!】


的はコンクリートが詰まったドラム缶。

ジョニーは上下左右に速射を撃った。

すると、撃った4つの弾はカーブして全てドラム缶に当たった。


レイジ(凄いな。曲がる弾丸、しかも物凄いコントロールだ。)


ジョニー【じゃあ、レイジはこっちのドラム缶に撃ってくれ。】


レイジは少し考えドラム缶を暫く眺めてから、縦一直線に5連続で速射を撃った。


マスター【シンプルな速射だが、良い腕だな。】


レイジが説明しょうとすると、ドラム缶を見ていたジョニーが大爆笑を始めた。


ジョニー【もしかして・・・マジか、スゲーな。予想以上だぜ。】

【おいマスター。レイジが撃ったドラム缶を切断してくれ。切れ味MAXでな。】


マスターは気合いを入れてドラム缶に斬撃を飛ばした。

そして、その断面を見て一同は驚愕していた。


レイジの弾丸は1発目はドラム缶に入ってすぐ霧散。

2発目は50cm、3発目は1m、4発目は1.5m時点で霧散。

5発目は直径2mのドラム缶を貫通していた。


ジョニー【カーブ弾で調子に乗ってたのが恥ずかしいぜ。】

【なんてコントロールだ・・・。】


レイジ【人それぞれ、得手不得手がありますからね。】

【オレはカーブ弾を撃てないし、練習しても出来る気があまりしない。】


ジョニー【いやー、ホント凄いわレイジ。】

【バーブラとの試合が楽しみ過ぎるぜ。】


レイジ(良い試合が出来れば良いけど。)

(あの謎の斬撃の正体が解らないと、瞬殺されるかもしれないんだよな。)

(折角色んな人に認めて貰えてるのに、ガッカリされるのはイヤだ。)

(明日の試合を見て何とか秘密の糸口を見つけないと・・・。)


それからレイジはバーにいたゲート使いにホテルに届けてもらった。

部屋に戻ると、機嫌が悪そうなホイトワがいた。


レイジ(そういえば、ホイトワいつからいなかったっけ・・・?)


レイジ「悪いな、放っといちゃって。」


ホイトワ「そんなのは別に良い。一人で観光を楽しんどる。」

「ただな、大事な試合の前に飲み歩くのは感心せんぞ。」


レイジ「いや、アメリカの選手と能力談議って話でね。」

「結果、殆ど飲んでただけだけど、速射のカーブを見せて貰ったりしてた。」


ホイトワ「そうか。でも、本気の戦いが続くなら身体を休めるのが一番だぞ。」

「また倒れたりしたら、困る。」


レイジは照れながら頷き、床に就いた。



そして、ミストバトル二日目。

花鳥名月の曲をBGMにして今日の選手の紹介が始まる。

二日目もトップバッターはアメリカ。

対戦相手はインド。


一戦目・ジョニー対ニール。

試合開始と同時にジョニーが速射でニールを攻撃する。

ニールの能力は物質生成だろうか。

ジョニーの速射を見えない盾が阻み、ダメージはないようだ。


続いて昨日見たジョニーのカーブ弾。

通常弾と織り交ぜて多角的な攻撃を繰り出す。


これも全て防がれるが、その動きで見えない盾の位置が大凡解った。

両腕の甲部分と太股、額に盾がある。


ジョニーは、今度は更に氷結弾を織り交ぜて多角攻撃を仕掛けた。

レイジの氷結弾より強力な凍結で、ニールの行動は大きく制限される。

ニールは速射を防ぎきれなくなり、徐々に被弾が増えていく。

暫く急所は避けて凌いでいたニールだったが、出血が増えて動きが悪くなり、最後は背中に複数の弾を受けて霧散した。



二戦目はバーブラ対サラ。

サラは我召喚使い。

サラの我召喚は両手に1m程の太い針付き手甲の様なものを付けたワータイガー。

謎の切断を警戒しているのだろう。


ワータイガーは周囲を警戒しながらバーブラに近付く。

バーブラは何かを考えながら、距離を取る。


暫く様子見をしながら睨み合うバーブラとワータイガー。

そして、先に動いたのはバーブラだ。


バーブラは空中を蹴って、一瞬で3m先のワータイガーとの距離を詰めた。

そして、ワータイガーに手刀の様なもので激しく攻撃する。

衝撃は大きくないが、ワータイガーは大きなダメージを負っている。

恐らく、急所攻撃か何かだろう。

そして、何とかワータイガーが反撃をしようとした瞬間、再び3mほど距離を取った。


サラ(斬撃攻撃が来ないのは何故・・・?舐められてるの?)

(バーブラは多分、今大会最強候補。負けるのは仕方ない。)

(でも、舐められたまま、遊ばれて負けるのは許せない!!!)


ワータイガーも身体強化で加速してバーブラを攻め立てた。

バーブラはそれを上手に避ける。

だが、その動きは少し不自然だ。

その正体は、幻術か飛行能力か、それとも見えない足場だろうか。


ワータイガーの猛攻のお陰で、バーブラは攻め倦ねているように見える。

ワータイガーの攻撃力は高い。一撃でも食らったら負ける可能性もある。


舐めて遊んでいるとは考えにくい。

バーブラの能力の糸口が見つかりそうだ。

レイジがそう考えていると、ワータイガーの針が飛び、バーブラの額に直撃した。


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