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55 アメリカの能力者

レイジは久々に少し寝過ごした。

余裕ぶって遅くまで古いアニメを一気見していたからだ。

ホイトワのリアクションが面白くて、ついつい最終回まで見てしまったのだ。


レイジ(相手が格下っぽいからって油断し過ぎだ・・・。)

(これで負けたら仲間に合わす顔がない。)


レイジは急いで準備して、ホイトワを叩き起こして試合会場に向かう。

ホイトワはゲートを開けたらまた寝てしまった。


オカダ「おう。随分ギリギリだな。昨日も遅くまで鍛錬か?」

「試合前なんだから無理するなよ。」


コトネ「努力家なんですね。尊敬します。」


レイジ「えぇ。まぁ・・・。」


レイジ(あー、耳が痛い。)


マイク【おや、揃ったようですね。】

【少し早いですが、もう試合を始めても?】


オルガ【良いだろ。やろうぜ。早く観光の続きがしたい。】


オカダ【レイジが良ければな。どうだ?】

レイジ【全然問題ナシです。】


ミツハ「おっけー。じゃあ準備してー。」


今日はホイトワがいないので、久々のミワの召喚術だ。

ホイトワの召喚術に慣れたせいで、やたらとモタモタしているように感じてしまう。

そして、準備が整い、メンバーが試合場に集まる。


一同【よろしくお願いします!!】


試合開始と同時にオルガが突っ込んできた。

試合開始から1秒に満たない時間で、レイジは頸動脈を切られた。

そして、更に1秒後にはオカダも頸動脈を切られた。


次はデスサイス。

頸を狙うが、効果がないと察してビー玉を狙う。

レイジとオカダは突然の致命傷に動揺して対応が遅れた。


勿論、二人とも能力で回復できるので死にはしない。

ただ、焦って対応が遅れ、無駄に血を流してしまった。

オカダには超速回復があるので何れにしても問題なかったが、レイジは少し危なかった。


とは言え、もう同じ手は食わない。

次は即座に回復すれば、超速移動よりのミストを消費しないだろう。

となると、逆に問題となるのはデスサイス。


オルガは飛べないが、刃を足場にしてビー玉を狙ってくる。

デスサイスはビー玉を破壊されると霧散してしまう。


レイジはデスサイスを狙うオルガに速射で攻撃した。

速射は確かにオルガを捉えていたはずだが、素通りして壁に当たった。

オカダはマイクに殴りかかるが、これも空を切る。


オカダとコトネは動揺するが、レイジはため息をついて軌跡読みに集中した。


レイジ【・・・これは、軌跡読みがなければ苦戦したんじゃないかな。】

【カラクリが解りました。もう、俺らの勝ちですよ。】


レイジは、何もない場所に速射を数発撃った。

すると、マイクの悲鳴が聞こえた。

その後、動きが鈍くなったオルガにも速射を連射。


マイク【チッ、もう終わりか!!】

【やるな日本人、合格だ。】

【世界大会を盛り上げてくれよ。】


それから、マイクとオルガは日本代表メンバーと挨拶して、ミツハに連れられて帰っていった。


コトネ「レイジ。大体予想はつくけど、解説してよ。」


レイジ「マイクの能力は幻術と他者強化(速度特化)。」

「オルガの能力は武器生成と身体強化(速度特化)。」

「マイクは実際に見えるのとは別の場所にいて、オルガを強化。」

「オルガは0.1秒前に見える幻術を纏っていた。」


コトネ「初見殺しね。弱くはないけど、世界大会で活躍できる能力じゃないわね。」

「でも、私3人だったら勝てなかったかも。」


オカダ「そうだな。でも、レイジなら1人でも勝てただろう。」

「俺なら、2人なら負けないと思うが・・・。」


レイジ「ピーキー性能。相性の影響が大き過ぎる。」

「これが試験って良いのかな?」


コトネ「相性が悪くても、推理して工夫すれば、実力者なら何とかなるって考えかもね。」

「少なくとも、ネタが割れれば私3人でも負けないから。」


ホイトワ「まー二重加速であの程度なら、予選落ちするのも納得だな。」

「いや、マイクってヤツの他者強化が大したことなかったのも大きいな。」

「一流がこの戦術を取ったら、かなり危なかったろうな。」


コトネ「そういうものですかね。滅茶滅茶速かったけど。」

レイジ「いつの間に、起きたのか。」


ホイトワ「確かに素早さだけは物凄いだろうーな。」

「だが、所詮は速度特化。力は生身と大差ない。」

「目で追えるレベルなら、そのうち目が慣れる。」

「それで一撃入れればほぼ勝ちじゃ。」

「回復出来る者にとって、奴らは脅威ではない。」


オカダ「まぁ、得るものがある戦いだったと思う。」

「今日は疲れただろう。ゆっくり休め。」


それから、家でマッタリ過ごして翌日。

世界大会出場を決めた16の国が発表された。

もう来週には舞台はアメリカ・ニューヨーク。

レイジは初めての飛行機と思ってドキドキしていたが、ゲートで行くらしい。

ホッとした部分もあるが、初の海外なのに何か味気ないと感じてしまう。


日本の初戦はホクーセン。

独裁国家でヤバいウワサが絶えない国。


代表は、

ショー・キン(33)

サニー・キン(30)

ナリー・キン(27)


何だろう。

三兄弟だろうか?

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