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51 コトコの能力

レイジはホイトワとコトコを連れて龍龍丹に着いた。


レイジ「で、コトコは何が出来るんだ?」


コトコ「ヒモに色んな能力を付与できるの。」

「対象の身体にヒモを巻くと、呪ったり回復させたりできる。」

「大体は腕に巻き付けるのね。」

「能力が付与されたヒモはあんまり強化出来ないんだけど、強度重視のヒモは盾として機能する。」

「遠距離回復は結構レアみたいだし、一人では戦えないけどサポーターとしては良い感じみたいよ。」


レイジ「呪いって偶に聞くけど、具体的にどういう能力なの?」


コトコ「ミストの能力って、術者の身体から離れると効果を失うじゃない。」

「でも、呪いは対象の身体を勝手に利用して効果を持続させる能力。」

「基本的に飽和状態の相手には使えないから、消耗した隙に入れるのが基本。」

「大まかに操作系・妨害系・進行系があって・・・。」


操作系の呪いは、効果は強力だが呪いの元は脆弱。

故に循環でも防がれることが多く、呪いが成功しても対象のミストが回復して飽和になっただけで解ける。


無能力者を操るなら便利だが、基本的に能力者には使えない能力と言って差し支えない。


妨害系の呪いは、主に相手を弱体化させる用途で使う。

飽和相手にも一定の効果があるが、時間経過で効果が薄まる。

長期戦で何度も使うことで、大きな効果を得ることができる。

消耗した相手に使うことで、能力を一気に下げることもできる。


進行系の呪いは、一度発動してしまうと死ぬまで持続する。

「解呪」で外すことができるが、特殊な技術で使い手は多くない。

飽和状態なら呪われることは無いが、戦闘で消耗していると危険。


レイジ「基本的に弱ったヤツを追い詰める能力か。」

「交渉には使えるが、戦闘ではあまり使えない感じ?」


コトコ「ウチの得意な呪いはリミットダウン。」

「妨害系の呪いで、減ったミストを回復出来なくするの。」

「単独だと使えないけど、集団戦では有用でしょ?」

「長期戦で使えば、かなり効果的だと思うよ。」


レイジ「ヒーラー兼デバッファーか。」

「ふーん。そのうちコトコとパーティーバトルできると良いな。」


ウェイター「前菜をお持ちしました。」


レイジ「おっ。今日も美味そうだな。」

コトコ「念願の龍龍丹の特Aコース♡」


ホイトワ「モグモグ。ふむ。今日の肉は前より良いな。」

「前のも良かったがこの歯ごたえはクセになる。」

「フフフ。ところで、さっきの呪いの話だがな。」

「進行系の呪いを飽和にかける術者もおるぞ。」

「勿論、成功率はかなり低いから、ダメ元で何度も使う。」

「一度でも成功したら、放っといたら死亡確定だからの。」

「ソイツは解呪士とセットで、治して欲しかったら降伏しろと言う。」


コトコ「でも、相手側にも解呪士がいたらダメじゃない?」


ホイトワ「まーな。だが、一流の呪術士の呪いは、一流の解呪士しか治せんしの。」

「性別の兼ね合いもあるし、遥か格上を降伏させる唯一の方法と言われておる。」

「主は確か呪術士兼解呪士だろ?こういう使い方も覚えとくと良い。」


コトコ「妨害系の呪いは試し打ち出来るんだけど、進行系はなー。」

「放っておいたら死ぬ状態になってくれる人、中々いないよ。」


ホイトワ「レイジは嫌か?」

レイジ「えっ・・・と、うーん、何かイメージが湧かないけど・・・。」


コトコ「ダメダメ。全裸のレイジの前で冷静に解呪出来ないよ。」

「それにウチの進行系の呪いは石化だから、治っても石になった部分は戻んないし。」


レイジ「解呪って全裸になんのか。じゃあホイトワとか女の子同士でやれよ。」

「ホイトワなら召喚回復で失った部分も治せるし、丁度良いだろ。」


ホイトワ「ふぅ。何もしらんのだな。」

「同性の解呪は禁忌だ。高確率で感染するからな。」


レイジ「そういうモンか。じゃあ、実戦で試すしかないのか。」

「でもま、コトコが一人のとき襲われたら、進行系の呪いしかないのか。」


コトコ「そーだね。リミットダウンじゃ勝てないからねぇ。」


ホイトワ「おお!!今日のメインデッシュは何だ?」

「変なカタチでプルプルしとる。」


コトコ「これはねー。フカヒレって言ってサメのヒレなんだよ。」

「あーすっごい。一度だけココで奮発して1万円のフカヒレチャーハン食べて感動したんだけどさ。」

「明らかにアレよりも更に別次元に美味しい。語彙力無いのバレるー。美味しいしか言えない。」


レイジ(今日はこんな美味いもの食べて、明日はミヅキさんとデートか。)

(さっきは不覚を取ったけど、結果は日本ランキング2位。)

(そして今度は、VIP待遇でアメリカ旅行か。)

(後ろ暗いコトは幾つもあるが、全てを知って受け入れてくれるホイトワがいる。)

(幸せ過ぎて、好調過ぎて怖いな。)

(・・・ヤバいな。こういうのって大惨事のフラグ?)


それからも三人で楽しく食事をして、気持ちよく酔っ払って解散。

結構寝たと思ったが、家に帰るとそのまま布団にダイブして熟睡した。

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