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50 試合のあと

オカダ「ま、今は負かした相手が長居するのは良くないかな。」

「今日のところはこのくらいで失礼するよ。」


レイジ(俺の能力はチートで最強だと自負してる。)

(でも、オカダさんに負けた。)

(それは、能力で負けていたからじゃない。)

(繊細な能力行使と咄嗟の判断がズバ抜けていたからだ。)

(能力で勝ってても、技術で負けたら勝てない。)

(結局、チートだけじゃダメってコトだな。)


ホイトワ「主の能力は複雑だからな。」

「完璧にコントロールするには悠久のときを要するだろう。」

「しかし、あの火炎弾の追加ミスト弾は見事だったぞ。」

「オカダとやらは、シンプルな能力故に100%使いこなせてる。」

「でもそれは、もう伸びしろが無いとも言える。」


レイジ「慰めてくれてんのか?」

「ありがとな。」


ミヅキ「あれ?何かお邪魔ですか?」


レイジ「え!ミヅキさん?」


イツキ「突然ごめんね。キムラさんに目覚めたら教えて欲しいって頼んでたの。」

「準優勝おめでと。日本代表おめでと。」


レイジ「う、うん。どうも。」

イツキ「やっぱ凹んでますよ、ミヅキさん。どうします?」


ミヅキ「やっぱり、」

「明日デートしませんか?」

レイジ「えっ、俺負けたけど・・・。」


ミヅキ「わたしがしたいんですけど、嫌ですか?」

レイジ「嫌じゃないよ。嬉しいです。」


ホイトワ「負けたのに結局デートなのか?」


イツキ「負けたけど、負けた感ないしな。」

「あの激戦でほぼ引き分けなら、勝った以上だろ。」


ホイトワ「良いけどな。イツキ明日ヒマか?一緒に遊ばんか?」

イツキ「あら、私もデート?良いよ。」


そう言うイツキの表情は複雑だ。

イツキがどういう意図で誘ったのかは、レイジにも見当がつかない。


レイジ「でも、今一番売れてる芸能人の花鳥名月がこんな度々俺らと遊んでて大丈夫なのか?」


イツキ「MミスティHホールの影響で、普通の番組は減ってるからね。」

「ニュース関係の人は寝る暇もないみたいだけど、私らは余裕があるの。」


レイジ「そういうもんか。俺ニュース見ないもんな。」


ミヅキ「騒動の渦中にいるレイジくんが見て役に立つニュースはあんまり無いと思うよ。」

「能力の初歩の初歩とか、宇宙人の特徴とか、対策課のコトとか、レイジくんにとっては当たり前の情報でしょ?」


ホイトワ「ワタシの特徴・・・?」


イツキ「簡単に言えば、無能力者を瞬殺できるくらい強くて、半端な能力者じゃ手段で挑んでも勝てないとか。」

「飽和だから操作とか呪いとかが効かないとか、私らとは別次元に凄いって話。」


ホイトワ「フム。でもワタシは正面から戦ったらイツキより弱いぞ、多分。」

「まー、イザとなれば逃げてから暗殺するがな。」


レイジ「怖いこというなよ。」

「ホイトワの敵は、俺が普通に倒してやるから。」


ミヅキ「ホイトワちゃんは宇宙人なのよね。レイジくんに助けられたんだっけ?」


レイジ「説明は難しいんだけど、色々あって一蓮托生の兄妹みたいな関係なんだよ。」


イツキ「ふー・・・ん。そっか。」

「疲れてるだろうし、そろそろ帰ろ。」


ミヅキ「じゃー、明日9時にメロ大前集合、で良い?」

レイジ「おっけー。よろしく。」


ミヅキ「よろしくー、バイバーイ。」


レイジとホイトワも手を振って別れる。


レイジ「さて、じゃーコトコ呼ぶか。」

ホイトワ「イツキのこと、聞かなくて良いのか?」


レイジ「別に良いよ。」

「俺らが兄妹なら、イツキとも姉妹だもんな。」

「姉妹で遊ぶ理由をイチイチ聞いたりしないよ。」


ホイトワ「確かにワタシとレイジはゴウタの魂を得た同士で、兄妹的な関係と言える。」

「だが、レイジとイツキほど完全なカタチじゃない。」

「レイジはワタシの裸を見ると、幾ばくか心拍数が上がるだろ?」


レイジ「それ解ってて一緒に風呂入ろうとか言ってたのかよ。」


ホイトワ「嫌がってはいなかったしな。」

「ワタシには、そういう羞恥心があまり無いのだよ。」


レイジ「そーか。お、今更だがココ第三病院か、下の対策課に挨拶に行った方が良いよな。」

ホイトワ「そうだな。ムラモトが五月蠅いしな。」


レイジたちが対策課に行くと、大歓声が起きた。

その中にはコトコもいる。


コトコ「いつの間にあんな強くなったのよ。」

「ウチの成長見せつけたかったのに、逆に見せつけられちゃったよ。」


レイジ「ハハハ。でもコトコの能力は気になるから、後で見せてね。」


ムラサキ「いやー、レイジくん戦う度に強くなるね。あたしと戦ったときとはもう別人。」


ハルマ「あの火のヤツ何だよ。」

「クッソ、意地でも食らいついてやるからな。」


レイジ「やっぱり、互角の戦いは得られるものが多いよな。」

「火炎弾も戦闘中に思いついたんだぜ。」

「ハルマとの一戦が無かったら、エリカさんにも勝てなかったかもしれない。」

「世界大会で、俺はきっともっとずっと強くなる。」


コトコ「最初の頃と随分印象変わったな。いつから熱血キャラになったんだ?」


レイジ「そー言えばそうだな。でもま、ゲームとかはやり込む方だし。」

「ってかそろそろ、龍龍丹行かない?腹減った。」


ホイトワ「おー、龍龍丹。龍龍丹。」

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