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32 メインスキルとサブスキル

ムラサキ「勝てるとは思ってなかったけど、やっぱ負けると悔しいねー。」

「流石に強いね!ナイスファイト。」


レイジ「いや、何とか勝てましたけど。」

「召喚体の俺、紙耐久過ぎて博打要素強過ぎです。」

「今回だって、棍棒喰らったら即死確定でしたよ。」

「何か良い方法ないですかね?」


ムラサキ「物質生成上手くいかないの?」


レイジ「俺が普段来てるミストの服が、多分我召喚ってヤツなんだと思います。」

「変身スライム?変態スライムみたいな?」


ムラサキとミワが顔を合わせて無言になる。


レイジ(ヤバいか?無理があるのか・・・?)


ミワ「なるほど、そう考えると納得です。」

ムラサキ「そーいうことか、安心した。」


レイジ「どういうことです?」


ムラサキ「ほらレイジくんさ、クイナとの戦いで変なの出したじゃん。」

「あの、ツバサにくっつけたヤツ。」

「あれがミストの能力で説明がつかなくて、皆不安に思ってたのよ。」


ミストでつくったものは、術者の身体から離れると一瞬または数秒で霧散するハズ。

しかし、レイジがクイナの翼に刺した刃は数分間その場に残り続けた。

その謎現象について、裏で話し合いが行われたようだった。


しかし、我召喚ならその現象に一応の説明が付く。

我召喚で生まれる生物は、ハルマのカルマの様な普通の人間だったりもするが、多くは未知の生物だ。

そして、我召喚生物の身体の一部は、我召喚生物が生きている限り霧散しない。

何にでも変身できるスライムというのは、かなりぶっ壊れのチート生物だが、我召喚の性質上あり得ないとは言えない。


更に言うと、基本的にミストの能力は、明確ではないがメインスキルとサブスキルの様な概念がある。

例えば、ヤマトのメインスキルは「身体強化」サブスキルが「物質生成」。

それに対して、ムラサキのメインスキルは「物質生成」サブスキルが「身体強化」。

基本的に最初に覚えた能力がメインスキルだ。


だから、ヤマトはムラサキよりかなりレベルが高いが、「物質生成」ではムラサキに及ばない。

更にサブスキルでもないムラサキの「回復」はメインスキルが「回復」のキムラの足元にも及ばない。


それなのにレイジは、ムラモト以上の「速射」とムラサキ以上の「物質生成」が使える。

これもレイジが異常視された理由だった。

これも、「物質生成」が実は我召喚の能力だったとなれば、違和感はない。


レイジ「能力の詳細は隠すものって思ってたから黙ってたんですけど。」

「何かすいません。」


ムラサキ「命を預ける仲間くらいには言いなさいよー。」

「あ、バイトだから一線引いてたのかー。」

「でも逆に教えてくれたってコトは今はもう仲間だと思ってくれてるってコト?」


レイジ「あー、考えてみればそうかもしれませんね。」

「それで思ったんですけど、俺のメインスキルは速射ってことは、サブスキルもあるんですよね。」


ミワ「何言ってるんですか。サブスキルは軌跡読みか召喚術でしょうよ。」

「私みたいに召喚術以外パッとしない人もいるんですよ。欲張り過ぎです。」


レイジ(俺が能力を覚えたのは軌跡読み→生物操作→速射→物質生成の順か。)

(普通に考えれば、メインスキル軌跡読みでサブスキルは生物操作。)

(でも、どっちも大して成長してないよな。)

(俺の成長具合を考えると、メインスキル速射でサブスキル召喚術なんだろう。)

(イツキと混ざって適性が変わったのかな。)

(元来の俺の適性、凄く陰キャっぽい組み合わせだな・・・。)


レイジ「サブスキルは0か1個って感じなんですか?」


ミワ「私のレベルが低いからサブスキルが無いのかもしれません。」

「そレベルが上がればサブスキルが増える可能性もあると思います。」

「マイさんとメイさんのお陰でかなりのことが解ってきましたが、解らないことも多いんです。」


レイジ「色々試してみないと解んないってことですね。」

「とりあえず、ムラサキさんを手本に身体強化に挑戦してみたいです。」


ムラサキ「良いね。やる気があるのは良いことだよ、若者。」

レイジ「ムラサキさんも若いですよね?」


ムラサキ「対策課の中では若手だけど、学生と比べるとねー。」

「じゃー第二ラウンド行きますか!」


今度は試合形式じゃなく指導的な感じ。

ムラサキは教えるのも学びが多いと協力的だ。


ムラサキ「でも、レイジくんの身体強化は、やり方はバッチリだと思う。」

「ただ、力強さが足りないのよねー。」

「やっぱり才能ないのかな?」


レイジ「うーん。でも何かが掴めそうな感覚があるので、もう少し付き合ってくれると嬉しいです。」


ムラサキ「そう?良いよ、気が済むまで相手してあげる。」


それから、暫く鍛練を続けるうちに徐々にレイジの身体強化はレベルアップしていく。

暫く経つと何かがハマった感覚になり、強力な乱打をムラサキに仕掛けた。

結局、ムラサキに打ち負けたが、かなり近いレベルになった。


レイジは嬉しそうにムラサキの顔を見ると、ムラサキは変な顔をしている。

ミワも同様だ。


レイジは恐る恐る自分の身体を見てみると、胸がある。

しかも、かなりの巨乳だ。

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