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14 ゴウタとの再会

レイジは目を覚ますと、ゴウタとリュージのことを思い出して焦った。


レイジ(そう言えば、リュージはどうなった?)

(ゴウタと合流したなら、もう敵になっている可能性が高い。)

(いや、リュージはアレで能力の才能はある方だろう。)

(戦闘中に操作が外れて逃げたとか。あり得るか?)


レイジは色々と考えながら大学の準備をして、大学に向かった。

そして、大学。


ゴウタ「よぉレイジ、久しぶり。」

リュージ「よぉレイジ、おはよう。」


レイジ「おぅ、おはよう。」


レイジ(はああああああああああっっ!!?)

(何でいるの?ウソ、なんで普通に登校してんの?)

(しかも、俺の軌跡読みで察知出来なかった・・・)

(リュージは無傷だし、何で?何で?)


ゴウタ「何泣きそうな顔してんだよ。」

「お前はもう虐められっ子じゃないだろ?」


レイジ(どうやら、俺はコイツらが心底怖いらしい。)

(それは強くなっても変わらない。)

(乗り越えないとな。)


レイジ「別に、ちょっと驚いただけだ。」

「で、どうする?放課後にお話しでもしようか?」


ゴウタ「話が早くて助かるわ。」

「じゃあ、去年潰れたホテルに放課後な。」


レイジ(コトコがいないな。)

(また攫われたのか?)


念のために連絡を入れてみるが反応がない。


レイジ(下手に反応すると人質としての価値が上がる。)

(俺は冷酷、コトコのことは気にならない。コトコのことは気にならない。)


レイジはそう言い聞かせるが、汗が止まらない。

コトコはレイジにとって唯一の普通の友達。

気にしないのは無理だ。


レイジはコトコが特別でないと思わせるために、同級生の定点未満を二人操って一緒に昼を食べた。


実際にゴウタはコトコを拘束していた。

しかし、そんなレイジを見て人質にするのは止めた。

協力されるのを防ぐために解放はしないが。


そんな水面下の駆け引きをしつつ、内容そっちのけの大学の講義が終わった。

レイジはキムラに宇宙人との戦いで遅くなると連絡し、ホテルに向かう。


実際に宇宙人が絡んでいる確信はない。

しかし、レイジはホテルに宇宙人がいると考えていた。

それでも、罠の可能性を考えつつも単独でホテルに行くのは、やはりコトコが心配だからだ。


ゴウタ「マジで一人か?」

「随分、自信たっぷりじゃねーか。」


レイジ「ココなら死んでも処理できるのか?」

「弱いお前らでも、二対一なら良い勝負が出来るかもな。」


リュージ「誰が弱いって!」

「おいゴウタ!お前ならタイマンいけんじゃねーの?」


ゴウタ「安い挑発だな。」

「多分、二対一でもオレらは勝てない。」

「怖いのは三人目、だろ?」


クイナ【どうやらボクの存在に気付いているようだね。】

【よろしく、黒幕で宇宙人のクイナです。】

【キミは何だか普通じゃない。油断はしないよ。】


突然、何もない場所からクイナと名乗る宇宙人が現れた。

手足の長い細身の大男。

軌跡読みさせない謎の能力者。


とりあえず、頭数を減らすのが先決。

そう考えて、レイジはリュージに乱れ撃ちをする。

だが、これはゴウタの予想通り。


ゴウタは素早くゴーレムを出して、銃弾を受けさせる。

しかし、撃った弾は余剰魂。

弾はゴーレムの中で心臓を探し、突き破る。

ゴーレムは次の瞬間、霧散した。


ゴウタ「お前も我召喚(がしょうかん)使いか。」

「虫のタマゴを飛ばしたみたいな感じか?」


レイジ「さてね。お荷物がいると大変だな。」

「それにかばう価値があるのか?」


レイジ(いつの間にかクイナの姿が無い。)

(不意打ちが来るんだろう。いつ来る?)


レイジはリュージを狙って再び銃弾を撃った。

次の瞬間、真後ろからクイナが鉤爪を付けて攻撃。

それは服を硬質化して防ぐが、ゴウタとリュージの傍まで蹴り飛ばされた。


レイジ「俺は接近戦が弱いと言ったか?」


飛ばされたレイジは、身体強化して待ち構える二人を刃で切り刻んだ。

致命傷だと思ったが、ゴウタに回復されている。


レイジ「ゲート、我召喚(がしょうかん)、身体強化に加えて回復も出来るのかよ。」

「随分と多才だな、ゴウタよ。」


ゴウタ「はっ、お前が言うとイヤミにしか聞こえねーよ。」

「何なんだよ。お前、想像以上に化け物だな。」


クイナ【ふぅむ。】

【単なる天才じゃないのは間違いない。】

【でも、実際に戦ってみてもキミが何なのか解らないねぇ。】


レイジ(探られてる?)

(長期戦は危険だな。)


そう思って、レイジはリュージの脳天に銃弾を食らわせた。

今度こそ、リュージは絶命した。


続けてゴウタにも脳天目掛けて弾を撃つ。

ゴウタは再びゴーレムで防御。


しかし、続けて撃った弾が腕にヒット。

ゴウタは腕を切り落として再生した。


ゴウタ「てめえ、殺りやがったな!!」

「許せねーーー!!!」


レイジ(本気でキレて襲ってきたのか?)

(ゴウタのことだ、作戦かもしれない。)


そう考えたが、特に策は見えない。

難なく無謀な突進を余剰魂で対処した。

暫くすると、(ミスト)切れを起こしたようだ。

無理やり(ミスト)で塞いでいた傷口が一斉に開き、ゴウタは倒れた。


そして、それを傍観していたクイナも、弾を集めて作った刃で背後から攻撃。

首を両断した。


レイジ(クイナと一対一の方が苦戦してたんじゃないか?)

(策に溺れたな。)

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