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魔王の裁定  作者: 有野 仁
第1章
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1話 森の中……

「仲間」って ずっと いいな って思っていた。

わたしはその言葉に憧れていた。


昼休みの教室は楽しそうな話し声が溢れている。

周りにクラスメイトがいるのに一人のような気がする。

まるで空気のように、誰にも気にされない。

本当はここにいないようなそんな感じ。

独りでいるわけではないのに。

開いた窓からは、雲一つない青空が見えている。

どこかへ出かけたくなるような空だった。

これでいいのかなって。

ただ、変わらない日々を繰り返しているだけのような気がする。

自分からは何も動こうとしていない。

何かを変えようとしていない。

こんなことでは何かが変わるはずがないのに。

変わりたくないなんて、思ってない。

でも、だめだ。踏み出せない。

友達とも呼べない浅い付き合いのクラスメイトの話に相槌を打つだけ。

これでも、頑張った。

中学生、高校生になって……

明日からも変わらない日々が続いていく。


家に帰ると、「おかえり」とキッチンから母の明るい声が聞こえてくる。

「ただいま」というとすぐに2階の自分の部屋へと入る。

わたしは、ベッドの上に転がった。

昨日の夜は本に夢中になり、夜更かししてしまって眠かった。


心地のいい風が頬を撫でる。

緑の丘の上。

空はどこまでも青く、眼下には、童話にでも出てきそうな可愛らしい街。

そう、わたしは、こんなところに来たかった。

手を伸ばして、思いっきり、風を感じる。今なら、空でも飛べそうなほど。

「愛唯」

背後から、名前が呼ばれた。

「愛唯」と名前で呼ぶのは家族だけなのに。

振り返ると、そこには、4人の姿がある。

誰かはわからない。ただ、人が4人いると感じる。

わたしは彼らに向かって、駆け出した。

わたしの仲間。

辛い時でも、一緒に分かち合える。どんなときでも、共に乗り越える。

なのに……

4人はくるりと向きを変え、遠ざかっていく。

まるで、違った。間違えたというように。

彼らは、わたしを置いていく。

走っているのに追いつけない。

ええっー!? なぜ、なぜなのよ!

わたしが踏み出した先は崩れた。


落下する嫌な感覚にわたしの体がビクッと跳ねた。

そこはもちろん、わたしの部屋のベッドの上。

夢の中なのに、薄情……

ひどすぎる……

現実でも、夢の中ですら、わたしに仲間はいない。

昨日読んだ本は、異世界に飛ばされた主人公が仲間と冒険をする話だった。

ちょうどそのパーティが5人。

わたしは小さなため息を吐いた。

その時、母の大きな声が聞こえてきた。

「夕食よ。下りてきなさい」

部屋を出ると、弟が階段を下りていくところだった。

テーブルにはすでに母が夕食の準備をしてくれていた。

明るく元気すぎる母と最近太り気味の穏やかな父、それと、まあ普通の弟と、4人家族だ。

わたしは家族が大好きだった。

例え、家の外では一人でも、ここではそうではない。

父が残業でいないとき以外はこうして4人で夕食を取る。

母が今日はこんなことがあったと、面白おかしく話していた。

わたしはそれを笑って聞いていた。

いつもの穏やかな日常だった。


翌朝、

「行ってきます」

わたしは、いつものように、母に声をかけ、玄関でスニーカーを履いた。

いつもと同じ時間に、いつもと同じように、高校へと向かう。

出欠の20分前には、席に着ける。

今日も同じように……そう思っていた。

玄関のドアを開ける。小さな青緑色の門の向こうに道路が見えている。

視線を上に向けると、快晴の空。

わたしは、ドアの外へと、踏み出した。

強い風に吹きつけられ、思わず、目を閉じる。

次に目を開けると、あるはずの門も道路もなかった。

そればかりではない。

見慣れた周りの家々、それに自宅さえない。

見えるのは、木々だけ。

くるりと回っても、360度、見えるのは、木。

ひたすら木しか見えない。

「どこ……ここ……」

訳が分からない。

しばらく呆然と立ち尽くしていた。

時間が経っても、見える景色は変わらなかった。

「誰か」

声を上げてみるが、何も反応がない。

不気味なほど、静かだった。

「誰か、いませんか!」

大声を出しても、返事はない。

「きっと夢なんだ」

きっと、ここで眠れば、自分のベッドの上で目を覚ます。

今日は、遅刻かもしれない。

一度も、遅刻したことがないのに。

近くにあった木に触れる。

確かに木の感触が伝わる。

景色は、夢とは思われないほどに鮮明だ。

その木の下に腰を下ろし、目を閉じた。

図太くも眠ってしまっていた。

体が少し痛い。

触れる硬い感触。

ベッドなどではなかった。

目が覚めても、森の中。

「どうして……」

声に出しても、状況に変わりはない。

移動しないと。

私は立ち上がった。

動かない方がいいとか言うけど、それは、誰かが助けに来てくれる場合だ。

わたしがいる場所なんて、多分誰も知らない。

わたしが自分でこの森から出るしかない。

どっちに行こう?

まるでわからなかった。

とにかく夜までにここを出たい。

正面に向かって歩き出した。

考えても何もわからないなら、行動するしかない。

ここが一番遠いかもしれないという不安はある。

でも、早く家に帰りたい。

休まず、歩き続けた。

腕時計を見ると、12時、歩き始めて3時間が経過していた。

景色は変わり映えしない。未だに、森の中だった。

疲れと空腹と足の痛みで、近くの木の根に座った。

持っていたバッグからお弁当と水筒を取り出した。

朝の苦手な母は作ってくれないので、お弁当はいつも自分で作っている。

母はわたしが学校へ行く時間くらいにようやく起きてくるのだ。

お弁当は半分だけ食べた。残りは念のため残しておく。

大好きな出し巻き卵も半分だけ残した。

歩かないと。

太ももをパンパンと叩いて、自分を鼓舞する。

再び、森の中を延々と歩く。

まるで同じところを巡っているようにすら錯覚する。

休憩をほとんど取らず、歩き続ける。

速く、早く。

気持ちは焦るが、足が痛くて、思うように歩けない。

そうして足がもつれ、何もないところで、盛大に転んだ。

顔は何とか手で庇い、顔面を打ち付けることは避けられた。

もう、いや。

弱音が漏れる。立ち上がることもせず、地に突っ伏したまま。

立ち上がりたくない……

膝と手のひらには痛みがある。おそらく、擦りむいて血が出ているのだろう。

そのままでどうにかなるわけなどなく、仕方なく身を起こす。

足を投げ出して座ると、血の滲んだ両足が見える。

目で確認してしまうと、余計に痛くなってくる気がする。

いやだ。

そう声を発していた。

ただ、家を出ただけのはずなのに。

どこに向けたらいいのかもわからない恨みと一人の心細さでいっぱいだった。

誰か……

消え入りそうな声で、呟く。

誰もいないことはとっくにわかっていた。

元々生い茂る木のせいで森の底は日の光が届きにくい。

その上、日も傾いているので、どんどんと薄暗くなってくる。

不安を煽るには十分だった。

膝を抱いて顔を埋めて小さくなった。

誰か……

もう足は限界を迎え、歩けない。

単に、もう歩きたくないだけかもしれない。

誰か……

誰も来てくれないことはわかっている。

でも、言わずにはいられない。

よくわからない状況の中、完全に思考は停止していた。

ほぅほぅ――

どこかからか聞こえる梟のような鳴き声がして顔を上げた。

辺りはすでに闇で覆われていた。

全く何も見えない。明かり一つない。

視力を失ったと思ったほどに、真っ黒だった。

よくわからない鳴き声がする度に、体が強張る。

唯一の救いは猛獣のような鳴き声はしないことだった。

おそらく、聞こえているのは鳥か小動物の鳴き声だ。

だからといって、熊のような獰猛な動物がいないとも限らない。

猛獣とか来ないで!

心の中で祈る。

いや、それよりも。

別のことを考えていよう。

ここは、異世界?

読んでいた小説が思い出される。

その小説ではこんな誰もいない森の中に置き去りにされるような始まりではなかった。

酷い状況ではあったが、後に仲間になる人にすぐに助けられる。

それが物語の冒頭だった。

魔法とか、使えたりするのかな。

そう考えて、すぐに打ち消す。

何を馬鹿なことを考えているんだろう。

考えられるとすれば、夢、転送、転生……転生?

そう思って、すぐに自分の顔を触ってみる。

あまりよくはわからないが、顔は変わっていない気がする。

バッグに鏡が入っていたはずだが、今見たとしても、暗くて見えない。

スマホがあればと思うが、ないものは仕方ない。

もう一つバッグを持っていたはずだか、手放してしまったのか、最初からない。

でも、実はもう死んでしまったのかもしれない。

門を出て、車に轢かれたのかもしれない。

もう戻れないかもしれない。

嫌な考えばかりが浮かんでくる。

もし、死んでいたんだとすれば、みんな、悲しんでるかな。

顔が浮かんでくる。

母に、父に、弟に、祖父母に、幼馴染、いつも声をかけてくれる近所のおじさん、おばさん。

今頃は、家族で夕食を食べてる頃かな。

今日の夕食は何だったのかな。

胸が熱くなってくる。何かがこみ上げてくる。

家に帰らせて……

「家に帰らせて」

暗闇に向けて呟いた。無意味だとわかっていながら。

目には涙が溢れていた。


――■■■――

「えっ!」

目を見開いた。体の側面に硬くて冷たい感触がある。

すぐに体を起こす。

そこは、森の中の転倒した場所だった。

人の声が聞こえた。

一言だけだった。ただ、何を言っていたのかわからない。

体を起こすとよくわかる。眠っていたのだと。

体がわずかにだるい。

それにすでに夜は明けていた。

声は夢の中での声だった。

森の中の2日目。

お腹が空腹を訴えて音が鳴る。

半分残していたお弁当を食べた。すでにご飯は硬くなっている。

おいしいとは言えなかった。腐った匂いはしていないから大丈夫だとは思う。

全て食べた。食べないと、体力がもたない。

それに、食べたことで少しだけ元気とやる気が出た。

「さあ、歩こう」

自分に言い聞かせるように、できるだけ元気な声を出した。

その日もひたすら歩いた。

もう食べるものはないし、水筒のお茶もほとんどない。

一刻も早く、森を出なければ、死ぬかもしれない。

歩いていると、お腹が空いてくる。昨日の睡眠で痛みが取れた足も再び痛くなってくる。

足首を回して、足を気遣う。

そういえばと思い、昨日転んで血が滲んでいた膝と手のひらを見た。

傷は残っていなかった。大したことはなかったのだろう。

さらに歩いた先にあるものに目を奪われた。

泉があった。

駆け寄り、淵に座り、覗き込んだ。

水は澄んでいて、底まできれいに見えた。底からは泡が時折上がる。水が湧いている。

空になっていた水筒で水を汲み、喉を潤した。

それでも、空腹は紛れない。

「この辺りの苔、食べられないかな」

物欲しげに苔をじっと見たがやめた。

知識のないものに手を出すのは危険だ。祖母からの野草の知識は多少あるが、祖母に摘んでみせると毒だと言われた経験がある。

1日後のお弁当は大丈夫だったが、もし食中毒にでもなって動けなくなったら、本当に死んでしまう。

それに1日ぐらい食べなくても死なない。

今はとにかく、森を出ることだけを考えよう。

そうすれば、ここが何処かもきっとわかる。

水が流れ出ていればよかったが、残念ながらそれはない。流れ出ていれば、それを辿れば、川になり、民家もあると思った。

水筒を満たし、顔を洗うと、泉を後にする。

名残惜しくはあるが、留まるわけにいかない。

多少の休憩を挟みながら、薄暗くなるまで歩いた。

ちょうどいい木の洞を見つけ、そこに潜り込んだ。

狭くはあるが、膝を抱えると、すっぽり入る。

刻一刻と、闇が深くなっていく。

今日も森から抜けられなかったなぁ――

ため息を吐いてしまった。

お腹も空いた。

「ここを出たら、カレーが食べたい。お肉もいいなぁ……」

体を横にしても、疲れているはずなのに、中々、眠りにつけない。

普段、眠るにしては早い時間だった。

楽しいものやおいしいものを思い浮かべても、不安は消えてなくならない。

怖い。寂しい。空腹が耐えられない。こんなところで寝たくない。

どうしてこんなことに。

もう嫌だ。嫌だ。嫌だ。

不平不満が止まらない。



――■■■――

――王よ――

――お選びくださいませ。あなた様の望むべき未来を――


男の声が聞こえた。

飛び起きると、頭をぶつけた。

狭い木の洞の中。変わっていない。

声はやはり夢だったと思う。

そろそろ人恋しすぎて、人の声が聴きたくて、幻聴に近いのかもしれない。

それにしても、もっとましなことを言ってほしい。

読んでいた小説の中のセリフのようなことを言わないでほしい。

もう食べ物がない。自分の気力で自分を奮い立たせるしかない。

森の中の3日目。

しばらく歩くと、大粒の雫が額に当たった。

上を向くと、所々で雫が落ちている。

雨……

雨の音が響きだす。

落ちてくる雫の量も増えてくる。

わたしの代わりに空が泣いてる……

もうわたしも泣きたい……

木の葉で直接雨が掛かるわけではないが、それでも着ている服は濡れてくる。

靴下と着ていた乾きにくそうなブレザーは脱いでバッグに押し込んだ。

雨を防げるような場所を探して早足になる。

ブラウスは濡れて肌に貼りついて気持ち悪い。

水気を含んで重くなったスカートが鬱陶しい。

雨を防げる場所は見つからない。

焦って、また、同じ失敗をする。

木の根に足を取られ、転んだ。

濡れた地面の感触が手に伝わる。

すぐに起き上がる。

痛みよりも、すっかり汚れた服にショックを受ける。

もう心は折れそうだった。

起き上がったのは、濡れた場所に倒れていたくなかったから。

体が震える。

寒い……

低体温症、そんな言葉が浮かぶ。遭難でこれが怖いのだとニュースで言っていた気がする。

偶々、見回した先に木の根が盛り上がった場所を見つけ、木の根の下へと入り込む。

雨は防げる。ただ、すでに全身が濡れてしまっている。

手足を抱え込み、丸くなっても、必死で摩っても、寒い。

そうだ。

ブラウスとスカートと靴は脱いだ。

ブラウスを絞って、体を拭く。

バッグに入れていたブレザーを羽織る。

軽く息を吐く。

わずかでもあったかく感じる。

自分の体温を、自分の鼓動を感じる。

雨が上がったのは、それから2時間も後だった。

まだ、生きてる。

こんなところで死にたくない。

再び、歩き出す決心をする。

こんなところでも、下着姿で歩くことは抵抗がある。

ブレザーの袖に腕を通し、水を絞っておいたスカートを履き、濡れた靴も履く。

ブラウスは脱いだままで少しでも乾きやすいようにバッグに結び付ける。

歩き出す。

歩く速度は落ちている。

足取りも重い。

それでも歩くしかない。

さらに歩いた後に、ようやく希望が映った。

森が一直線に途切れていて、その部分が他の場所より明るくなっている。

走った。あまり速度は出なかった。

それでも、気持ちが逸る。

駆け出した先で、森が途切れる。

それは、道だ。間違いなく。

コンクリートで舗装はされていないが、整地された人工的な道だった。

それが一直線に延びている。

辿っていけば、必ず、人家がある。

ただ、どちらに進む方がいいか。

左も右も変わらない。

決めあぐねていると、かすかに音が聞こえてきた。

音のする左側をみると、小さく馬車のようなものが見えた。

それは確実に近づいてきていた。

音はどんどん大きくなっていく。

結構な速度が出ているように思う。近づくのが速い。

眺めている場合じゃない。

道の中央付近まで出て、手を振った。

「助けてください!」

絞り出すように声を出す。

「助けて、助けてください! 止まってください!」

馬車はもうすぐそこまで来ている。

それでも、速度は全く落ちない。

「どけ! 邪魔だ! 轢き殺すぞ!」

男の怒鳴り声が響いた。

馬車はその通りに、轢き殺すことも厭わないように、同じ速度で迫ってくる。

恐怖を感じて、道の脇へよけた。

助けを求める声はもう出せないまま、馬車が目の前を通り過ぎていく。

その時、馬車の窓から、何かが投げられたのに気が付く。

馬車が見えなくなるまで、ただ、小さくなっていく馬車を眺めていた。

ショックを受けていてもどうにもならない。

森の中を彷徨うよりはるかにましだ。

道の先には、必ず街がある。

動き出し、まず、馬車から投げられたものを手に取る。

それは硬いパンだった。

普段なら、土の付いた食べ物を食べようとは思わない。

でも……

もう1日以上、何も食べていない。

土を払うと、思い切って、齧り付いた。

咽ながらも、そのおいしいとは言えないパンを食べ切った。

水以外のものを口に入れるのは、久しぶりのような気がした。

すると、怒りがこみ上げてくる。

「乗せてくれてもいいのにっ」

と叫んで、咽る。

ため息を1つ吐くと、歩き出した。

森の中を横切る一本道は延々と続いているように思う。

それに、雲の隙間からわずかに漏れる日の光。

それは大分傾いている。

明るい内に辿り着かないかもしれない。

歩かないと。誰も助けてはくれない。

あの馬車が向かっていった方へと歩く。

歩いても歩いても道は続いた。

うんざりするように同じ景色ばかりだった。

ずっと続く道に、両側に広がる森。

段々と頭がぼーっとしてくる。体がだるい。

急がないといけないのに、速度はそれまでより落ちている。

額を触ると熱いように思う。

熱が出ているのは間違いない。

呼吸が荒くなる。

踏み出すのが辛くなってくる。

それでも歩くが、バランスを崩し、どさっと倒れた。

起き上がるのが辛い。

少しだけ……

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