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転生魔王の勇者討伐記  作者: たっち
始まり
7/31

最弱のモンスター

逃げかえった俺達は、城の中に籠った。

「ないないない、なにあのスライムおかしい強さしてたよな。」

「だから、言ったじゃないですか。スライムはすごく強いんですよ。」

「じゃあ質問するぞ」

「はい、何でしょう。」

「この世界で、一番弱いモンスターは何だ?」

「まぁ、ゴブリンですかね。」

「よし、アイリスゴブリン狩りに行くぞ!」

「はい?なんでですか?」

「レベル上げだよ!」

「ぁぁなるほど、、、まぁわかってましたけどねぇ~」

こいつ、聞こえてんだよ今明らかに「なるほど」って言っただろ

まぁあいい、頭の中で、地図を開くこの近くにゴブリンは2体か。

「アイリスはここに残って居ろ」

「えっなんでですか?」

「いいからだ!絶対ここからでるんじゃないぞ!分かったな!」

「は、はいぃ」

そうして俺はゴブリン狩りに出た。

「おっ、いた。」

この世界のゴブリンは、まぁ言っちゃなんだが、相当な不細工だった。

とりあえず、奇襲してみる。

「おらぁ、しねやぁぁぁ!」

「ウギいいいい!」

ボグシューー

俺の渾身の右ストレートがゴブリンの左頬にあたる。

するとゴブリンが持っていた木の棒で、殴ってきたのでかわした。

「ゴぶぅぅぅぅ!!」

俺は、吹っ飛んだ。

こいつ、思ったより腕力強いな!

だったらこっちにも手がある。

俺は、素早く動きゴブリンの懐に潜り込む

『世界の理よ、我の呼びかけに答え根源の力を貸し与えよ!闇の霧となりて』

「第10級魔法 ダースミスト」

「ウギーーー」

よし!目つぶし成功!

「か~ら~の~右ストレート、左フック、ボディーブロー、最後だ!アッパーーー!!!」

どうだやったか

「ぅぅぅぅ」

「まだ息があるようだな≪井上流必殺奥義死体蹴り!≫」

どうやらゴブリンは息絶えたようだ。

「みたかぁどうだはははははははははははははははははぁあーあ」

もう、魔王ってゆうより雑魚い盗賊みたいになっちまった。

とゆうか、この世界最弱のゴブリンを倒すのにすでに4時間が経過していた。

あと一体いるんだよな

なんて考えていると


---魔王井上のレベルが上昇レベル2になりなした。---

---すべてのステータスが3上昇---

---ダースミストが第9級に上昇---

---称号ゴブリンハンター【初】を獲得---

---称号格闘家を獲得---

---スキル≪虚飾の創造≫に木が追加されました。---


レベル2になっただけなのにずいぶんと上がったな

もう一体を倒しに行くか・・・


---数分後---


「しねやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「ウ、ウッギャー!」

「いまだ!≪憂鬱の回廊≫!よし!1週間待つか・・あっそうだ!」

『世界の理よ、我の呼びかけに答え根源の力を貸し与えよ!時の具現となりて』

「第10級魔法 タイムポイント」

タイムポイントを≪憂鬱の回廊≫のそばに設置し俺は城に戻る。


---一週間後---


例のゴブリンは、餓死していいた。

このやり方なら俺の危険がなく敵を倒せるな

が、俺の魔力がもう尽きそうだ。


---魔王井上のレベルが上昇レベル3になりました---

---全てのパラメーターが3上昇---

---スキル≪憂鬱の回廊≫がvol.2に上昇---

---耐久力が上昇---

---称号知恵者を獲得---


ああむなしいな

今日はこんなもんでいいだろ

かえってアイリスにでも自慢するか

は~あ

「帰ったぞー」

「おかえりなさい井上様。私、やりました!なんかレベルが4になりました。

「ああ、そうか。」

どうやら俺が過ごした一週間は無駄だったようだ。

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