アイリス
召喚に成功したので、とりあえずはいいのだがそれとは別にロリが配下だと、戦力面で問題があるな
と、そんなことを考えていると
「私の名前は、アイリス、性はないです。これからよろしくお願いします。」
このアイリスという少女最初のロリババア風のしゃべり方と違くなってないか
「お、おうよろしくな というかお前最初としゃべり方ちがくないか?」
「あ、はい なんか最初は、威厳がある感じに登場したかったのでちょっとかっこいい感じで言ってみました。もしかして、だめだったでしょうか。」
何がダメなのかはわからないが、ロリが威厳を出すにも限度があるし誰を参考にしたんだよ
「い、いや大丈夫だだめじゃないぞ」
「あ、よかったーもしも、呼び出されたら威厳のある感じにしなさいって言われてたから」
「おい、それは誰の助言だ?」
「はい、私のおばあちゃんの助言です!」
あ~もしかしなくてもアイリスのおばあちゃんとやらは少々ずれている人かもしれないな
そんなことを考えていると、メニューの配下のページに赤いビックリマークがついている
なんだ?と思って見てみると、新しい項目が追加されていた。
配下一覧
配下一覧を見てみるとひとり情報が見れるようになっている。
名称:アイリス
種族名:狼女
レベル:2
年齢:10歳
攻撃力:15
防御力:12
魔力残量:100%
特殊技能:適性判断
何ともわかりやすい表示である。あとは一情報の確認もできるようだ。
一応アイリス本人に確認を取っておくか
「アイイス」
「は、はい!」
「お前のレベルは何だ?」
「えーっと2です。」
「年齢は?10歳です。」
「よしわかった。ありがとう。」
「いえいえ、そんなことならいつでも聞いてください」
「ちなみに、”適性判断”とはどんなことができるのだ?」
「はい!私の特殊技能は”適性判断”といって、見た人のマナに対する適正度が分かる技能なんですよ」
「ふむ、そうかこの世界にはマナに適性が必要なのか」
「はいそうです。マナは全部で7種類あて”炎”、”水”、”雷”、”地”、”光”、”闇”、”時”があります。ふつうは、魔法が使えない人がほとんどなので、これまでの人生で、あまり必要のない技能でした。
魔王様の適正も見ますか?」
「ああ、頼む。が、魔王様はやめろ厨二臭いし、こっぱずかしいからな、どうせなら井上とでも呼んでくれ」
「はい、わかりました!ところで井上様”ちゅうに”ってなんですか?」
「何でもない。まぁいい早いところ見てくれ」
「はい!えーーと井上様の適正は、、、ゃ闇と、時ですね。」
「おーーーーマジか!闇と時!超かっこいいじゃねえか!!!」
「井上様、なんで闇属性だったのに喜んでいるのですか?」
「え?だって闇と時だぜ超あたりだろうがよ」
「えーと井上様何を勘違いしているのか知りませんが闇は、一番の外れ属性ですよ。」
「???解説を頼む」
「えーーとまずですね、炎属性は、火力で押すタイプです。力がすべて、みたいなことを思っている人につきがちです。
次に、水属性、氷などを作って敵を閉じ込めたり、水圧で、敵を押しつぶしたりできます。頭脳系につきやすいです。
次が、雷属性ですが、超高速移動ができたり、稲妻で感電死とかさせられる汎用性の高い属性です。まともな神経をしていない人につきやすいですね、
次は、地属性、地面に足がついていれば無敵とまで言われる属性で、地面を意のままに操れます。
頑固者につきやすいですかね。
次に光属性、雷属性よりも早く移動ができますが、攻撃力はほとんどありません。潔癖な人につきやすいです。
そして、闇属性、移動は遅く、攻撃力もない何の利点もないといわれる属性です。闇は、、、、えー心があまりきれいでないか、悪いことをしうる人につきます。
最後が、時属性2番目に使えないといわれる属性です。できることは、極めれば、思うが儘に時を操ることができるのですが、操れないか、時空の中で生きる強靭な肉体を持っていないと、ばらばらになって死にます。でも、昔話に出てくる英雄は、時属性を完璧に使いこなして敵を、うち滅ぼした。という伝説があるので大丈夫です。」
つまり、アイリスの話を総合すると、俺はあまりよくない適正に当たってしまったようだ。
俺の喜びを返せ!
「おい、アイリスお前の適正はなんだ」
「私の適正は、水と地です。」
この子は、地球全土で無敵らしい