魔王の機能
勇者を全員殺すことです。」
佐倉は、無情に言い放った。
「勇者は、100人それぞれ伝説の武器まぁ、いわゆる”神器”を持っています。
そんな勇者を全員殺すことができたならば、あなたの願いをかなえて差し上げましょう。
では、楽しい異世界ライフを過ごしてくださいませ。 」
佐倉がそう言うとこの部屋に来たときと同じような光に俺は包まれる
「ちょとま・・」
て、と言おうとしたがその前に完全に視界が閉じられる。
目を開けるとそこは、紫がかった石畳が広がる城のような場所だった。
視界には、右下にアイコンがあったので集中的に、見ていると視界の左に、メニューが表示される
強化
ドロップ
自城
称号
ヘルプ
の5つがある。
強化に意識を集中してみるすると
身体強化
スキル強化
武器強化
配下強化
自城強化
の4つが出たきたので試しに身体強化に意識を集中してみる
すると、自分の体の図が出てくる
そして、ここで俺は重大なことにきずいた。
俺の体人間じゃなくなってるぅーーー
キャラメイクどおりにはなっていないが、ごついというかthe魔王みたいな感じになっている。
まぁいい、どうせ異世界どうにかなるだろ
そう思って試しに腕力を向上させてみようとするが
---素材が足りません---
これは、、、素材を取ってこないといけないのかぁ
めんどくさいなー
まぁこの様子だと強化系はすべて素材が必要とみていいだろうと思ったので
次、ドロップ
ドロップは、何も倒していないので何も入っていないようだったが、最大ストック数は、
100までだった。
次は、自城だが、
これは、俺が今いる城を管理する管理者ツールだった。
俺は、2つの城をっ持っておりそれぞれ、”憂鬱の城”と”虚飾の城”と言うらしい
虚飾の城は、外見はものすごい豪華なつくり中身は見事なほどに何もない城だったが
外には備え付けられた砲台などがあり防衛力は程々のようだ。
そして、憂鬱の城、今俺がいる城だが、この城は出口がない中から出るには、
俺の管理者ツールを使うほかなさそうだ
ちなみに、憂鬱は10階まであり虚飾は見た目のわりに1階しかない
今はまだ使わなそうだな
次、称号見てみると俺は、
すでに五つの称号を持っているようだ
・憂鬱の魔王・・・・憂鬱の魔王となったものに与えられる称号
・虚飾の魔王・・・・虚飾の魔王となったものに与えられる称号
・転生者・・・・・・この世界に転生したものに与えられる称号
・勇者の成り損ない・勇者となれなかった悪魔に与えられる称号
・矛盾の王・・・・・世界の理を捻じ曲げようとするものに与えられる称号
なんだこれ
どうやら自分がやったことは称号としてほぞんされるようだ。
これじゃあ悪さができねーよ魔王なのに
これを見ることができる能力とかあるんだろうか?
あったら怖い
まぁいい最後はヘルプだ。
ヘルプ
魔王は配下を増やすことができます。
魔法陣に魔王本人の血を垂らすことでその魔王の配下が生み出されます。
なお、配下は、自城で操作することができます。
おおぉこんな便利機能があるのか
試しに魔法陣(思いっきり単純な六芒星)を描いて血を垂らしてみる
が、垂らしすぎたのか爆発した
ごほごほとせき込んでから煙が晴れたところを見ると
何ともかわいい女の子がそこにいた。
「私を呼んだのはおぬしか?」
うん、俺の配下第一号はロリだった。