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転生魔王の勇者討伐記  作者: たっち
始まり
10/31

憤怒の経歴

サタンが配下に加わってから1か月が経過した。

その間特に何もなく俺とサタンのみが外で、レベル上げをしている状況だ。

ちなみに、サタンは俺の魂に憑依している状態なので、別に出てこなくてもいいんだがこうして、俺と一緒にレベル上げにいそしんでいる。

さらにちなみに、サタンの初期レベルは、999で、悪魔の最高レベルが999なのだという。

悪魔の力はレベルに関係しているらしく最高レベルになった悪魔は、悪魔王の称号を勝ち取るための試練に挑戦する資格がもらえるらしい。

サタンは、そのうちの憤怒の試験に挑戦し、それを勝ち取ったんだそうだ。

それと、サタンは昔2つの存在だったらしいが、今は分かれてしまって黄金期の2分の一の力しかだせないそうだ。

そして、悪魔王の席はたくさんあり、種類が分けられているという。


七つの大罪を冠する悪魔

ソロモン七十二柱を冠する悪魔


が、悪魔王といわれているらしいが、悪魔王でなくても悪魔王を超える存在はいるという。

それを聞くことで、悪魔について、少しわかった。

が、しかし悪魔がいるということは、天使がいるということだ。

それをサタンに聞くと、

「あぁいるぜ。くそ憎い天使共がな!」

聞くと、天使と悪魔は長年争ってきたらしく、天使側にも階級があるらしい

中でも、上位天使は神にも匹敵する力を持っておりサタンもそのうちの一人に敗れたことがあるとか。

まぁ古い傷はえぐらないでおこう。

まぁこんな話をしながら毎日レベルアップをし、各自レベルはこうなった。


魔王井上・・・レベル350

アイリス・・・レベル102

悪魔王サタン・レベル999


スキルと魔法のレパートリーも増えさらに、称号憤怒の魔王を獲得したことにより、炎の適性ができた。

さらに、憤怒の特殊スキル≪憤怒の爆炎≫を獲得し、雑魚敵を一瞬で蹴散らせるようにもなった。

さらにさらに、サタンが有能で、悪魔召喚を教えてもらった。

「それを使うと、魔力を大量に使うので注意しろ」

とサタンには言われたのだが、魔力ならまずまずあるので問題あるまい

アイリスもレベルが100を超えたおかげでスキル≪引きこもり≫を獲得した。

あまりうれしい名前のスキルではないが効果は有能で、ずっと引きこもっていた憂鬱の城をこいつの周りに転移させるというもので、防御面にたいして、安心が強まった。

ここまでは、順調に進んだ。

だが、俺は知らなかった。

これから、俺が立ち向かう者を。

その者の禍々しさを。

俺は、この時安心していたのかもしれない。

今なら勝てる。

すぐに、この世界から脱出できると・・・

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