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異世界召喚そして

なんとなく書きたくなって書きました!


異世界召喚・異世界転生誰もが一度は憧れるだろうシチュエーション、だが実際は小説や漫画の様に楽しいものではない。


これは前者に巻き込まれた俺、かすみ十六夜いざよいが実際に体験した話だ。







俺は都内某所の平凡な高校に通う平凡な高校生だ、その日も普通に通学し普通に授業を受けていた。

そして運命の5時限目、みんなお昼ご飯を食べた後で眠くなってくる時間だ、そういう俺も寝ぼけ眼で授業を受けていた。


そして遂に目を閉じて寝ようとした瞬間、教室の床が赤く光って教室を飲み込んだ。

一瞬の出来事で何が起きたか分からない、俺を含めクラスメイトの全員が呆けていた。

だがいち早く再始動した生徒会長の望月もちずき 隼人はやとがクラス全体を纏める。


「落ち着くんだ!みんな!慌てていては冷静に状況が把握できない!」


望月の言う通りだろう、知らない所でパニックになるのは分かるが、先ずは状況把握に努めよう。

俺たちがいる場所は本などで見たことのある、祭壇がある広い部屋だった。


「どこなんだ?こんな所日本で見たことないぞ…」


俺が状況把握に努めているとバァーンと音を立て勢いよく部屋の扉が開かれた。


部屋に入って来たのはピンクの豪華なドレスに身を包んだ可愛いらしい美少女だった。


ん?ここは日本ではないのか?こんな綺麗な金髪は日本人では絶対にない、そう断言できる。それに少女の顔立ちはかなり日本人離れしていた。


そしてその少女が信じられない事を言い出した。


「よく来てくださいました!勇者様!私の名前はマリアです!気軽にマリアとお呼びください!」


うん、これは異世界召喚というやつだろう、俺は本が好きで趣味で色々なジャンルの本を読んでいたので、こういう作風の本も知っている。勿論この後どういう展開になるのかも想像がついた。

俺以外のクラスメイト達は、は?と頭の上に浮かんでいるが俺だけは状況が分かった。

勇者召喚には何個かのパターンがあるが、いきなり奴隷にされるという最悪なパターンでは無かったみたいだ。


「勇者様方、突然のことに混乱されるのは分かりますが、どうか私について来て、国王の話を聞いて頂けませんか?」


こうして俺たちはマリアについていき、国王とやらの話を聞くことになった。



そして現在、謁見の間に俺たちは呼ばれ国王の前で跪いている。


「顔を上げてくれ勇者達、此度は突然召喚して悪かったと思っておる、だが我らに残された方法はこれしかなかったのだ、どうか許してほしい」


そう言いながら国王は頭を下げた、その状況にびっくりする臣下達、それはそうだろうどこの馬の骨かもわからないガキに一国の王が頭を下げているのだから。


まぁ俺としては頭を下げて謝る前にさっさとこの世界のことを教えてほしい所なんだがな…

数分後やっと頭を上げた国王はこの世界と今の状況について話し出した。

要約すると、この世界はアースと言い、今俺たちがいる国はアルカディアという国の様だ、そして今アースは魔王が復活し未曾有の被害に襲われているらしい、それで俺たち勇者が異世界から召喚されたとのこと。

ちなみに召喚する気になったのは女神アロウスからの神託があったかららしい。


めちゃくちゃテンプレな展開だった、まさか本で読んでいた事が実際に起きて経験することになるとはな。


国王の話が終わり、入れ替わる様に執事の様なおじいさんが出てきた。

その手には紙?の様なものを持っている。不思議そうに紙を凝視していると、俺の視線に気づいたおじいさんと目が合った、その瞬間ゾワリと言いようのない寒気が体を襲ったがおじいさんから目をそらすと収まった。

そしてそのおじいさんは何もなかったかの様にクラスメイト達にその紙のことを説明している。

俺も落ち着いたところで説明に耳を傾ける。

その紙は「鑑定紙」と言ってステータスを見ると事ができる貴重な物らしい、それを惜しげも無く何枚も使えることからさすが王族というところか。

そして全員その「鑑定紙」を渡され、次々と手をかざしていく。

俺も手をかざす、すると白紙だった「鑑定紙」に色々な情報が書かれていった、早速確認してみよっと。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 霞 十六夜


年齢 17 種族 人間?


レベル 1


HP 99999/99999


MP 99999/99999


体力 99999+


力 99999+


耐久 99999+


敏捷 99999+


器用 99999+


魔力 99999+


ユニークスキル


【王権】【剣聖】【大賢者】【魔眼】【異世界言語】


魔法 ユニークスキル【大賢者】により全て使用可能


称号


最強の人間? 平凡な高校生 召喚されし者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


おぉい!なんだこれ!何?この化け物みたいなステータス!

もうこれ人間やめてるじゃん!駄目だろこんなの!レベル1の適正ステータスガン無視してカンストしちゃってるよ!?

それになんだ?この名前からしてチートそうなスキル達は!

とりあえず落ち着こう、むしろこれは喜ぶべきではないのか?

だって魔王を倒せば日本に帰れると言ってたし、こんだけ強いならあっさり倒せるかもしれない!

そうだこれは喜ぶべき場面だ!と1人で悶絶しているとクラスメイトの一箇所から歓声が上がる。

その原因は完璧イケメンの望月が原因の様だ。


どうやらクラスで1番ステータスが高かったみたいだ、さすがイケメンで運動神経抜群、頭脳明晰と非の打ち所がないやつだ、俺はそそくさと移動して望月のステータスを覗こうとするが女子に邪魔されて見れない、俺はどうしても望月のステータスを見ておきたかったので眼を凝らして遠目で見ようとするが結局見えず、諦めようとした時頭に膨大な情報が流れ込んできた。思わず吐きそうになったがギリギリ耐えられた、今も酷い頭痛がする、なにが起こったんだ?

そう思い辺りを見渡すと先程までは見えていなかったものが見えるようになっていた、それはステータスだそれも目を向けた人全員の、なんで?と思ったが思い当たるスキルが1つあった【魔眼】だどうやらこれのお陰らしい。

俺は【魔眼】を望月に向ける、で見えたステータスはこんな感じだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 望月 隼人


年齢 17 種族 人間


HP 8000/8000


MP 8000/8000


体力 5000


力 3000


耐久 3000


敏捷 2000


器用 2000


魔力 4500


ユニークスキル


【勇者】【異世界言語】


魔法 光魔法


加護


女神アロウスの加護


称号


女好き 召喚されし者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


うん、俺のほうが断然強い、なんでこうなった…

てか称号 女好きってなんだよ!

ちなみにアースの平均ステータスは平民が100前後、兵士で300前後、熟練の冒険者で1000くらいらしい、一般的に言うと望月達勇者はチートの中のチートで俺はバグというところか、はぁ困ったな。


そんな事を考えているうちにクラスメイト全員のステータスが確認し終わった様だ、残るは俺だけ逃げることもできないので大人しく執事のおじいさんに見せる。

俺の「鑑定紙」を見た瞬間おじいさんは大声で衛兵を呼び現れた衛兵に取り囲ませた。

おじいさんも凄い気迫を出しながら俺を警戒している、まぁそうなるよなあんなステータス見たら誰だってそうだろう、それに俺は加護も受けてない、何もない状態で初期ステータスがあれなのだ、化け物認定されても文句は言えないだろう。

だが貴重な戦力だ無碍にはされないだろう…いやされないよね?


その光景を見ていた勇者達、クラスメイトは慌てていたがおじいさんが状況を説明するやいなや、心配する目から一転、怯え、怒り、軽蔑を含む視線に変わったのだ…

な、なんでそんな目で見るんだ?くそ!さっきまで楽観していた自分を殴り飛ばしたい!

だが今更逃げられるわけもなく俺は捕まり、地下の牢屋へと連行された。

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