表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

【もしも翠が深弥に告白したら!】

Twitterの診断を元に作成。


元ネタ→ミドミヤの告白は泣きながら子供のように、「これ以上好きにさせないでよ」と言う。というものです。 http://shindanmaker.com/273045


※あくまでif

※キャラ崩壊




「安曇は、何でいつも……っ!」



ただ、いつものように他愛のない話をしていただけ。

ある恋愛小説の感想を言ってて、「永遠に君だけを愛するなんて馬鹿げてる」と彼が嘲笑するから、私は静かに「そうだね」と言ったんだ。

だってそうじゃない。

私も、叔母さん以外を大切に感じるようになった。

それでもね、変わらないものってあるんだよ。



「確かに馬鹿げてるね。嘉納くんの大嫌いな不変だ。私もね、永遠は信じないよ。でもね、永遠ではなくても今感じられる愛ってあるでしょう?それが生涯継続しなくても、確かにそこにあったの」


「…でも俺は、そんな不確かなのは嫌だ」


「じゃあこうしよう、私は今君を大事に思う。だから、その証拠に会うたび君に笑って、『今日も有難う』って言うよ。それじゃあ足りないかな?」



沈黙の中、彼が震えていることがよく見える。

大嫌いな大嫌いな神様、届いていますでしょうか。

愛されたがりの寂しがり屋は、幸福を見つけたのですよ。



「安曇は何でそうやって、いつも俺を見てるの…っ君が離れたら俺だって、君が望むなら何にでもなろうと思ってたのに、何で簡単に崩すんだよ!!」



嗚咽が聞こえるだけでも、笑みを零してしまう私は重症なのかもしれない。

だってね、こんなにも



「これ以上好きにさせないでよ!おれ、おれもうずっと前から…溺れて抜け出せないっ」



彼が愛おしいんです。

泣いて私にしがみつく彼の涙を拭いたい。

でもそれは、あの言葉の後で。



*end




ほんの出来心だったんです、後悔はしてません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ