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第2話 序盤で死亡キャラ

若干シリアスになっちゃいました。

いきなりだが、訂正がある。

俺はレクサスは主人公の『仲間の一人』と言ったが、『仲間の一人』ではなく『友人の一人』だった。主人公の『仲間の一人』である大剣使いのレグルスと間違えたのだ。


えっ?何が違うかって?残念ながら主人公の『仲間の一人』と、主人公の『友人の一人』とは大違いなのである。


つまりレクサスは、序盤で死ぬキャラでなのだ。



さてまずは、主人公の名前を教えよう。

主人公の名前はセルス、性別は男だ。主人公セルスはこの村、ポール村に古くから伝わる伝統、15才になった男はポール村の奥に祀ってある伝説の剣『ファルセス』を抜く伝説の勇者かどうかを調べる儀式を10才でうける事になる、その理由が、


『魔物の大規模進行』


セルスが10才の日ポール村に、魔物が大量に襲ってくるのだ。村の大人達は総出魔物に立ち向かい、女、子供を逃がそうとするが、セルスは逃げ遅れる。セルスが最後に追い詰められたのは伝説の剣『ファルセス』を祀ってある祭壇だった。セルスは最後の希望を託して伝説の剣『ファルセス』を抜く、ファルセスの力を使い命からがら生き延びる。


ついでに、この時点でレクサスは死んでいます。


レクサスの妹、ヴェルともう一人の妹、ヴェネは生き延びるがね。他にも生き延びた奴らがやがてセルス率いる勇者の仲間になるのだ。


とはいえ、いきなり序盤で死ぬキャラに転生させるとか、どんな鬼畜だよwwww最早笑うしかないwwww


まぁ生き延びる事を諦めた訳じゃないけどね。


―――――――――――――――――


「どうしたの?おにいちゃん。」


ヴェルの声ではっとする。いかんいかん、取り合えず今は腹ごしらえだ。


考えるのは食事の後だ。



取り合えずヴェルの隣の椅子に座る。


「どうしたレクサス?まだ寝惚けてるのか?」


父さんが笑いながら聞いてくる。


「いや~、ちょっと考え事をしててね。」


「あら?レクサスにしては珍しいわね。」


俺がぶっきらぼうに答えると、父さんの隣に座っていた母さんがおちょくるように言う。


「今日は雨が降るかもー。」


「はっはっは!違いない!」


ヴェルがそう言うと、父さんが笑いながら言う。


「ちょ!何だよそれ~!」


食卓は家族の楽しい笑いに包まれていた。




『たとえそれが、やがて崩壊するとしても、今だけは笑っていたい。』


それが、俺の思いなのかレクサスの思いなのかは、俺には分からなかった。



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