愛の結晶トリオ
【概略】
・木次樹里のクラスメイトにして友人たち。
△▼△▼△▼△▼
○名前:井澤結 (いさわ・ゆい)[Yui Isawa]
【詳細】
○設定年齢:15歳
○性別:女
○一人称:わたし
○基本二人称:名前呼び捨て
○基本口調:ハツラツ/馴れ馴れしい口調「~かな」「~じゃない」
【肉体的特徴】
○身長:155cm
○スリーサイズ:80/58/79
・水泳をしていると女らしくない肩幅広い体形になるのが最近の悩み。
・勝った! 樹里には勝った! 1センチとはいえ勝った! 流体力学的に水泳には不利かもしれないがとにかく樹里には勝った!
○髪の色:栗色
○髪型:ショートボブ(カチューシャ付き)
○瞳の色:濃褐色
○肌の色:黄
・脱色しているわけではないが、プールの塩素で髪の痛んで色が抜けているのが少し気になっている。
【精神的特徴】
○好きなもの:水泳/ジョギング
○嫌いなもの:
【社会的特徴】
○国籍:日本
○所属:修交館学院高等部1年B組
水泳部所属
・樹里たちの友人グループのリーダー格。
/* 本分より */
樹里のクラスメイトが近づいて来る。昨日、樹里と一緒に話していて、十路のことで騒いでいた、元気のよさそうな女子生徒だった。
名前は井澤結、出身は宮城。医療機器開発メーカー勤務の父の異動に伴い、神戸にやってきて、中学生から修交館学院に通っている。水泳部所属。趣味は水泳とジョギング。
そんな彼女の好奇心は強く、《魔法使い》という希少人種のクラスメイトを見逃すはずはない。入学式で知り合って以来、樹里と親しくなっている。
△▼△▼△▼△▼
○名前:月居晶 (つきおり・あきら)[Akira Tsukiori]
【詳細】
○設定年齢:16歳
○性別:女
○一人称:わたし
○基本二人称:名前呼び捨て
○基本口調:普通の男性口調「~だ」「~だな」
【肉体的特徴】
○身長:164cm
○スリーサイズ:82/57/84
○髪の色:黒
○髪型:ポニーテール
○瞳の色:濃褐色
○肌の色:黄
【精神的特徴】
○好きなもの:御園雅浩 (修交館学院高等部 社会科教諭)
○嫌いなもの:細かいこと全般
・言い換えれば大雑把な性格。計量や味見などしないため、料理の腕は絶望的。愛しの先生にお手製弁当を振舞うのが夢だが、夢で終わりそうな予感。
【社会的特徴】
○国籍:日本
○所属:修交館学院高等部1年B組
ラクロス部
/* 本分より */
彼女の異能を知らない者が見れば、確かに人間離れした反応だが、面と向かって言われると樹里も傷つく。
しかし悪びもせずに精悍な笑顔を浮かべるのは、長身の女子高生。学生服のスカートの下に履いた膝丈のレギンスと、手にしたラクロスのラケット。そして部活終わりに汗を流したらしい、湿り気を帯びたポニーテールが、スポーツ少女らしさを醸し出している。
名前は月居晶という。クラスは高等部一年B組――つまり、樹里のクラスメイトで、所属は見たままラクロス部だ。
樹里は諦めたような顔をしながら、彼女に声をかける。
「いきなりボールぶつけて来るなんて、ご挨拶だなぁ……」
「気が抜けてるみたいだったからな」
「私が反応できなかったらどうするの?」
「樹里ならば反応すると信じていたよ」
「そんな信頼いらないよ……」
以前、ラクロス部の部活中に暴投が起こった時、たまたま校庭の側を歩いていた樹里が、先ほどと同じように反応して以来、妙な好奇心と対抗心を持たれて、まるで好敵手のような関係を築いている。
ちなみに彼女、男言葉に近い口調とサッパリした性格で、女子にモテそうなタイプだが、実は恋に恋する一六歳。気になる相手は男子テニス部顧問で社会科担当御園雅浩教諭二五歳妻子なし。大人の男に憧れるお年頃だった。
△▼△▼△▼△▼
○佐古川愛 (さこがわ・あい)[Ai Sakogawa]
【詳細】
○設定年齢:16歳
○性別:女
○一人称:
○基本二人称:あなた/苗字+さん
○基本口調:語尾消え気味丁寧口調「~です……」「~ます……」
【肉体的特徴】
○身長:152cm
○スリーサイズ:89/54/84
○髪の色:黒
○髪型:二つ分け
○瞳の色:濃褐色
○肌の色:黄
・眼鏡着用。
・数値的には90の大台に乗っていないため大したことないと思うかもしれないが、ウェストの細さを考えると……え? G級?
【精神的特徴】
○好きなもの:映画鑑賞
○嫌いなもの:不明
・引っ込み思案。あまり積極性はない。友人グループ内では振り回される立場。
【社会的特徴】
○国籍:日本
○所属:修交館学院高等部1年B組
/* 本分より */
学内で行動をよく共にする友人の一人、佐古川愛だった。
友人への丁寧語は、普通に考えれば奇妙に思うが、彼女は誰に対しても同じように話す。そしてやや丸みの残る顔に収まる目鼻立ちと、ブランドフレームの眼鏡が、大人しそうな雰囲気を出しているので、丁寧口調の方が彼女の雰囲気に合っている。
実際、彼女は積極性があまりなく、大人しい性格をしている。休憩時間は静かに文庫本を読み、家では予習復習を欠かさない勤勉さを発揮し、休日は映画鑑賞をするインドアな趣味で、放置されれば寂しい学生生活をしてしまいそうな、そういう少女だった。
しかし友人グループのリーダー格が、教室で一人いる愛を引きこんだために、こうして話す。樹里も性格に共通する部分が多いため、一番付き合いやすい相手だった。
ただし胸については相容れない。数値的にはコゼット以上ナージャ未満といった具合で特別インパクトがあるわけではないが、平均身長の樹里よりも愛は小柄で腰も細いため、美少女キャラクターのように胸が強調されるトランジスタグラマー。死語ではあるがロリ巨乳と呼ぶよりはそちらの印象が強い。二人とも控えめな性格なのでぶつかることはないが、胸の話題だけは絶対に相容れない。温厚な樹里でも『肩がこる』などと愚痴られると敵意が芽生える。




