野依崎雫/フォー 【作られた《妖精の女王》】
○名前:野依崎 雫 (のいざき・しずく)[Sizuku Noizaki]
○正式名称:JCS Genetic engineering strategic arms conception 《Moon child》 project prototype No.44
○コードネーム:Queen Mab (妖精の女王)
○呼称:フォー [Four]
【概要】
・初等部5年。ただし不登校児。
・ロリ担当その2。でもアニメ声出して甘えるキャラじゃねぇ。
・総合生活支援部の幽霊部員。裏方主体であまり外に出てこない。
・2号館の地下にヒキコモリ中。デイトレード生活を送る。
・いつも無表情、いつもローテンション、ある意味素直クール。
・多弁ではないが無口でもない。だが秘密主義。
・堂々と偽名を名乗る謎少女。
・アメリカ軍で極秘に、遺伝子工学的に作られた、人工の《魔法使い》。
[学力] ■■■■■■■■■■
[運動性] ■■□□□□□□□□
[社交性] ■□□□□□□□□□
[実戦力] ■■■■■■■□□□
[生活力] ■□□□□□□□□□
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【詳細】
○年齢:10歳 ⇒ 11歳
○性別:女
○血液型:AB型
○誕生日:9月30日
○イメージ:怠惰な野良猫
○一人称:自分
○基本二人称:お前/ミスタorミス+苗字カタカナ
後期になるとミスタorミス+名前カタカナ
○基本口調:軍人口調「~であります」
【使用装備】
○登録名:PIXY(ピクシィ:妖精)
○分類:汎用型インターフェース・クラスターシステム
○形状:金属飛行機模型(?)×多数(基本1ユニット=16基)
○開発者:リヒト・ゲイブルズ
アメリカ戦略軍J7センター
○整備責任者:野依崎雫
○登録名:Habetrot(ハベトロット:糸紡ぎの妖精)
○分類:補助ユニット付随ウェアラブルデバイス
○形状:服
○開発者:リヒト・ゲイブルズ
アメリカ戦略軍J7センター
○整備責任者:野依崎雫
○登録名:Hazel-Nut(ヘーゼルナッツ:ハシバミの実)
○分類:半自律高高度要撃空中プラットフォーム
○形状:飛行戦艦
○開発者:アメリカ戦略軍地球規模攻撃軍団
ゲイブルズ・ベトロニクス
○整備責任者:未定
【能力傾向】
○イメージ:妖精使い
○イメージ属性:光
○プログラム拡張子:mcpq(Military Control Program of Queendom/女王の軍事統制プログラム)
○命名傾向:アルファベット一文字
○得意分野:電波工学・情報工学による情報戦/電子戦/対対電子戦
プラズマ物理学/素粒子物理学による高エネルギー砲撃
・《魔法使い》としての能力は、電子戦と遠距離攻撃に傾向。
・現代軍事学における歩兵区分としては、通信兵/特技兵/砲兵を担当。
・兵器に例えるならば、複数種の爆弾/ミサイルを塔載し、電子戦にも有効な、統合打撃戦闘機。
【肉体的特徴】
○身長:138cm
○スリーサイズ:66/55/70
○髪の色:赤茶色
○髪型:ボサボサ ⇒ ピクシーカット
○瞳の色:灰色
○肌の色:土器色
・身だしなみがだらしない。ろくに鏡を見ず、いつもジャージを着たきり。不潔ではないが、お世辞にも身なりはよくない。
・ただし最近は多少は身だしなみに気をつけるようになっている。
・常に装着型《魔法使いの杖》を着用。それを隠すためにジャージを着ている。
・普段は眼鏡を着用。視力に問題はなく、変装の意味でかけている伊達眼鏡。
・ソバカスが気になるお年頃?
【精神的特徴】
○好きなもの:アイスクリーム
○嫌いなもの:人との関わり/トマト
・いつもローテンション。良く言えば動じない。悪く言えばマイペース。
・ある意味素直。他人の心の機微に疎く、基本的に思ったことは口に出す。そのため言葉がストレートすぎて子供らしくない。
・口癖「面倒であります」。
・人付き合いを嫌うが、コミュ障ではない。必要があればそれなりには会話できる。ただ面倒くさい。そして相手を傷つけることに頓着しない。やっぱりコミュ障?
・実のところ、特異な生まれであることを自覚して、「普通の人間」との接し方をあまり理解していない。今後に期待。
・割とナチュラルにエロ。
【社会的特徴】
○国籍:国籍は持っていないが、生まれは北中アメリカ連邦
日本国籍を取得。
○所属:修交館学院初等部5年1組
総合生活支援部
○家族構成:製造責任者・後見人
後見人(長久手つばめ)
○母国語:英語
○修得言語:日本語
ウクライナ語(日常会話レベル)
スペイン語(日常会話レベル)
・学院の二号館の地下で生活。
・普段は「野依崎雫 (のいざき・しずく)」という偽名を使用。他の書類に使っている偽名が多数存在しており、その中でも主に使っているのは「アギー・ローネイン」「和泉 (いずみ)クリスティーナ」。
・アギー・ローネインは投資や株で使っている名前。投資家が設立した法人関係者扱いで、桁違いの金を稼いでいる。他の部員とは違い、個人で《魔法使いの杖》を所持しているので、メンテナンス費用と電気代、生活費を稼いでいる。
・関係者の一部には「フォー」と呼ばれているが、その理由は不明。
⇒本名 (?)No.44からの愛称。
・成績は優秀。日本国内では無理だが、飛び級で大学に行ける。
・コンピューター関係には強く、独自にOSを組むほどのプログラム能力を持つ。日頃のデイトレードのためにその能力を活用するだけでなく、ハッキングもお手の物。
○入部動機:脱走の末の契約
・アメリカ陸軍感染症医学研究所、通称フォート・ディリックにて生成された、アメリカ統合参謀本部 遺伝子工学戦略兵器構想 《ムーンチャイルド》計画 試作実験体No.44。
・遺伝子操作から受精卵と、人工子宮によって生み出された、人造の《魔法使い》の成功例。
・空軍/電子戦仕様に特化されて育成され、コードネーム《妖精の女王と名づけられる。
・同研究所では、まだ計画初期と呼べる段階で、《ムーンチャイルド》計画のプロトタイプが二体生まれてしまったため、チームをわけて研究を進められていた。
・No.44開発チームの責任者は、リヒト・ゲイブルズ。
・《魔法使い》の能力行使に必要な高等数学や物理学だけでなく、彼の(ある意味では)親心から情報工学関連の知識を叩き込まれる。
・なので施設内で生活中、ハッキングを行い、外の世界から情報を勝手に仕入れていた。そのおかげで変な日本語を修得したほどだが、知識が偏っている上、特殊な環境のせいで、頭はいいのに社会性は皆無のまま育つ。
・勝手に外部からの刺激(情報)を得ているため、一方的/盲目的な主義主張に染まっていないため、親の言葉を素直に聞くような子供ではなかった。
・そのため、能力的には充分であっても、思想面においては戦力としては考えもの、というのが上層部の判断だった。
・当人としても、自分が兵器なのか人間なのか、悩んでいた。言ってしまえば早めに中二病が発症していた。
・そんな時、リヒト・ゲイブルズが軍を退職する。
・厳密には別計画のために、表向き退職して新たな会社を興した。
・その際に残した、彼女専用に開発した《魔法使いの杖》《ハベトロット》《ピクシィ》により、超人的な並列思考操作を身につける。
・上層部により、同じ境遇のNo.735との決闘演習が行われることを期に、施設を脱走。
・《ムーンチャイルド》計画の目的は、現状自然発生しかしない、貴重な《魔法使い》を安定供給する、量産化であることを知っていた。
・他人からはどう判断されるかはさておき、自己評価では、その目的から外れる成長を遂げている。ただし決闘そのものには勝てるという判断を下す。一度たりとも接触したことがないNo.735の境遇を考えた結果、脱走する。
・《魔法使いの杖》のセキュリティを解除しないまま、脱走を続け、ウクライナで隠遁生活をしていたところ、No.735――《墓場の男爵》からの攻撃を受ける。
・当人は事前に察知して無傷だったが、巻き添えも容赦しない攻撃に、自分が哀れみをかけた存在が、とんでもない危険因子であったことを理解する。
・同時にこれ以上の隠遁しながらの脱走生活には限界を感じていたため、支援部設立に動いていた長久手つばめにコンタクトを取り、入学・入部する。
・ただし、民間主導の超法規的なものとはいえ、軍事組織に肩入れし、兵器としての能力を発揮することに迷いがあったため、あくまで緊急措置のつもりだった。
・長久手つばめも強要はしなかった。ただ、そういう扱いをすると、正式な部員と同等に扱うのは難しくなるため、必要なものは提供はするが、無償では行われなかった。(もちろん彼女も同意)
・そのために日頃からデイトレードで金銭を稼いでいた。
・正式な部員となった今後、どうなるのかは不明。
・No.44というナンバリングは、多数の遺伝子組み合わで作られた受精卵につけられたもの。だからプロトタイプ1号でも、ケタの多い数字になっている。
・《魔法使い》としての性能は高いが、生体コンピュータの性能だけならば、実は目をみはるほど高性能というわけではない。
・生まれてよりの教育と、与えられた《魔法使いの杖》により、並行操作や遠隔(遅延)発動など、『優秀』と言うより『特異性』が発揮されているので、そう見えるだけ。




