第十八話 「お使い(2)」
「ロイ!見てみて!」
そうセリスが言うとセリスは一気に水の塊を5つ出した。
「”水氷魔法・ウォーターボール!”」
「この嬢ちゃんもなかなかにすごいな。」
また、リアムさんがほめてくれる。
「これを使うと消費魔力が少なくなって一度にたくさんの水の塊をだせるよ!」
「よかったね。これでレベルアップもはかどるな。」
「じゃあこの剣と杖を買うってことでいいかい?」
俺が返事しようとしたとき
(聞こえるか、そこの子供。)
俺は一瞬何が聞こえたか分からなかった。
(聞こえるか。)
心の中で返事する。
(えぇ、まぁはい。)
(本当か!そうか、初めてだな。)
(あなた誰なんですか。ほかの二人気づいてなさそうですけど・・)
(俺はそこにある剣だ。)
横を見ると大事そうに飾ってある剣が光っていた。
(ホントですか?)
(ああ、俺はこの剣に宿った魂だ。)
(なんで俺に話しかけてきたんですか?)
(それはお前に俺を使ってほしいからだ。)
(・・・は?)
心の中で聞こうとしたがその前にリアムさんが言ってきた。
「どうかしたか?」
「あ、いえ、少しそこにある剣について聞きたくて。」
「・・・これか。」
そうリアムさんがいいその剣を手にした。
「この剣の名は妖刀・竜閃だ。
この名前は昔この刀を使った剣士が竜を殺したことがあるからつけられた名だ。」
「妖刀?なんで妖刀なんですか?」
「竜を倒した剣士はそのあとその剣によって殺された。」
「どうやってですか?」
「詳しくは知らんが言い伝えによると転んだ拍子に刀で貫かれたらしい。」
「それだけで?」
「いや、その後も名だたる剣士がその剣を使ったが全員謎の死を遂げている。それによって妖刀といわれるようになったのだ。」
「なるほど。ではその危ない刀がなぜここに?」
「いや刀を仕入れていたら何か光るものがあったと思って見たらこの刀だったんだ。
この刀の切れ味は目を見張るものがあるが妖刀ということでだれも買い手がいなかった。
だから記念に買っておいた!」
(そんなのりで妖刀買うなよ。)
と内心突っ込んだ。
「ちなみに刀から声が聞こえるとかってありますか?」
「何言ってんだ君は。そんなことあるわけないじゃないか。」
「デスヨネー。」




