登場人物 ・世界観
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
【主人公】
・エレイン
百年に一人いるかどうかと言われている、稀有な女性魔術師。レベルは高位。ランスと魔力の相性が極めて良く、エネルギーは共鳴し、相乗効果を発揮する。信仰により女性魔術師は女神に例えられるが、本人はそれをとても嫌がる。
軍人の家系に生まれ、魔力の器は大きいが不安定。ランスと出会い、自分の人生を取り戻し始める。
後に、ランスと婚姻を結び、軍部の魔術師隊の副隊長となる。"女神"を受け入れることを決意する。
・ランス
軍部の魔術師隊長。最高位魔術師で、非常に安定したエネルギーの持ち主。武術にも優れている。
精神的に老成しており、エレインのカウンセラー的な側面も。初めて出会った時からエレインのことを気にかけつつも、距離を取って見守る。周りの者は、エレインとランスがお互いに好意があることに気づいているが、本人たちはあくまで仕事上のベストパートナーを目指す。
後に、エレインと婚姻を結ぶ。
【その他の人物】
・皇太子(【隣の小国編】最終話以降、国王)
宮廷魔術師隊長。最高位魔術師。魔力を持つ人間と持たない人間が協調する未来を目指す。
・ガウェイン
卓越した技量を持つ、急進派の最高位魔術師。女神信仰者。
・ラグネル
ガウェインの師匠。
・イゾルテ
皇太子の側室。後に正妃となる。
・ヴィヴィアン
科学者兼、魔力を持たない魔術理論学者。ガウェインと親しい。
【世界観】
・ブリタニア王国(本国)
軍部、王宮、政府が権力を分散している。
・魔術師
魔力を持つものは少なく、希少な存在。圧倒的な力を持つ彼らは"兵器"とも呼ばれ、魔術師の人権問題が存在する。
・魔力
女性性エネルギーと男性性エネルギーがある。これらをうまく統合できれば、安定した強い力を持つことができる。
・急進派
「魔力を持つ人間が、魔力を持たない人間を支配すべきだ」という勢力。
・フランク王国(隣の小国)
イゾルテの祖国。魔術師は悪魔とされ、差別が極めて激しかった。