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Never Lands of Empire  作者: トロピカルサンド
第1章 伏した龍の目覚め
3/4

ベリカ=バビロニア戦争 1

今日もよろしくお願いします






「あ 言うの忘れてた・・・

 


 国境部の都市、街村から子供だけ

 こっちに連れてきて

 大人たちにはヒノキの棒みたいなのでもいいから

 武装させといてくれ

 こっちの軍が間に合わなかった時のためにな・・・」



「わかりました

 あとは ケリン元帥にお任せします

 私はすぐに準備をしてきます」


「あぁ 頼んだ

 じゃあ 続きは?」


「はい 私が担当させていただきます

 まず 敵軍が侵入してくると

 思われるのはこの 三つの大街道になります

 侵入スピードは不明です」


「そうか・・・・

 とりあえず聞いておこうと思う

 我々の海軍は敵海軍に勝てるのか?」


「・・・・・足止めはしてみせます」


「そうか・・・

 輸送船にどれほどの軍が載せられる?」


「民間の商船も動員すると二万の軍と物資は載せられます」


「わかった

 それでは ここに上陸する

 そして残った軍と新たに徴兵・編成した軍で

 一気に右翼戦線を押し上げる

 左翼は適度な焦土作戦でなんとかする

 ・・・・つまりは 左翼は捨てる」


「わかりました

 とりあえず この方針で作戦をまとめます」


「あぁ 頼んだ」


これは賭けだ

敵が左翼から攻め込んできたら

壁となるものは戦う必要のない

一般民衆だ・・・


時間稼ぎにはなるだろうが

会戦がない分

一直線でこっちに向かってくる


まぁ 攻め込んでくるのは

右翼だと思うがな・・・

相手の生産力はバビロニア帝国に集中しているから

六万の軍を維持するための補給路を伸ばすのを嫌うはずだ・・・


上陸作戦をしたら

敵の主力のバビロニア帝国軍は後退せざる負えないだろう


それなら勝機は見える・・・・


いや しかし

この状況でナバラ帝国は動かないのか?

動かない理由はないと思うんだが・・・




一応 対策でも考えておくか?

まぁ 対策も何もやることは変わらないんだけどなぁ・・・・


わからなすぎてつらい・・・


これが 国家を背負うものの重責ってやつだな・・・


まぁ 国民に無理をさせてるって自覚はあるが・・・


負けるわけにはいかないからな


由緒正しいこの家の血統と

私たちの祖先と

信じてついてきてくれた家臣に申し訳ない


だからこそ負けるわけにはいかない


そして 時代の荒波に飲まれて消えるようなことなど

あってはならない


絶対に列強になってやる

最古の帝国の名にふさわしい


王へと・・・

皇帝へと・・・・



そして 国民を失望させないように・・・・


再び強い国家に

外敵の侵入にも

内部の敵にも負けないような

強い国家の基盤を作ってみせる・・・





そのためには

こんな中小国同士の戦いで

負けるわけにはいかないんだ・・・・・!!


今は人にヤイヤイ言うぐらいしか

できないが

国家としての権力を獲得しなければ・・・

















ここまで読んでくださりありがとうございます


意外にも予定通り夏休みに入ったので

毎日もしくは二日に一回ぐらいのペースで投稿していきたいと思います

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