設 定
この世界での市民無線の設定となります。
この設定での市民無線制度について
基本的に26/27MHz帯のAM A3E 8波(これは同じです)と法改正により追加されたFM F3E 2波となります。出力は0.5W アンテナは本体から着脱は不可
つまり、
26.968MHz
26.976MHz
27.04MHz
27.08MHz
27.088MHz
27.112MHz
27.12MHz
27.144MHz
の8波それにFM用の2波になります。
このFM周波数については、”コンテナふ頭でのコンテナ荷下ろし用周波数”という割り当てられたけど一度も使われなかった周波数に目をつけました。
帯域幅12.5KHz ナローFM方式
26.200MHz F3E FM 1ch
26.235MHz F3E FM 2ch
26.260MHz F3E FM 3ch *
26.354MHz F3E FM 4ch *
26.384MHz F3E FM 5ch *
26.495MHz F3E FM 6ch *
26.546MHz F3E FM 7ch *
26.596MHz F3E FM 8ch *
*将来増波時のため確保した周波数。
これで一つの筐体にまとめようとすると、マッチング回路的にどうかな?
となる。周波数差がFM 1chと AM 8chでは約1MHzある。
この辺については割愛させていただく。。
85年ごろの『ラジオの製作』CBコーナーに興味深い記述があったのですが、掲載当時のラ製が
手元になく(探してます)
需要と供給の関係で、需要があれば増波も考えられるという記述があったかと思いますが、
免許制度廃止後ですので需要増加(出荷台数統計にて)があったとしても増波実現したかどうかは?です。
パーソナル無線もありましたし、とある映画にてアマチュア無線が爆発的ブームとなります。
この世界ではパーソナル無線は存在せず、なぜか900MHz帯はアメリカ同様にアマチュア無線に
割り当てられています。
簡易無線は27MHz以外では39MHz帯,150MHz帯に割り当て。
アマチュア無線制度については、アメリカ合衆国FCCルールに近い形態となっており、電話級
(のちの4級)については、短波帯での運用は21MHz,(24MHz),28MHzのみの運用となっており、
データ通信等については解放されている。(24MHz)については、この時点では日本では開放されていない。
昭和60年1月時点での新制度(技適機)対応機。
松下電器 RJ580E いわずとしれたRJ580のFM周波数搭載型。
ソニー ICB-790F PLL方式 FM 2ch対応。
ICB-707F 707のFM対応機種 PTTマイクはこの機種から
ICB-770B いわずとしれたICB-770の技適対応。
PTTマイク仕様。
ICB-303F ICB-303のFM 2ch専用機
アンテナは本体装着2m以内が撤廃され、本体装着ならば無制限となった。
ゆえに、RJ580E 2800mm
ICB-770B 3000mm
ICB-790F 2800mm
というバランスの悪いものが出来上がった。
市民無線愛好者 いわゆるCBerの要望ということらしいが、
運用で特に問題はなかったという。
ICB-707Fにて2800mmを要望したCBerがいるというのだが、
筐体的に無理かと(転倒するとか)。
技適取り直しスペシャル機でICB-88F/87R用2000mmを装着したものが10台近く出たという。1台あたり
4万ぐらいの経費がかかったと。
ハンドヘルド機ではICB-88Fおよび87Rにて2000mmが最大。
のちに、ソニーから究極の市民無線機ICB-M800が登場することになるが、それは別の話で。
しばらくラブコメ展開のようなものが続きます。
昭和58年市民無線制度廃止がらみの解説のようなものを近々掲載いたします。