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晴れた日には  作者: kei
31/53

63年5月 小田原城で○○を叫ぶ 通報されるのはかんべんな。  小田原ネットワーク 佐伯登場

ようやく本編かけた~ 

ゴールデンウィークの休みで小田原城の天守閣に登って無線運用をするのだが。。。


月に1回土曜日午後から開かれる定例会出席のため南高まで行った時のことだけども、、

「高橋くん!5月の連休の4日とかってあいてます?」

おいおい!受験生になに言ってくれちゃっているのぉ~

旧帝でなくとも一般的な受験生さんはそんな暇ないかと。

「府川君よぉ~君はヒマなのかい?受験生じゃないのかい?」

「大丈夫っす!おれ推薦だし!」

「そおいう余裕ぶっこいていると痛い目みるかんねっ! あーえっとぉ~無理ですねぇ~

集中講座だね~ 1日ならええけど?なにするの?」


実は紹介したいメンバーがいるんだよねぇ~

はあ、、

西高の2年なんだけどおもしろいやつなんだよねぇ~

んで?

小田原ネットワークのミーティングということで小田原城天守閣集合

へ?なにすんの?

ミーティングという名の移動運用ですよぉ~

  、、、、、いいのかなあ。。。。そんなところで無線運用ってさあ?

おおよそわかったよ、んでなんであたしがでにゃあかんの?

いやぁ~北工代表ということで。

杉崎じゃだめ?

彼も来ますよ当然!

 。。。。はぁ。。まじっスかぁ~


「あ~府川君やい、1日なら参加でけるので変更よろ」

「了解ですっ!あ、井原さんその後どう?」

「興味あるの? レベルは上がってきています。親説得して4年制行かせてもらえるようにしたって。たしか5月からうちの下の予備校行くよ。あたしだけじゃあ足りないしね。基礎は教えられても対策はでけんのでね。人のことより、自分のこと気にしなさいなっ!」

「そうだねぇ~。でもあれだよね、なんで井原さんが二宮先輩と同居できるようになったか理由わかります?」

「それね、、たしか二宮建設の社長と井原の父親が同級生で釣り仲間らしいのよ。で、二宮建設の娘さんといっしょなら。。ということでOKしたと恭子のやつが言っていたけどな。」

「そおですかあ、、」


「そういえば今年って、例の企画やらないのかな?」

「受験生に聞かないでくださいね、、うわさだけど。。例の一件じゃないかなぁ?

暇なとき調べて見なされ」、、20年後ぐらい後にわかるかもわかんないかもね。

たぶん断片が限度じゃないかな?

「おう!」


んで、今日の議題は?

・・・・・・・・・・


ということがあり、5月1日小田原城天守閣 いい天気だわ移動日和だねぇ~


「難攻不落の城ってあるけどさあ、、豊臣秀吉にやられたことはどうなのよ?」

「それ言っちゃだめっす!幕末まで北条家が小田原を支配していたことになっているんだからっ!」

小田原の闇歴史。。まあ、、そういうこというのはほんの一部だけらしいからね。

そんな人ばかりではないので、、


さてさて、今回は大田も同行なのだが、ひとまず先に原付で向かっている。こちらは小田急で小田原駅まで出ることにした。

え?なんで理香ちゃんの車で行かないかと?それには理由があるんです。

小田急ホームから小田原駅の地下道を通り東口に出るのだけども、なんで小田原地下街と連結しないんだろうか?

小田原城ミーティングまでまだ時間があるので、お堀端通りの喫茶店に寄る。

ん?なんで方角違うのに?ええ、、理香ちゃんがそっちにいるからだよ。

明日から3日間、近くの本屋3階で小田原北工デザインOB/OGによる展覧会が開催されるため、その準備に来ている。

そのためにいっしょに来ていないのさ!

毎年、5月の連休になるとその本屋でこの10年以上開催されており、もはや定例行事となってきている。

卒業した去年から理香ちゃんは参加しているけども、、、うちの姉は出ていない。。

 なんかね、、天使が降りてこない。。とか言うのです。。

学生の時は理香ちゃんと並びトップレベルだったはずなんだけども。短大に入ってからだらけだした模様。。

 「あ!洋介ちゃんまったよぉ~」

ほんときらきら輝いています、、まさにラブリーエンジェルです。。

「ごめん理香ちゃんまったぁ~」

「ちょっとねぇ、、洋介ちゃん、、乗り遅れた?」

「ちょっとね。。搬入の方はどう?」


ちなみに、開催されている銀座通りにある『さがみ書店』さんは1階が一般的な書店、2階が画材ならびに製図関係、3階が展示室と画廊になっている。昭和初期からあり、戦争末期の小田原空襲は免れたという。


「まあ、、今回私の作品はね、この前、、っていうか去年の秋にいっしょに箱根登山鉄道乗ったじゃんか。そのときにひらめいて何枚か写真とったのよ。それを元にしたポスターなんだけどね。。関係者以外は今日だめなんだけども。。私の婚約者さんということで許可とっているので。。ねっ!」

「もちろんですとも!」


でねぇ、、今回もオーナーさんに「いつも長尾堂さんにはお世話になっております」といわれてねぇ~私あんまり関係ないはずなんだけどさぁ。。おじいちゃんの友達だしねえ。無線はやっていないみたいだけどね。あっ洋介ちゃん何時ぐらいだっけ?

うん!今日は5時までだからね。じゃあ、あんまりバカなことしないでねぇ~


バカなことって。。。はてはて、、


お堀端の喫茶店をでてそのまま警察署の方に向かって小田原城に向かい、その途中でたぶん到着している布川をナックのあたりでICB-33Fの2chで呼び出す。

 

”こちらいま現着です!みなさんもう上に上がっているそうです~”

「了解です!入場料は500円ですかどうぞ!」

”そうです どうぞ!

「了解です!」


 *平成元年5月時にたしか300円だったかと。

これ書いている令和1年12月現在は天守閣のみ510円


天守閣の一番上にあがるまで各種展示物があるのだが、普通ならゆっくりじっくり見ながら上がるべきなのだろうけど一気に上にあがった。


探すと布川と大田がいた。

「おーい大田!布川!」

「お~AD220!遅いじゃないですかぁ~ あっ、理香ちゃんですかぁ~理香ちゃんなんですねぇ~」

「そおだよ、、というかまだ時間あったからお堀端の喫茶店で”お話”していました。デートじゃねえし、、」


「まあ、、同棲中だしねぇ~デートもねえか、、うらやましいねぇ~」

「うるさいなぁ~まあいいとして、、なにすんの?運用?うんようだな!」


「それしかねぇ~じゃん!あっ佐伯!紹介するよ、こちらが小田原北工で生徒会長やっている高橋洋介くんカナガワAD220 で、小田原西高の佐伯陽一くん カナガワSY114」


「なんどか交信しているよね 初めましてカナガワAD220 高橋です」

「こちらこそ、はじめましてカナガワSY114 佐伯です」

 そういえば、、噂だけどもことしの10月ぐらいからラ製でコマもらったんだって?

あっあれですかぁ、、ほんの一コマですよぉ~ それ言ったら高橋さんは『かんとう』で有名じゃないですかぁ~。。そうだけど、休止中だし。受験ですか、、

ええ、、噂では旧帝ねらいとか? まあね、、すごいですねぇ、、がんばってください!

ありがとう!あ、、いいやあとで聞きたいことあるからさ。。


「高橋くん来る前に八丈島移動のイセハラRA120とつながったよ。」

「ここで?そりゃすごいねぇ、、彼はたしかことし大学4年だよね?」

「だったかな?市川くんが何度かあっているからね、市川~山中さんって大学4年だっけ?」

 「だったとおもうけどなあ、、最近あってないからなぁ~」


観光客がなにやらたまにこちらをじろじろみるんですけどね、、


「市川くん、、なんかやっぱりじろじろ見られているねぇ、、」

「気になります?」

たしかに、、ロッドアンテナを相模湾の方向に何本も出して無線機に向かって話していれば怪しまれるよな。。

 通報されて機動隊が来ちゃうんじゃないかな、、、やばいよそれ。。


あ、、そうだ。。

「佐伯くんさあ、、ちょっと知っていれば教えてほしいんだけど。。」

ほ~い

「なんでしょ?答えられる範囲ならば。」


「最近『かんとう広域』もあんまり暇がなくて読んでいないんだけども、ラ製のライターまた『変わる』って聞いたけど?で三槇さんにまた変わるとか?」

 それ僕に聞いちゃいますかねぇ、、素人みたいなもんですよ?

「、、、、それ。。ちょっとかんべんしてください。。自分も断片しか知らされていないんですよ。。去年冬のイベントの件は近い人から聞きましたけど、まずいでしょ?

前々から噂はでていましたよね、、名古屋の『ロータス』とか東大阪の『関西ネットワーク』とかで追求されていたけど。。」

 ちなみに『かんとう広域』ではそのネタは取り扱わないことになっていたのだが、

関東エリアでも『異様に強い西からの電波』が話題になりとうとう宮島氏が取り上げたのだけども、いまのところ確証がないので本誌としては取り上げないことといたします。。とまあ逃げた感じが去年の10月頃のお話。

「その件はそれで、、なんか学業が忙しいのでそっちに専念したいと。。コメントあったけども、、で、、今回の浜松の一件って? なんか去年の9月頃から悪ノリ記事書いているみたいね、、なんか知っている?」

 たのむわ、、それ僕も参加しているんだよね、、1回ほど。。沼津で。。

「これについては。。正直、、わからないとしか。。」

ふ~ん、、、いずれ。。わかるか、、


「すまんね、、いずれ20年後とか30年後にわかるかもね。。断片だけで終わる可能性の方が高いけどさ。」

「ですね、、」

 ついでに編集担当も変わるみたい、、とは黙っておこう。。


「あのぉ~いいですかあ、、、警備の者ですけども。。長時間この場の占有というのは、ほかのお客さんに対して迷惑行為にやめていただきたいんですが。。。」


ほらきたよ、、


杉崎のアホ、、大声で交信って。。やめれ・・

落合と市川は悪のり中。。

 あのさぁ~目の前にTu95が飛んでいたらどうする?

写真撮ってラジオライフに投稿!

 おいおい、、それやばくないか?


「すみません、、、そろそろ撤収いたします。。。」

「もうしわけないねぇ~ 僕も休みの時は無線やっているからわかるんだけどさあ

場所考えてね、、やっちゃいけないって書いてはいないんだけどさぁ、、」

「気をつけます。。。」


ということで予定より早く終わり、現地解散となった。

市川、落合、布川、佐伯はそこから早川の一夜城に移動。。なんでそこでやんなかったんだよ。。

大田と杉崎はそのまま帰宅


やれやれ、、、と来た道を戻り、銀座通りの『さがみ書店』3階に向かう。


階段を上がり3階受付で「あの、長尾理香の。。」というとすぐに通してくれた。

「あっ洋介ちゃん!早かったねぇ~」

「理香ちゃん! 柏先生も来ているんだね」

「そうだよぉ~ 今年のまとめ役だからねぇ~ 洋介ちゃん、私の作品ですっ!」


宮ノ下駅だねこれ。。秋の紅葉の宮ノ下駅と箱根登山鉄道の車両

ようこそ、宮ノ下へ


「理香ちゃん、、いいと思うよ!すごいよ!」

にひっ!

「ねっ!さっきも言われたんだけど、”なんで在学中にここまで出なかったんだ”とか”なんで美大にいかなかったの?もったいないよ。。”って。高橋姉はどうした?とも言っていたけどさ」

そうなんだ、、

「でもすごいよ理香ちゃん!」

「うん!ありがとうねっ!」


設営は終わったため、途中で買い物をして帰りました。

帰ったらどういうわけか、帰省中のはずの真理と恭子がいるし、ついでにめぐみがいるし。。あ、ねえちゃんいない、、また門谷といっしょに明石に行っています。

よっぽど気に入ったのか明石。。


「恭子ちゃん、、連休ぐらいはおうち帰ろうね?」

というと、、「おにいちゃん、、ここがおうちなんだもん!」幼児退行ですかね?

「洋介ちゃん、、恭子ちゃんも明日から集中ゼミでしょ?生暖かく見守ってあげようね?」

 たしかにそうだな、、で、、めぐみおねえちゃん、、ねこちゃんだっこして

なにをしているのかな?

「ちいちゃんがここがいいって!ねえ~ちいちゃん!」ごろごろごろ、、、


「理香ちゃん、、ひい、ふぅ、さん。。食材足りる?」

「足りないわよ、、めぐみさんと真理ちゃん。。そこのヤオクメ行ってこんだけ

買ってきてちょうだい、それと。。恭子ちゃんは洋介ちゃんにわからないところ

教えてもらいなさいね いい!」

はぁ~い、、

 「うわぁ~ さすが本妻さん!」

「なんですってめぐみさん?」

「わかりましたぁ~ 真理ちゃん行こう!」


つんつん、、「ねえお兄ちゃん、、、」

「なあに恭子ちゃん、、」

「完全に主導権握ったわね理香さん、、、」

「・・・・・・・」

「理香ちゃん、手伝うことあったら呼んでねぇ~」

「うん!たぶん大丈夫だよぉ~めぐみさんに手伝ってもらうからぁ~」


なんかひっかかるよなぁ~というか、、なんだろ?


「じゃあ、、恭子ちゃん、あしたからの集中ゼミにむけて予習とかしますか。。

コース違うけど」

「はい!」


雑感、、あんまり観光客が多いところ。。特に公共の場とか旧跡など、、での無線運用は控えた方がいいかもしれません。。運用そのものができなくなるからね。



あとがきのようなもの

おまたせいたしました。。。1ヶ月以上前からアナウンスしておいて番外編2本で埋め立てとか掟破りなことをしていましたが、ようやくです。

小田原城での運用です。。原稿というかプロット自体はある程度2ヶ月ぐらい前には上がっていたのですが、細かい点で行ってみないとわからない点があったので。

ここで運用したのは30年前の平成元年5月末だったかと。何人か集まってやっていたのですが、そのとき警備員に注意されて撤収はなかったのですが、今回取材時は警備員がしょっちゅう出入りしていました。

公共の場での運用はけっこう出来なくなっているみたいですね。。

小田原城天守閣はとりあえず無線等については禁止されていませんが、考えて行動しましょう。

こちらで300PVユニーク200超え、、やっとですね。。


なにせこの狭いジャンルです。


今後ともあちら共々よろしくお願いいたします。

次回は夏の移動作戦を展開。。まともな移動運用内容じゃないので。。


では アシガラAB11ことkeiでした。



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