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晴れた日には  作者: kei
24/53

その年の終わり 昭和62年12月 前

昭和62年12月です。

1.帰り道での遭遇


期末というか科目履修試験が終わり恒例の球技大会。

それゆえ半日で終わる。

相変わらず球技大会で受け狙いなのかアクション山本大炸裂!

橋本みきは女子テニスで相変わらず無敵!

生徒会会長の引き継ぎ業務は1月に入ってから。

電子計測2の単位は認められました。なんか論文形式で提出を求められています。

工業高校校長会で出すとかなんとか。日本語だけでいいと言うので冬休みの宿題になりました。

ゆかり先輩は論文書いたことないので。。といってこっちに丸投げです。。

おいおい!こっちだって書いたことないよ。。

とりあえず、、冬休み中ドラフト書いて修正1月末までに出せばいいって話なので、、

あっ修学旅行っていうのあるじゃんか。

ぶお~!

って、、予備校とか、、ああそうか、でなくていい授業のときは生徒会室引きこもって執筆すればいいのか。


自転車をきーこきーここいでいると他校の女子高生が出てきた。

ブレザーに赤いネクタイ。ありゃあ、、南足柄高校通称南高の冬服、、

理香に近いショートヘアーの身長155cmぐらいのかわいい女の子、、

もとはセミロングだったのに。そっちの方が似合うのですけどね。

いつものことだけど、、おまえの家はこっち方面じゃないだろぉ~!


「やっほ~!よーすけくん!」

「げっ!出たぁ!井原!」


「ひどい!こんなかわいい子に対してっ!」

「うるさい!井原なんでいつもこんなところにいるんだよっ!」

「ここ私の通学路だけど?」

ぜったい大嘘ぶっこいている。。ありえねぇよ。

「いやいやいや!絶対ちがう!お前んち方角ちがうじゃんかあ、まさか待ち伏せ?こわいよ?通報しますよ?」

あははは、、

「そんなこと、、、ないよぉ~あははは~」

「なんか用があるんだろ?布川から聞いたよ、、南高の生徒会役員だって?

おめでとうと言っておこう。あっこの前の修学旅行のお土産のもみじまんじゅう!おいしかったよ。じゃあ俺帰るわ」

ちょいまちぃい!

がくん!

自転車の荷台を捉まれとめられた

「おい!」

「もっと話そうよぉいつものように。。で、家庭教師の件どうなったの?」

「知りません、、なんの話?」

「9月の文化祭のときに言ったじゃん!ってなんどめだぁ~」

 はて、、そんなこといったかなぁ?

なんだっけよ?えっ、、、とおお、、あれなんだっけまじで?

あ、なんか話ごまかすんで適当なこと言ったんだっけなあ。

えっと、、

「だからぁ~以前中学で生徒会長やっていた高橋めぐみさんにお願いすれば?超優秀だよ彼女」

「いやぁあ!あの人怖い!こわいよ!いじめないでよぉ~」

なんでそんなに怖がるのかな?元剣道部主将だっけ?あ、、あれか。

「ここじゃなんだから、、とりあえず。。ウチくる?うちで話がしたいんでしょ?

もっとめんどくさい人いるけど?」

ぷるぷるぷる、、

「あたし食べられちゃうのぉ?食べないでぇ~おねがい」うるるるる~

「おい!」

かわいいよ、、理香ちゃんとはちがった感じ。。めんどくさい妹だねこのこ。。


「うれしいなぁ~」

「なに?」

「いっしょに帰れるの!」

「あーよかったねぇ~ 井原、寒いから暖かいの飲む?なにがいい?」

ほんとやさしいぃ いじわるなところあるけどさぁ

 「あ、じゃあミルクティー」

「はい!」

「あちっ!」

「ごめんね、、」

「大丈夫だよ、、やさしいねっ!手つないで!」

「やめておきます、、自転車おしているし」

「じゃあのせて!」

「断る、、井原おしり痛いでしょ?一度乗せておしり痛いっていっていたじゃんかあ!あーそれともあれかぁ?今度はそのスカートが車輪に絡まって脱げる!」

「それウケるぅ!って洋介くんってやさしいの?えっちなのっ!みかちゃん言うとおりどSなの!!」

「どれもホンモノでしょ」


 井原とばったり?会って暖かい飲み物を飲みながら意味があるようでないような普通の会話を交わしていた。いつものことなんだけど、、2日に一度ぐらいか?

 初めての女友達だからなあ、、女友達もなにも。。いきなり婚約者っていうの持った人がなにを言うか・・ですね。。まだ理香が言っているだけなんだけどもね。

でも両家公認だし、、


ひっかかっていること、、思い出した!

「あ、聞きたいことあったんだけど、いつだか恭子ちゃんさあ私の名前はいげたの

井に原っぱの原で井原ですっ!て言ったじゃんかあ、まさか無線とかやっているの?」

 やだぁ、、恭子ちゃんって。。やっと言ってくれた。。もうそんな仲なのわたしたち。。

ぽー

「もしもし?恭子ちゃん?井原さん?」

「はっ、、ああっと。。なんだっけ?」

「無線とかやっているのって。無線やる人はそういう言い方するからさ」

それかっ!

「それね、弟だよ。来年高校だけど」

「えー井原って家族おったんかぁ!」

「なんやとぉ~!」

くすっ あははは~ 洋介くんおもしろいぃ~

がちゃ!

よーすけ!玄関前でうるさいよっ!なに女子高生といちゃいちゃしているのっ!

近所迷惑だから入んなさい!

びくっ!

こわいよぉ、、

「おねーさんあたしのこと食べないで!」

はあ?

「なにいってんのぉこの娘、、面白いわね。あなたも入りなさい、、洋介に用事あるんでしょ?」

「ほんとうに食べない?」

ビクビク、、うるうるっ

「おい!いい加減にしなさい恭子ちゃん、、かわいいし、おもしろいよ!」

ようすけちゃ~ん!おかえりなさぁ~い!今日は理香ちゃんが晩ご飯作るよぉ~


「理香さんだぁ~ひさしぶりですぅ~うれしい!」

「恭子ちゃんだよねぇ~洋介ちゃんに変なことしちゃだめだからねぇ~で、恭子ちゃんは洋介ちゃんになんのご用なの?」

「家庭教師をお願いしようかとおもいましてぇ~」

「だからそれはめぐみさんに、、っていつも言っているじゃんか」


「いじめないでぇ~洋介くん、、」

涙目恭子ちゃん、、

「そんなに怖いの?」

うん

「この人は?」

「食べないでぇ!」

だ~か~らぁ~!

「洋介、このコなにを考えているの?頭大丈夫なの?」


ちょうどいい、、朱美さんに話したあの話。

ねーちゃんとめぐみさんがなにをやったか?説明開始。。 

大田からの話だからあいつかなり話を盛っているとおもうけどさ

めぐみさんとねーちゃんに問い詰められて、大島たちにいじめられているっていたじゃんか、

んで二人キレたよね?その数日後に「洋介、だまって3日間学校休めや」って言って、

剣道場に当時の女子剣道部主将に頼んで呼びつけて『教育的指導』したんだって?


、、結果、、いじめはなくなったけど、告白された大島佳美、1週間休み


首謀者、2月の神奈川方式試験うけず現在地方の私学にいるらしい、、そのほか

大島同様南足柄高にいるのだけども。。何名かおかしくなっておかしくなって中退とか。

ということを俺が中2のときにめぐみさんとやったでしょ?

告白された大島の小学校からの友達ということもあって恭子ちゃん

ねえちゃんとめぐみさんのこと怖がっているのよわかった?


う~ん。。

う~ん。。

あ~。。。

「そんなことあったかなぁあ~おねえちゃんわかんないよぉ~それはさあきっと

ふっ!若さゆえのあやまちだよっ!それに、、洋介は坊やだからさっ!」


、、おいおい、、なにを言ってるんだこの人

「真紀、、なにやってんのよ、、あなたシャアかよ!っていうかそんときもうあなた北工の副会長じゃん!」

「だっけ?にひっ!」

 こえ~ 教育的指導ということで中学校も見て見ぬふりしたし、、その大島さておき取り巻きの首謀者ってなあ。。いろいろ問題あったらしいし。


こんにちわぁ~  うんにゃ~ん! 

あっめぐみさんとちぃちゃんだ!

めぐみさん!

理香ちゃん!引っ越しっていつなの?


面倒なのがきたよっ!どうせあれだろ夕ご飯食べにきたんだろ~


たらぁ~~~あわわわわぁ~もうだめぇ~!!

「恭子ちゃんしっかりして!」だきっ!

う、、洋介ちゃん、、やさしいよぉ


「このコだあれぇ洋介ちゃん?なに女の子抱きしめているのお?お嫁さんの理香ちゃんもそこにいるのにっ!まーた洋介ちゃんの愛人候補?第一号はめぐちゃんなんだぞっ!」

はっ!

「めぐみさん速球すぎます、、愛人一号ってなによ?」

「洋介ちゃんはわたしの永遠の人だからぁ!つぎはわたしなんだからねっ!」

おい!めぐみ!

おどおど おどおど うるうる、、

「めっめぐみさん。。ぶ、、ぶたないでぇ~ごめんなさいっ!」


「洋介ちゃん、、だいじょうぶこのコ?なんか、、私に似ている、、かな?ちがうか、、

私よりかわいい??妹にしたい!」

 めぐみさん、、それわかります。。


おなじ説明をする、、


めぐちゃんネコだからわからないにゃあ~ ねぇちいちゃん! ごろごろごろ

母猫はね命がけで子猫守るんだよっ!


おい!なにぶっとぼけてんだよこの人は!


「ということで、恭子ちゃんのこと食べないし、ぶたないから安心しろよ」

「、、愛人ってなに?」

「。。。。しらない、、知っていたとしても答えたくねぇし。あ、もと書記の真理ちゃんに聞いて。」

「家しらないし、、」

「あなたの高校の近くに二宮建設ってあるだろ?その社長令嬢様だよっ!たしか3女だったかと」

まじっスか!

「それはそうと、、めぐみさん、こいつの家庭教師しませんか?ちょっとおかしいけど」

「むりっス!」

超はええなあ、、

「なして?」

「1月からアルバイトで予備校講師の助手です。洋介ちゃんがすればいいじゃん!

人に教えるというのは自分が理解できていないとだめなんだぞっ!予備校の合間でできるじゃん!」

そうだね。めぐみさんのいいたいことはよくわかる。相乗効果ってやつかな?

「ほんで、、どこの予備校?」

「ないしょでち」


つんつん、、「なあに?」

「ねぇいいの?わたしの家庭教師の話?」

「それな、まずおまえさんの苦手科目とかなに?」

「えっとねぇ、、数学と英語。。」

「進学だよね?私学文系で短大かな?」

「うん」

「あとで予備校のコマ割り見るから、、あと。。今月末から引っ越しするんだよ」

「 えっ?聞いていない!」


なっ、、え? どういうことなの?


連投中です。台風どうにか通過してくれた感じ、、10月12日22時、、です。

危ないので会社半日で普段住んでいない本宅に戻り、アンテナ撤去して戸締り用心、食糧買い出し

ハンディ無線機とポータブル電源の充電と。

買い出し行ったらカップラーメン、パン、水が売り切れって。。普段から車の中に無線運用用の食糧を積んであるのでまあいざとなったらそれ使えばいいかな?と。

普段から用意しておかないと、、と。

ということで、次回のあとがきでフリラー名を名乗りますので。

まあ、フリラーの方は知っておられる方もおられるかもしれませぬが。。

ではまた kei


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