だとうイノシシなのです!
出発してからもう何時間歩いたのかわかりません。
その間タケルお兄ちゃんはずっとぶつぶつと1人で喋っていたのです。
それでもずっと一緒にいれて嬉しいのです!
「よし、リーン。今日はあそこまで行ったら明後日には大きな街に着くからな!頑張るぞ!」
「わかった、がんばる!」
大丈夫か?抱っこするか?など言ってきたのですが丁重にお断りしたのです!もう11歳のしゅくじよに何を言っているのでしょうか?
でもそういうところも大好きなのです!
だんだんと暗くなってきたのです。今日は昨日よりもたくさん歩いたので疲れたのです。
「よし!今日はここまでだな。…周りも特に大丈夫そうだな!リーン、俺は食料取ってくからテントの準備頼んでいいか?」
「がってん。」
おまかせなのです!テントの準備はもう手慣れたものなのです!
タケルお兄ちゃんは森に消えていったのです。
全部終わっちゃいました。タケルお兄ちゃんを迎えに行くのです!
プギーー!!!
タケルお兄ちゃんがイノシシと戦っているのです!
「流石に村の周りにいる奴より頑丈だな!…おっ!リーンか、危ないからなられてみてろよ!」
さすがタケルお兄ちゃんなのです。こんなに離れていてもわかるなんて。
だとうイノシシ頑張るのです!!
「アッッッパー!」
突っ込んでくるイノシシに正面からお見舞いしたのです。そして倒れたイノシシに一発いれてタケルお兄ちゃんの勝ちなのです!
さすがふらっと村を出ては動物を狩ってくるだけのことはあるのです!えへん。
イノシシを近くの川で解体してテントに戻ってきたのです。イノシシの中にたまに入っている石ころがあったのでタケルお兄ちゃんは嬉しそうなのです!
「今日は鍋にしよう!村で食べるよりちょっと臭いかもだけど我慢してくれよリーン。」
「大丈夫。」
全然臭くなくて今日のご飯も美味しかったのです!
次の日になりました!今日もタケルお兄ちゃんは平常運転なのです。さらに次の日の夕方には歩いてとうとう街まで来ることができたのです!
検査を無事済ませ街に入ることができましたのです!
「それじゃ一度いつも村に来てくれる商人さんわかるだろ?その人のところいくぞー。」
月に1〜2回ほど村に来てくれるリンクスさんのところに行くのです。
さすが大きな街なのです、背の高い建物がたくさんで商人街に行くとさらに迫力のある建物がいっぱいなのです!!
「あったな、リンクス商会!結構でかいんだな!」
中に入るといかにもな装飾が施されて商人って感じがするのです!
タケルお兄ちゃんが受付に向かって行きました、キラキラしたものに見惚れちゃだめなのです。ちゃんと後をついていくのです。
「すいません、リンクス・サンズさんいらっしゃいますか?」
「紹介状はお持ちでしょうか?」
こういう輩はよく来るのでしょうか?受付嬢さんの態度が少し冷たいのです。
「あー、やっぱりそういうの必要ですよね、よかったら村からタケルが来たって伝えてもらえると助かります!!」
グダグダなのです。
「わかりました、それでは言伝承りました。現在はどこにご宿泊でしょうか?」
確かにこんな薄汚れた人たちは外から来たと思われてもしょうがないのです。
「あー、まだ決まってないんですよ、なので決まり次第また来ますね!あ、それと魔石ってうれますか?」
「はい、可能です。ではあちらのカウンターにお並びください。」
そう言って指を向けられた方は少し列ができていたのです。仕方ないので2人で黙って並ぶことにしました。
「リーン、あのお姉さんちょっと当たりがキツくなかったか?」
「汚いから当然。」
そういうと、そりゃそうだなって納得してました。
結構待ったのです。後どれくらい待てばいいのでしょうか?ただ待つってこんなにも辛いのですね。
「よし!次は兄ちゃんたちの番だ!どんなものを持ってきたんだ!」
担当さんはツルツルスキンヘッドの、でもどこか優しげのあるおじさんなのです。
「これを頼みたいんだけどいくらくらいになる?」
タケルお兄ちゃんは小さな麻袋から何個か石ころを出したのです。
「魔猪の魔石か状態もいいな、何個ぐらい売るつもりだ?」
「うーん、不足してたりするのか?」
「あればあるほどいい感じだな多ければ少し色をつけることもできるしな!」
「それじゃ50個お願いするよ。」
そういうと、麻袋からどんどんと石ころが出てくるのです!
「うん、全部状態がいいな!それとだがあまり人前で魔道具は使わない方がいいぞ、変な奴らに目をつけられるからな。」
ちょっと待ってろな〜
そう言ってスキンヘッドのおじさんは奥の方に行ってしまったのです!
そしてしばらくして戻ってくると
「多く持ってきてくれたからな金貨10枚のところ13枚だ!この価格で良かったか?」
「それで頼むよ!ありがとう!それとこの近くにいい宿はないか?」
「宿かうちのギルドでも低価格での泊まりはできるけどちょっといいとこだと銀の箱庭ってところは防犯もしっかりしていていいぞ!」
「ありがとう!また明日来るよ!」
そういうと、先ほど紹介された宿へ向かうのです。




