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徒然なる日常の一コマ

愛され系小悪魔王子のドタバタスクールライフ

作者: モモンガもどき

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。

久しぶりに執筆するに慣らしがてら短編を書いてみましたが、少々…いやかなり今までのものと作風が違うものが出来てしまいました。。。

なので、お読みになる前にこちらの処方箋をご覧ください↓


※主人公のキャラの所以か、文の書き方がとても独特です。簡単に言えばテンションの上げ下げにふりまわされます。冷めた視線での流し読み推奨。

※またいつものごとくよく言えば個性的、変人変態なキャラが出てきます。掘り下げなかった分緩和されたのを祈りますがご注意下さい。

※絵柄を想像するとBL,GLを連想させるような描写がありますがそのような意図はございません。心穏やかにお読み下さい。

※ヤマもオチもありません。結末は!?と思われるかもしれませんがご了承下さい。

(チョロい作者なので、続編が見たいですと言う声を頂ければこっそりと連載または番外編を書くかもしれません。その場合、いろんな要素がバージョンアップするかもしれない危険性を承知の上ご連絡を。)



ほんとうによろしいという方はそのままどうぞ!!

突然ですがはじめまして。

僕の名前は矢野柚月、この桜ヶ丘学園の王子様です。

えっ?自称王子様…笑?

ノンノン!僕の場合そういう痛い人ではなく、自他ともに認める学園のアイドル兼王子様なのです!!


僕の周りにはいつも可愛い女の子と一部の野郎…まぁ、とにかくたくさんの人で溢れています。

それはそう!僕が可愛すぎるからだよね〜

パッチリとした二重の薄茶の瞳、同色の色素の薄い髪、透き通る白い肌はまさに淡雪のよう!

男にしてはすこーし身長が小さいけど、他の女の子達よりちょっとだけ高い…そんな高さでその甘い笑みを浮かべてみればそれは即倒ものだよね〜

一見すれば女顔、でもそれこそが愛され小悪魔な王子様の強みであり、魅力である!

肉食系男子?俺様?ツンデレ??

ノンノン!!

今の時代は愛され甘えたなスイート男子!

そこにちょっとSが加わった小悪魔男子!!

そんなギャップと多彩な魅力にドッキドキ、

仲のいい友達から素敵な恋人までどんな役までこなせる僕こそがトレンドだよね!



しかし、そんな矢野柚月には秘密がありまーす!


ぜったーーーーいにバレちゃいけないトップシークレット…


そ、れ、は…





「いおー、つかれたー」


「ソレハソレハ、イツモオツカレサマデスオウジサマ。」


「…なぐさめてよ〜」


「……わかったから、頭で背中グリグリすんな。はげんぞ。」


「…禿げたら伊織のせいだから嫁に貰って。」


「おう、30年後にお互い結婚してなかったらな。」


「うん、よろ。」


「…それより、あの変態にはもちろん、他の奴にはバレてないんだろーな…柚月が女だって。」


「…たぶんね。」


「おい、たぶんってなんだよ。」


「…もう王子様つかれたー、やめるーーー」


そう言うと僕…いえ、もうお気づきですね?私はぐりぐりとまた隣の男の背中へと擦り寄りました。

はい、矢野柚月、実は女の子です。

なぜ男装かつ男のフリをしているのかと言うのは長いのでまた後に説明いたしますが…

え?キャラ変わってる??

…すみません、あのキャラ保つのキツいんで勘弁してください。

こっちのちょっと冷めた感じのが素です。ハイ。


そんなわた…僕の頭をしょうがねーなぁーって感じを前面に出しながらも頭をポンポンしてくれているのは、我が悪友にして、幼馴染兼親友兼相棒…天司伊織くんです。

…すっごい苗字だよねー、僕もちっちゃい頃『なにこいつ、かっけー』とか思ってました。はい。

この相棒こと伊織は同じ学園において僕が女だと知っている唯一…いや数人のうちの1人である。

こいつとは所謂ツーカー?って奴なんでお互いなんでも筒抜けです。…たぶん。


「…でも文句言いながらもまた学校行けば王子様やるんだろ?フォローも愚痴聞きもいくらでもやってやるからバレるなよ?」


そんなこと言いながら少し困ったように笑う僕の幼馴染…マジイケメンです。

いくら見た目がモブちょい上の爽やかキリッと男子でも、こりゃ惚れるぜ!

…まぁ、いおの相手は相当良い子じゃなきゃ許しませぬが。


…せぬがってなんだい自分?

………コホン。

とにかく!やんごとなき事情で僕、矢野柚月は男として生活しているのです!!







桜ヶ丘学園は東京某所に広大な面積を利用し建てられた私立の超進学校。

教育にうるさい上流階級の家の子供はもちろん、ずば抜けて才能を持つ生徒、努力でのし上がってきた秀才、様々な生徒達が集められている。

ちなみに僕の家はちょこっと他の家より裕福だったので普通に桜ヶ丘に、伊織は庶民だけど特待生枠でそれぞれ通っております。

あっ、ちなみに僕が『男の子の柚月くん』になったのは地元の中学に入学してからですね。

つまり、桜ヶ丘の高等部に来たときにはすでに"王子様"は完成しておりました。

現在僕らが在籍してる高校2年生は全部で8クラス。

成績上位者から順にA組…と割り振られている。



「柚月くん、おはよ〜!昨日家でクッキー焼いたんだけどよかったら貰ってくれない?」


「柚月くん!きゃー今日もかわいい!!よかったら髪の毛触らせて〜かわいく編み込みしてあげる!!」


「柚月くんおはよ〜、今日のお昼食堂だよね?よかったら一緒に食べない?あっ、天司くんも一緒でいいから!!」



朝、登校すると我がA組は賑やかだ。

とにかく人が僕の周りにごった返す。

わーい!僕って超人気者!!

…はい。わかっております。冷たい目で見ないで、メンタル削れる。


僕がこの学園で秘密を守るために見つけた手段は、とにかく周りに"王子様"として認められること…だった。

もっと地味な容姿なら目立たないとか、道端の雑草作戦とかできるんだがそうもいかない。

…なので、とにかく"王子様"として有名となって、彼らに僕が"そういうもの"だと認識させるのが重要なのだ。

でもこれがちょっと難しい。

何故なら、ただちやほやされて可愛がられるならそれはただの"ペット"と同じ、見た目女顔なのも余って庇護対象にしか見えないし、男装した女の子感が丸出しだ。

つまり、僕は可愛い愛され男子を演じながらも、少しずつ男らしさを出していかないといけない。

たとえば…

今、編み込みをしてくれた女の子にやってみせよう。


「終わったよ〜、もう、ほっっんと柚月くんかわいい!!」


「えへへ、ありがと〜」


髪を弄り終えた彼女が、僕の前で嬉しそうにはしゃいでいる。

僕はそれにお礼を言いながら、「でも…」と付け足しながら彼女を僕の至近距離にそっと引き寄せた。

咄嗟の力に倒れこみそうに彼女を支えながら、もう片方の手は彼女の頬へ。そして…


「今度は君が可愛く着飾ってるのを見てみたいなぁ…ねぇ、今度僕にも君の綺麗な髪、好きにさせて?」


この時、絶対に女の子の左耳側でワントーン声を落として囁きかける。

ついでに彼女と視線を合わせた瞳を少し細めながら、ちょっと意地悪く微笑めばグット。

ダメ押しに彼女の頬に添えてた手を近くにあった髪の一房に沿わせてみればもう完璧。

あとは真っ赤になって倒れそうになっている女の子を上手に支えればいいだけだ。


冷静にやればただのキザ野郎なのだが、あまり男っぽさを感じさせない僕がやるからくどくない。

まさに小悪魔男子の必殺技だ。


ちなみにこれは対女の子用。

たまに野郎でなにを勘違いしたか"男でもいい!お前ならいい!!"とかいう変態予備軍(実際は正常)が現れた時は別の対処方を行う。

そういう奴らは大抵、僕の可愛さに惹かれてきているので、それを徹底的に叩いた男らしさを出せば問題ない。

最もよく効くセリフはこれだ。


『おれさぁ、〇〇専門だから、お前が△△になってくれるっていうんなら付き合ってもいいよ?どうする?子猫ちゃん??」※可能な限りトーン下げ、ドSゲス顔。


なんで伏字かって?

それは実は僕もよくわかんない。

言ってる本人だけど、意味そんなに理解してないんだよね〜…莉緒ちゃんに教えられたまんま言ってるけど、もしかして問題発言?

なんかアバウトな訳だと、

『俺はSの立場が好きだから、お前Mになってくんない?』

ってことらしいんだけど…

伊織に聞いたら大体あってるからそれ以上調べるなって言われた。なんでだろう?

とにかく、そんな感じで僕は平和的な生活を送っています。一部除くけど。


じゃあ、話に出てきたついでに僕の友達兼協力者さんたちを紹介しよう!

まずさっき名前の出てきた莉緒ちゃんこと、松坂莉緒ちゃん。

小動物系、めっちゃかわいい女の子で、いつも周りにお花が飛んでるような子。コロコロ変わる笑顔が魅力的な守ってあげたくなる系女子!

何故か僕が伊織と話している時の目が怖いけど…そこを除けば癒し系!


次は一ノ瀬紫桜。

クールビューティーな知的美人ちゃんだ。

面倒見のいい姉御肌な感じで、いつも僕らのことを見守ってくれてる。

…お母さんって言うと怒るけど。

一見冷たく見える涼やかな目元は笑うとフニャって柔らかくなるのを知ってるのは僕らの仲間内だけって思いたい。


最後に薬師弘明 、通称やっさん又はヤクヒロ。

日中の大半を寝て過ごす変わり者。

でもしゃべる時は結構毒舌で、人の傷をえぐることを次々とその口から発していく。

悪気はないし、実はかなり優しい奴だと知ってる。

ちなみに、この学園の理事長の甥だったりもする。



彼らとの出会いというか、秘密がバレたきっかけは単純なようで複雑。

スイッチオフ状態の僕が教室で伊織に愚図っているところを、何故か廊下から盗み見ていた莉緒ちゃんに紫桜が声をかけたことで気がついた僕たちと、その騒ぎで教室の片隅で爆睡してるように見えたやっさんが起きたのがきっかけだ。

長くてわかりづらい?ごめん。

その起き抜け…というかどうやらずっと起きてたらしいやっさんが、

『てゆーかなんで矢野は男のフリしてんの?』

と爆弾を投下したのが原い…ゲフン!理由で秘密の守る共犯者となってもらった。


これが高校1年の春の出来事。

それ以来みんな僕を助けてくれる、頼れる仲間たちなのである。

バレた当時はやばい!どうしよう!と、協力者となってくれたことにどちらかというと不安を抱えていたが、今では本当に良かったと思っている。

…というのも、僕を最大の災厄から守るためにいつも体を張ってくれているからだ。

たぶんみんながいなかったら今頃僕はストレス性心筋梗塞とかになりかねなかったよ…うん。



さぁ、そろそろ心の準備ができたところで本題に入ろうか。

"なぜ僕が王子様を演じているか"だ。

理由を簡潔に表すなら一行。

『菅原隼人に目をつけられている』

これだけだ。

でもこれじゃあなんで?となるだろうから、これから順を追って説明していこう。



僕と菅原隼人が出会ったのは8歳の時、親に連れていかれたよくわからないパーティーでのことだ。

まだ男装する前だったのでその頃は可愛らしいピンクのワンピースを着て、伊織と一緒に会場の端で座っていた。

ちなみに伊織は僕がどうしてもと無理を言って引っ張ってきたそうだ。覚えてないけど。

菅原隼人も僕の父親の会社のひいきにしてる取引先の社長の息子だったため、そのパーティーにも参加していた。

理由はわからないし、きっかけもわからない。

でも突然奴は僕と伊織の前に現れると、繋いでた僕たちの手を引き離し僕を無理やり引き寄せてこう言った。


「お前、おれの女になれ!」


と。

わけわかんないし、ムカついたのでビンタしました。そして物凄い勢いで暴言を吐きまくり、伊織に羽交い締めにされて止められた後も奴を睨みつけました。

相当ムカついていたんですね、はい。

でも当の奴はと言いますと、


「それでこそおれの女にふさわしいな。」


などとのたまい、挙げ句の果てに俺様な笑みを浮かべて去って行きました。

それからです。

奴と僕の攻防戦が始まったのは。


初めの頃は一方的な手紙と花束が定期的に送られてくるだけでした。

でもしばらくすると待ち伏せされ、よくわからないところに連れ回されるようになりました。

伊織がうまく助けてくれてなんとか逃げられることもありましたが、それもどんどん難しくなってきました。


そして、決定的な出来事が起きたのが小学校卒業した春。


キスされそうになったのです。


それだけ?と思う方もいるかもしれません。

が、考えてみてください。小学生です。しかも相手は好きどころかとことん嫌いに傾いた相手。

気持ち悪いどころの騒ぎじゃありません。


「なんだよ。どうせ俺の嫁になるんだ。いいだろ?」


とお決まりのように僕にビンタされた奴に対し、僕は言いました。


「あんたとなんか結婚しない!」


と、しかしそれをどう勘違いしたのかあの野郎は、それを結婚しない=結婚できない理由があると思い込みました。


「なんでだよ!?俺と結婚できない理由って!!言ってみろよ!!」


そんな奴の言葉に僕はこの時あることを思ったのです。

…もしかしたら、コイツ。結婚できなければ諦めるのではないか?


「…だって、男だもん。」



ここからです。僕の"男の子ライフ"が始まったのは。

要は言ってしまった嘘のカモフラージュです。はい。




「柚月!いるよなぁー!!」


そんなことを改装してたらやってきました。

僕の災厄こと、菅原隼人が。

なぜここにいるかって?

奴はこの学園の1学年下にいるのですよ。

奴は僕が男だと言ったにも関わらず、こうして執念深く追ってきたわけです。

いわく、男でもいい嫁に来い!と…

頭が痛いです。胃がキリキリします。

しかし、災厄の悪魔はそんなこともおかまいなしに僕のところにやってきます。

…ほぼ毎日。


「…聞きたくないけど何の用、菅原?」


「おう!俺の嫁に来い柚月!あと苗字じゃなくて隼人って呼べって言ってるだろう?」


そう言って憎たらしい笑顔で笑う奴に対して、僕の顔は無表情。いつもの可愛い、愛され男子の見る影は微塵も残っていない。

…そんなのやった日には抱きつかれる。


「…僕は女の子が好きだし、お前と結婚できないし、する気もないよ?」


「相変わらずつれねーな!でもそんなツンデレな柚月は俺は好きだぜ?」


そう言って奴が高圧的に笑えば、周りから黄色い歓声が聞こえた。

この男、見目だけはモデル級に整っているのだ。

年下と思えないほどの男の色気というか…僕とは別のジャンルで人気を確立している。

あー、ムカつく。


「ちょっと、柚月は私の彼氏だって言ってるでしょ?ちょっかい出さないで。」


ムッとした表情の僕をそう言って抱き寄せたのは紫桜だ。

話からお察しの通り、紫桜には僕の恋人のフリをしてもらってる。

身長的には莉緒ちゃんの方が釣り合いが取れるんだが、なんせ莉緒ちゃんは僕が演技で顔を近づけただけで鼻血をだして倒れてしまう初心な子だ。

それに身長はそんなに変わらなくても、紫桜と僕とだと甘えたな彼と姉さんな彼女でいい組み合わせに見える。

なにより、紫桜にぎゅっと抱き寄せられる柔らかい感触が実は気に入ってたり…


「フン。お前みたいな女より、俺の方がよっぽど柚月を幸せにできるね!」


おいおい、何言ってんだこの変態?

その根拠のない自信はどこから来てんだよ?

いつもの如くちょっとムカついたので意地悪してやろう。


「そんな風に言わないでくれない?紫桜は僕にとって大事な子なんだから。」


僕は奴にそういうと、それ見よがしに紫桜頬は触れ、そっと額へとキスをした。

紫桜は一瞬キョトンっとしてたが、すぐに少し嬉しそうにクスリとわらった。

あと後ろでガタンッて音したってことはたぶん今ので莉緒ちゃんが倒れたな。

悔しそうな顔してんじゃないよバーカ。

勝ち誇ったように菅原を見れば、奴はわなわなと怒りで震えている。

あっ、ヤバイかも。


「てめ!ずりーぞ!!柚月から離れろ!!」


予想的中。

菅原は紫桜と抱き合っている僕の腕を思いっきり引っ張った。

割って入られて紫桜が突き飛ばされるよりはマシだけど、男の力に変えない僕はあっという間に体が奴の方へと傾く。

奴の方へと倒れこむ!

そう思ったその時、僕の腰へと力強い腕が周り、引っ張っていたはずの菅原の手がもう片方の手で止められた。


「いお…り。」


見上げれば見慣れた顔。

背後から腰を伊織の方に引き寄せられ、腕だけが菅原の方に引っ張られたなんとも格好悪い姿でその場に静止している。


「菅原、柚月の手離せ。赤くなってる。」


「またお前か…お前が離せ。そんなに締め付けたら柚月の腹が破裂する。」


「…お前が離さなきゃ破裂して死ぬかもな。」


「ぐえぇ!いお…締め付けんな…ぅ、ギブっ!!」


そんな伊織の容赦ない様子に、菅原が僕の手を離した。

助かった…今のは若干、若干だけど、折れてくれた菅原に感謝する。てか、伊織容赦ないわ、ほんと。


「いくらなんでも"大切な子"に対してその乱暴な振る舞いはどうかと思うわよ?菅原くん。」


紫桜の非難の声に、後ろからひょっこり現れた莉緒ちゃんが全力で頷いてる。てか、復活したのね。

ちょっとは反省してるのか、それとも拗ねてるだけなのか、気に入らないのか、ムッとした表情の奴の肩を誰かがポンッと叩いた。

あっ…魔王様降臨。


同じくすぐに危険を察知したであろう伊織によって僕はそのまま安全な場所へと避難させられる。


「てめぇーかぁ?俺の睡眠の邪魔をするのは?何遍おとなしくしろって言った?書記??」


「ギャーーーー!!!」


背後で断末魔の叫びが聞こえるが見てはいけない。

振り返ったら最後、魔王ことやっさんの恐ろしい粛清が目に入ってしまう。

ちなみにちょっと補足すると、菅原がやっさんに書記と呼ばれるのは生徒会で彼が書記を、やっさんが副会長をやっているからである。

それも含め、その他諸々の理由で菅原はやっさんに逆らえないらしい。

よくもまぁそれで何回も懲りないわな。



そんなこんなで僕こと、矢野柚月は騒がしい毎日を過ごしております!


一体いつになったら心安らげる日が来ることやら…


そこのキミたち、僕の心の癒しになってくれない?






お粗末様でした。


モモンガもどき

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