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無題  作者: 雨空 雪乃
3/20


"世界" "私"そして、 "あなた"

星空は、瞬きその天を覆い

月は、柔らかな光で辺りを照らす

闇は、人々を怯えさせ安心させる


夜とはつまり、希望と絶望の混沌


太陽は、その大きな存在を以って地面を照らし

雲は、その大きな存在を隠すほど広がる

雨は、木々を濡らし

風は、小さな安らぎと大きな恐怖を運ぶ


昼とはつまり、夜と同じ物


明るみの中にも闇はあり

暗がりの中にも光はある


"世界"とは

変わらず廻りつづけて


そしてまた

過ちも繰り返されるもの



"希望"とは

あなたの中にあり


そしてまた

誰の中にもある


"自分"とは

"私"ではなく


"あなた"とは

"自身"ではない


"あなた"とは

愛されるべき者であり

"希望"そのものである


そして……



"私"とは

この"世界"には不必要な存在であり

また、愛されぬべき存在である





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