私を好きな男の子は年下だけど、私が愛する男性は年上の男性!
“私を好きな男の子は年下だけど、私が愛する男性は年上の男性!”
私はバイト先で知り合った“年下の男の子と付き合っている。”
一緒に居て楽しいし、彼はいつも私を笑わせてくれる可愛い男の子。
甘え上手で、母性本能が強い私には可愛くて仕方がない弟みたいな男の子だ!
・・・でも? 正直、少し私には頼りない気もする。
男らしいというより可愛い年下の彼氏は、“結婚相手” としてはまだ考え
られないとどうしても私は想ってしまうの!
そんな時、私は頼りがいのある年上の男性と出逢ってしまった。
彼は大人で、私は彼と一緒に居る時は“甘えんぼうになるの!”
私から積極的に彼にイチャイチャしちゃうわ。
私の事を真剣に彼には考えてほしいと心から想うしね。
ただ彼と一緒に居ても、“トキメキがない。”
落ち着いている彼と一緒に居ると、凄く心が落ち着くけど恋はしていない
んだと分かってしまう。
その点、彼は? “私と一緒に居ると、何をするか分からないスリル感が
いつもあるわ! いつも私をドキドキさせてくれる年下のカレ。”
トキメキたい時は年下のカレと一緒に居るとトキメキを何時もくれるの。
ただね? 年下のカレが、私にこんな事を言ってきたから凄く困って
しまって、私は?
『“オレと真剣に結婚を前提にこれから付き合ってほしんだ!”』
『えぇ!? 急にナニ?』
『奈和ちゃんの事、オレ本気で好きになっちゃったみたいだから、
もう他の女の子とは遊ばないし、奈和ちゃんが他の女の子の事見ないで
ほしいって言うなら、俺は絶対に見ないから!』
『・・・侑斗くん、』
『だからオレと結婚しよう!』
『・・・・・・』
・・・正直、年下のカレとは? “恋人の関係なら凄く良いけど、”
結婚相手になると全く考えられないと想ってしまうの。
トキメキや胸のドキドキは、“恋をしている時にだけ感じるモノでしょ!”
奥さんになったら? トキメキやドキドキは要らないモノだと私は想うから。
【現実】はもっと大変で、家計の事もあるし家族だって増えたらと想うと、
年下のカレとは結婚は出来ない!
でも? 年上の男性からはまだ“プロポーズはされていない!”
大人の男性って? “凄く慎重だし、直ぐに結論を出さないから難しいのよね。”
だけど? 結婚相手なら最適だと思う。
結婚生活がリアルに考えられるし、“恋ごころだけじゃ結婚生活なんて出来や
しないし!”
こうなったら? “私から年上の彼にプロポーズするわよ!”
絶対にこの男性を逃したくないんだもん!
私を幸せにしてくれるのは、“年上の男性だけだと私は信じてる。”
『・・・あのさ、話したい事があるんだけど。』
『うん?』
『“私と結婚してほしいの!”』
『えぇ!? 急にどうしたの?』
『お願い! 前向きに私との結婚を考えてくれないかな?』
『・・・・・・』
『龍哉さんは、誰とも結婚したくないの?』
『そんな事ないよ、したいよ! したいけど、本当に僕でいいの?』
『勿論!』
『うん、分かった! 前向きに奈和との結婚を考えるよ。』
『ありがとう!』
『うん。』
*
・・・私は年上の男性に逆プロポーズしてから1ヶ月後!
私は無事に、“年上の男性と結婚できたわ。”
ただ年下のカレは、私が年上の男性と結婚した事が気に
喰わないみたいだったけど。
それでも私は今が一番幸せだと思うの!
なんでも許してくれる年上の男性って本当にステキ。
物わかりもいいし、大人だから年下の私にとても優しいしね。
やっぱり年上の男性と結婚できて本当に良かったわ!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。