ゴブリン退治、クエスト達成!
「ガァァァァァァァァ!ガァァ……すぅ。」
「あっ!オルガ!レオンおじさん!この子の様子が!」
「どうした!何かあったか!?」
「それがね、急に大人しくなって寝ちゃったんだ。」
オルガ達3人はリンを縛った木の側でスノウを待っていた。ナッツがリンを見張っていると、突然リンが眠ってしまったのだった。そして……着けられていた首輪にヒビが入り、パキンという音と共に粉々になった。
「おお!首輪が壊れましたな!という事は……!」
「スノウが上手くやったな!これで一件落着だ!」
オルガとレオンは二人で喜び合っている。その横でナッツはスノウを待っていた。
「スノウ、早く来ないかなー!皆待ってるよー!」
それから数分後、スノウは3人の元に帰ってきた。その手には鎖があり、捕まえて縛ってある男が地面を転がっていた。
「皆さん、お待たせしました!さっきの子はどうですか?」
「ああ、首輪は無事に外れた!これで大丈夫だろう!後は目を覚ましてから考えよう。」
「よーし!それじゃ、僕達も街の中に入ろう!今回のクエスト、無事に達成だね!」
「その話も後でしようか。取り敢えず、皆お疲れ様!」
「「お疲れ様ー!」」
そして喜びながら街に入る3人を見ながら、レオンも街に入り、門を閉めるのだった。
「ありがとうございます。皆様のおかげで、街を守る事が出来ました!本当にありがとう!」
「おじさんからそう言われると何だか照れるなー。」
「だな。少し恥ずかしい気分になる。」
「でも、皆でやり遂げたんです!ここは胸を張りましょう!」
門を閉めたあと、レオンは3人に向かって頭を下げた。一方の3人は少し照れくさそうにしているが、その顔には嬉しさも現れていた。
「後はゴブリン達の処遇についてですな……どうしたものか……。」
「それでしたら、取り敢えず明日にしませんか?それにゴブリンさんとは別に、話を聞きたい人も居ますし。」
スノウの目の先には、捕まえた男が転がっている。体を動かしてもがいているが、鎖は解けそうになかった。
「おい!俺にこんな事していいと思ってんのか!?俺を怒らせたら何をするか分からないぞ!」
「お前……捕まってる状態でよくもそんな事が言えるな。」
「それなら……今ここで仕留めます!」
「ヒィィィ!」
「スノウ、程々にな。コイツから話を聞かないといけないんだ。」
「ごめんなさい。」
オルガとスノウが会話している中、男はガタガタと震えていた。
「では、今日のところは解散としましょう!3人とも本当にお疲れ様でしたな!明日、街の役場に来て、今後についての意見を頂きたいと思いますぞ!」
「了解した。では、俺達はここで失礼するよ。今日は疲れた……。」
「僕も頑張ったから、大分疲れちゃったよー!じゃあおじさん、おやすみなさい!」
「レオンさん、明日もよろしくお願いします!それでは失礼します!」
3人は部屋に座り、ジュースを飲みながら休憩していた。スノウはオルガとナッツに傷薬を塗りながら、パンを頬張っている。
「ひとまずクエストは達成ですね。明日は忙しいですがしっかり頑張って、その後は散策でもしてみませんか?」
「それがいい。せっかく来たんだ、落ち着いたら少しはのんびりしたいもんな。」
「それよりまずは休む事だよ!明日に備えて僕はもう寝るね!おやすみなさい!」
するとナッツはすぐさまベッドにダイブし、そのまま寝てしまった。
「お疲れ様、ナッツ君!」
「お疲れ様です、ナッツさん!」
「では、私達も寝ましょう!オルガさん!」
「だな。今日一日お疲れ様、スノウ!」
そして明日に備えるべく、二人もベッドに入り、眠りにつくのだった。




