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魔弦の使徒 目指せ一流、魔族少女の冒険者ライフ!  作者: ゆん。
第三章 獣の街、ケモリアへ

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ゴブリン退治、クエスト達成!

「ガァァァァァァァァ!ガァァ……すぅ。」


「あっ!オルガ!レオンおじさん!この子の様子が!」


「どうした!何かあったか!?」


「それがね、急に大人しくなって寝ちゃったんだ。」


 オルガ達3人はリンを縛った木の側でスノウを待っていた。ナッツがリンを見張っていると、突然リンが眠ってしまったのだった。そして……着けられていた首輪にヒビが入り、パキンという音と共に粉々になった。


「おお!首輪が壊れましたな!という事は……!」


「スノウが上手くやったな!これで一件落着だ!」


 オルガとレオンは二人で喜び合っている。その横でナッツはスノウを待っていた。


「スノウ、早く来ないかなー!皆待ってるよー!」





 それから数分後、スノウは3人の元に帰ってきた。その手には鎖があり、捕まえて縛ってある男が地面を転がっていた。


「皆さん、お待たせしました!さっきの子はどうですか?」


「ああ、首輪は無事に外れた!これで大丈夫だろう!後は目を覚ましてから考えよう。」


「よーし!それじゃ、僕達も街の中に入ろう!今回のクエスト、無事に達成だね!」


「その話も後でしようか。取り敢えず、皆お疲れ様!」


「「お疲れ様ー!」」


 そして喜びながら街に入る3人を見ながら、レオンも街に入り、門を閉めるのだった。







「ありがとうございます。皆様のおかげで、街を守る事が出来ました!本当にありがとう!」


「おじさんからそう言われると何だか照れるなー。」


「だな。少し恥ずかしい気分になる。」


「でも、皆でやり遂げたんです!ここは胸を張りましょう!」


 門を閉めたあと、レオンは3人に向かって頭を下げた。一方の3人は少し照れくさそうにしているが、その顔には嬉しさも現れていた。


「後はゴブリン達の処遇についてですな……どうしたものか……。」


「それでしたら、取り敢えず明日にしませんか?それにゴブリンさんとは別に、話を聞きたい人も居ますし。」


 スノウの目の先には、捕まえた男が転がっている。体を動かしてもがいているが、鎖は解けそうになかった。


「おい!俺にこんな事していいと思ってんのか!?俺を怒らせたら何をするか分からないぞ!」


「お前……捕まってる状態でよくもそんな事が言えるな。」


「それなら……今ここで仕留めます!」


「ヒィィィ!」


「スノウ、程々にな。コイツから話を聞かないといけないんだ。」


「ごめんなさい。」


 オルガとスノウが会話している中、男はガタガタと震えていた。


「では、今日のところは解散としましょう!3人とも本当にお疲れ様でしたな!明日、街の役場に来て、今後についての意見を頂きたいと思いますぞ!」


「了解した。では、俺達はここで失礼するよ。今日は疲れた……。」


「僕も頑張ったから、大分疲れちゃったよー!じゃあおじさん、おやすみなさい!」


「レオンさん、明日もよろしくお願いします!それでは失礼します!」






 3人は部屋に座り、ジュースを飲みながら休憩していた。スノウはオルガとナッツに傷薬を塗りながら、パンを頬張っている。


「ひとまずクエストは達成ですね。明日は忙しいですがしっかり頑張って、その後は散策でもしてみませんか?」


「それがいい。せっかく来たんだ、落ち着いたら少しはのんびりしたいもんな。」


「それよりまずは休む事だよ!明日に備えて僕はもう寝るね!おやすみなさい!」


 するとナッツはすぐさまベッドにダイブし、そのまま寝てしまった。


「お疲れ様、ナッツ君!」


「お疲れ様です、ナッツさん!」


「では、私達も寝ましょう!オルガさん!」


「だな。今日一日お疲れ様、スノウ!」


 そして明日に備えるべく、二人もベッドに入り、眠りにつくのだった。

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