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魔弦の使徒 目指せ一流、魔族少女の冒険者ライフ!  作者: ゆん。
第三章 獣の街、ケモリアへ

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調査報告/ゴブリン進軍中!

「今日はお疲れ様でした!早速食べましょう!」 


「まだ食べるなよ?先にレオンに報告しないといけないのに……。」


「やった!野菜に木の実にフルーツ!森の幸がたくさんだよ!」


「あのな……だから先に今日の報告をしないと……。」


 三人は食事をしながら今日の出来事について話をしていた。


「外の設備を調べてみたが、他の見張り台や武器庫なんかも狙われてるようだ。やはり攻め入る準備と考えるのが自然だろう。」


「いえ、私は他の理由があるんだと思いますよ?だって、あれだけの大群、無理やり門を壊して入る事も出来そうですよ!わざわざ城壁を狙ってるのは、気になりますね。」


「二人とも、話ばかりしてるなら、今から僕が全部食べちゃうよ?」


「あっずるい!私も食べます!」


「駄目だって言ってるだろうが!すぐなんだから我慢しろ!」







 ◇◇◇


 3人で机の上の食事を眺めていると、そこにレオンが駆け足でやって来た。


「諸君!お待たせしましたな!」


「主役の登場だ。二人とも、もう食べていいぞ。」


「「いただきまーす!」」


 我慢していた反動か、料理に飛びつくスノウとナッツ。それを見ながら、オルガはレオンに今日の出来事を報告した。


「外の設備が攻撃されているのは知っていました。我らは奴らが攻めてくる準備と見ています。そちらの感じ方はどうですかな?」


「俺も同感だ。だが、スノウは別の意図があると踏んでいるようだ。攻める以外の、別の意図が。」


「しかし、どちらにしても被害が出ている以上、捨て置くことは出来ませぬ。奴らのリーダーを捕まえて、しっかりと調べなければ。」


「今日は攻めてこなかったが、怪しい事があれば報告させてもらう。場合によっては一緒に対処して欲しい。」


「了解です!それでは今日はドンドン食べて下され!」


「ああ!頂きます!」


 オルガは皿のパンに手を伸ばす。しかし、それ以外の料理は既に空になっていた。


「……ハァ。」


「……おかわり持ってきますが、どうですかな?」


「お願いする。流石にこれはキツイ……。」


 オルガはレオンと一緒に食事を楽しむ中、スノウとナッツの二人はスヤスヤと眠っていた。


「「zzz……。」」


「……明日も頑張るか!お休み、二人とも。」


 気合を入れ直したオルガは再び食事に手をつける。料理を楽しみながら、明日への英気を養うのだった。







 ◇◇◇


「さあ皆!俺に続けー!ケモリアに急ぐぞー!」


「「「オーー!」」」


 スノウ達が夜の食事をとっている頃、ゴブリンの大群はケモリア向かって歩いていた。目的はもちろん、スノウ達の確保である。


「お前らもう少し早く歩いてくれ!急いで三人を見つけて、討伐依頼を出さないよう説得しないと!」


「分かってるよ!そういえば、お頭は今どこにいるんだ?先に行けって言ってたから、何か準備でもしてるのかな?」


「きっと三人をもてなす準備をしてるんだろう。お頭は気配りが上手だからな。その辺りもキチンとしてるはずだ!」


 ゴブリン達が話しながら歩いていると、後ろから少女が慌てて走ってきた。


「み、皆!遅れちゃってごめんなさい!」


「お、追いついたなお頭!早くしないと朝になっちまうぞ!それで、何をしてたんだ?時間かかってたみたいだけど。」


「そ、それは……。内緒です。とにかく急ぎましょう!皆の者、ケモリアに向けて進めー!」


「「「オーー!」」」


 お頭の号令のもと、ドンドン進む集団。ケモリアまでもうすぐである。

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